応用情報技術者試験 の 10問
第1問
APT(Advanced Persistent Threats)の説明はどれか。
攻撃者はDoS攻撃及びDDoS攻撃を繰り返し組み合わせて、長期間にわたって特定組織の業務を妨害する。
攻撃者は興味本位で場当たり的に、公開されている攻撃ツールや脆ぜい弱性検査ツールを悪用した攻撃を繰り返す。
攻撃者は特定の目的をもち、特定組織を標的に複数の手法を組み合わせて気付かれないよう執拗ように攻撃を繰り返す。
攻撃者は不特定多数への感染を目的として、複数の攻撃を組み合わせたマルウェアを継続的にばらまく。
応用情報技術者試験 の 10問
第2問
8ビットD/A変換器を使って、負でない電圧を発生させる。使用するD/A変換器は、最下位の1ビットの変化で出力が10ミリV変化する。データに0を与えたときの出力は0ミリVである。データに16進表示で82を与えたときの出力は何ミリVか。
820
1,024
1,300
1,312
応用情報技術者試験 の 10問
第3問
IT投資の評価手法のうち、バランススコアカードを用いた手法を説明したものはどれか。
IT投資の効果を正味現在価値などのキャッシュフローを用いて評価することによって、他の投資案件との整合性を確保する。
IT投資をその性質やリスクの共通性によってカテゴリに分類し、カテゴリ単位での投資割合を評価することによって、経営戦略とIT投資の整合性を確保する。
財務、顧客、内部業務プロセスなど複数の視点ごとに業績評価の指標を設定し、経営戦略との適合性を評価することによって、IT投資の効果を多面的に把握する。
初期投資の価値に加えて、後続のプロジェクトにおいて選択可能な収益やリスクの期待値を、金融市場で使われるオプション価格付け理論に基づいて評価する。
応用情報技術者試験 の 10問
第4問
総合評価落札方式による調達を説明したものはどれか。
価格、提案内容などが点数化され、最高得点の提案が選ばれる。
過去の採用実績が総合的に評価され、入札を経ずに業者が選ばれる。
所定の契約限度額の枠内で最も優れた提案が、入札を経ずに選ばれる。
予定価格の制限の範囲内で最低価格の提案が選ばれる。
応用情報技術者試験 の 10問
第5問
PCが、NAPT(IPマスカレード)機能を有効にしているルータを経由してインターネットに接続されているとき、PCからインターネットに送出されるパケットのTCPとIPのヘッダのうち、ルータを経由する際に書き換えられるものはどれか。
宛先のIPアドレスと宛先のポート番号
宛先のIPアドレスと送信元のIPアドレス
送信元のポート番号と宛先のポート番号
送信元のポート番号と送信元のIPアドレス
応用情報技術者試験 の 10問
第6問
図は、製品Aの構成部品を示している。この製品Aを10個生産する場合、部品Cの手配数量は何個になるか。ここで、括弧内の数字は上位部品1個当たりの所要数量であり、部品Cの在庫は5個とする。
15
20
25
30
応用情報技術者試験 の 10問
第7問
WBS(Work Breakdown Structure)を利用する効果として、適切なものはどれか。
作業の内容や範囲が体系的に整理でき、作業の全体が把握しやすくなる。
ソフトウェア、ハードウェアなど、システムの構成要素を効率よく管理できる。
プロジェクト体制を階層的に表すことで、指揮命令系統が明確になる。
要員ごとに作業が適正に配分されているかどうかが把握できる。
応用情報技術者試験 の 10問
第8問
BTO(Build To Order)を説明したものはどれか。
顧客のニーズに対応したカスタマイズを実現するために、顧客の注文を受けてから最終製品の生産を行う。
商品企画から生産、販売までを行う製造小売業として、自社のブランド商品を消費者に直接提供する。
製造業者などが、過剰在庫、返品、特殊サイズ、傷などによって正規の価格では売れない商品を低価格で販売する。
特定の商品分野に絞り込み、豊富な品ぞろえとローコストオペレーションによって、徹底した低価格訴求を行う。
応用情報技術者試験 の 10問
第9問
A社のWebサーバは、認証局で生成したWebサーバ用のディジタル証明書を使ってSSL/TLS通信を行っている。PCがA社のWebサーバにSSL/TLSを用いてアクセスしたときにPCが行う処理のうち、サーバのディジタル証明書を入手した後に、認証局の公開鍵を利用して行うものはどれか。
暗号化通信に利用する共通鍵を生成し、認証局の公開鍵を使って暗号化する。
暗号化通信に利用する共通鍵を認証局の公開鍵を使って復号する。
ディジタル証明書の正当性を認証局の公開鍵を使って検証する。
利用者が入力して送付する秘匿データを認証局の公開鍵を使って暗号化する。
応用情報技術者試験 の 10問
第10問
CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリング方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
自動制御システムなど、リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。
タイマ機能のないシステムにおいても、簡単に実現することができる。
タイムシェアリングシステムのスケジューリングに適している。
タスクに優先順位をつけることによって、容易に実現することができる。