応用情報技術者試験 の 5問
第1問
組込み機器用のソフトウェアを開発委託する契約書に開発成果物の著作権の帰属先が記載されていない場合、委託元であるソフトウェア発注者に発生するおそれがある問題はどれか。ここで、ソフトウェアは委託先が全て自主開発するものとする。
開発成果物を、委託元で開発する別のソフトウェアに適用できなくなる。
ソースコードを公開することが義務付けられる。
ソフトウェアをバイナリ形式でしか販売できなくなる。
ハードウェアと合わせて、アルゴリズムに関する特許を取得できなくなる。
応用情報技術者試験 の 5問
第2問
SOAの説明はどれか。
会計、人事、製造、購買、在庫管理、販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって、業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
企業の業務プロセス、システム化要求などのニーズと、ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し、どれだけかい離しているかを分析する手法
業務プロセスの問題点を洗い出して、目標設定、実行、チェック、修正行動のマネジメントサイクルを適用し、継続的な改善を図る手法
利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
応用情報技術者試験 の 5問
第3問
JPCERT/CCの説明はどれか。
工業標準化法に基づいて経済産業省に設置されている審議会であり、工業標準化全般に関する調査・審議を行っている。
電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視し、暗号技術の適切な実装法・運用法を調査・検討するプロジェクトであり、総務省及び経済産業省が共同で運営する暗号技術検討会などで構成される。
特定の政府機関や企業から独立した組織であり、国内のコンピュータセキュリティインシデントに関する報告の受付、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止策の検討や助言を行っている。
内閣官房に設置され、我が国をサイバー攻撃から防衛するための司令塔機能を担う組織である。
応用情報技術者試験 の 5問
第4問
目標復旧時点(RPO)を24時間に定めているのはどれか。
業務アプリケーションをリリースするための中断時間は、24時間以内とする。
業務データの復旧は、障害発生時点から24時間以内に完了させる。
障害発生時点の24時間前の業務データの復旧を保証する。
中断したITサービスを24時間以内に復旧させる。
応用情報技術者試験 の 5問
第5問
次の条件で運転するクライアントサーバシステムにおいて、ネットワークに必要な転送速度は、最低何ビット/秒か。
[条件]
(1)トランザクション1件の平均的な処理は、CPU命令300万ステップとデータ入出力40回で構成され、ネットワークで転送されるデータは送受信それぞれ1,000バイトである。
(2)サーバでのCPU命令1ステップの平均実行時間は300ナノ秒である。
(3)データ入出力は1回平均20ミリ秒で処理されている。
(4)1バイトは8ビットとする。
(5)クライアントにおけるデータの送信開始から受信完了までに許容される時間は2.5秒である。
(6)サーバは1CPU、1コアで構成されている。
(7)待ち時間及び、その他のオーバヘッドは考慮しない。
10,000
16,000
20,000
25,000