美容師国家試験 の 20問
第1問
感染症に対する人体の抵抗力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
人は生まれながらにして、ある種の微生物に対して抵抗力がある。
皮膚及び粘膜は、微生物の侵入を拒む働きがある。
赤血球には、体内の微生物を捕えて、これを殺してしまう働きがある。
人体の栄養状態が良好であると感染症への抵抗力が高まる。
美容師国家試験 の 20問
第2問
消毒を行う際の注意事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
消毒薬使用液(希釈液)は、エタノールの場合は毎日、その他の消毒薬については2週間に1回以上取り替える。
使用後の器具は、汚れを洗浄する以前に、速やかに消毒することを心がける。
皮膚に接する器具や布片類の消毒には、消毒薬だけではなく理学的方法を用いても差し支えない。
消毒する器具の材質は、消毒法を選択する際の見極めには重要な要素でない。
美容師国家試験 の 20問
第3問
カールウェーブに関する次の文章の【 】内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「求めるウェーブ幅が3cmの場合、ループの【 a 】は2cmとなる。ループの直径はウェーブ幅の【 b 】、カールスペースはウェーブ幅の【 c 】となる。」
【a】直径 【b】1/2 【c】2/3
【a】半径 【b】2/3 【c】2/3
【a】直径 【b】2/3 【c】1/3
【a】半径 【b】1/2 【c】1/3
美容師国家試験 の 20問
第4問
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
皮膚の表面には、汗と皮脂が混じり合った弱酸性の脂肪膜(皮脂膜)がある。
皮膚における皮脂の分泌は、高齢になると次第に増加してくる。
皮膚で体温調節を積極的に行っているのは、毛細血管と汗腺である。
皮膚は、日光光線のうち紫外線の作用で赤くなり、さらに水疱、色素沈着を起こす。
美容師国家試験 の 20問
第5問
予防医学に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
早期発見は、第1次予防である。
適度な運動と休養は、第1次予防である。
早期治療は、第2次予防である。
リハビリテーションは、第3次予防である。
美容師国家試験 の 20問
第6問
インフルエンザに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
インフルエンザウイルスは、ヒト以外の動物にも感染する。
ワクチンは、接種後、直ちに効果が現れる。
ワクチンは、接種後、直ちに効果が現れる。
インフルエンザは、1週間程度で回復し、これによって死亡することはない。
美容師国家試験 の 20問
第7問
皮膚と皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
角化細胞は、表面から透明層、角質層、有棘層、顆粒層、基底層に分けられる。
色素細胞(メラノサイト)は、皮膚の角化に関与する。
真皮の線維成分は、コラーゲンというタンパク質からる膠原線維がその大部分を占める。
皮下組織には、皮脂腺によってつくられる脂肪が蓄えられている。
美容師国家試験 の 20問
第8問
ファンデーションの塗布の技法とその説明に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
ノーズシャド ━━ くまやくすみを目立たなくするため、肌より1?2段階明るい色をおく。
ハイライト ━━ 肌より明るい色の効果(膨張、前進効果)によって、より高さを強調する。
ローライト ━━ ファンデーションを固定させ崩れにくくし、肌に透明感を出す。
カバーホワイト ━━ 骨格のくぼんでいる部分や陰として強調したい部分に肌より1?2段階程度暗い色のファンデーションをおく。
美容師国家試験 の 20問
第9問
消毒薬使用液(希釈液)の調製法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
【a】0.1%逆性石けん水溶液は、10%逆性石けん製剤10mlに水990mlを加える。
【b】5%次亜塩素酸ナトリウム製剤5mlを水495mlで希釈すると、0.05%次亜塩素酸ナトリウム水溶液になる。
【c】0.05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液は、 5%グルコン酸クロルヘキシジン製剤5mlに水995mlを加える。
【d】10%両性界面活性剤製剤1mlを水499mlで希釈すると、0.1%両性界面活性剤水溶液になる。
【a】と【b】
【b】と【c】
【c】と【d】
【a】と【d】
美容師国家試験 の 20問
第10問
病原体の感染に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
不顕性感染とは、感染して発病しているが、体外に病原体を排世していない状態をいう。
持続性感染とは、感染を受けた宿主が、発病しないで長期間にわたって病原体と共存し続けている状態をいう。
日和見感染とは、通常、健康人のほとんどが感染し、一部の人が感染していない状態をいう。
病原体が人体に侵入しても発育・増殖できず、殺滅されて全部体外に排除された場合も感染という。
美容師国家試験 の 20問
第11問
次の化合物のうち、高分子化合物に該当しないものはどれか。
ケラチン
ブドウ糖
デンプン
コラーゲン
美容師国家試験 の 20問
第12問
皮膚及び皮膚付属器官に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
健常な成人の頭毛では、全体の85?90%が休止期で、 1%が生長期にあたる。
トリハダ反応は、皮下組織内にある横紋筋の収縮により生じる。
アポクリン腺は、手掌と足底に最も多く分布し、皮膚表面に直接開口している。
爪は、爪母でつくられ、生長周期がない。
美容師国家試験 の 20問
第13問
無機質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
無機質は、エネルギー源である。
ナトリウムは、無機質である。
動物に全く無機質を含まない食物を与え続けても生きていられる。
無機質とミネラルは、異なる栄養素である。
美容師国家試験 の 20問
第14問
殺菌灯から照射される紫外線に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
目や皮膚に直接照射しても害はない。
透明な油膜でも遮蔽される。
波長は320mm前後である。
芽胞やウイルスには効果がない。
美容師国家試験 の 20問
第15問
次の内臓器官のうち、内分泌器官はどれか。
食道
膀胱
尿道
副腎
美容師国家試験 の 20問
第16問
カット技法に関する次の説明に該当する技法はどれか。
「腕の反復運動により、 1回ごとにシザーズを開閉させながら動かして毛髪を削り取るカット技法で、毛髪がテーパーされ、先細りの形になり、毛先に軽さや方向性が生み出されると同時に、毛量の調節が行われる。」
ストロークカット
セニングカット
ポインティングカット
スライシングカット
美容師国家試験 の 20問
第17問
皮膚及び皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
皮膚で体温調節を積極的に行っているものは、毛細血管と汗腺である。
皮脂は、皮下組織にある脂肪細胞でつくられ、皮膚の表面に分泌される。
経皮吸収には、表皮経路と皮膚付属器官経路の2つの経路がある。
パッチテストは、接触皮膚炎(カブレ)の原因を見いだす最も実用的で確かな方法である。
美容師国家試験 の 20問
第18問
殺菌灯から照射される紫外線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
目や皮膚に直接照射すると害がある。
波長は320nm前後である。
芽胞やウイルスにも効果がある。
透明なガラスでも透過しない。
美容師国家試験 の 20問
第19問
美容師法の目的に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
【a】美容技術を開発する。
【b】美容業務が適正に行われるよう規律する。
【c】美容師の資格を定める。
【d】美容業の振興を図る。
【a】と【b】
【b】と【c】
【c】と【d】
【a】と【d】
美容師国家試験 の 20問
第20問
ヘアカラーの毛髪のレベルとアンダートーンに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
人の毛髪のメラニン色素には、黄褐色と緑褐色の2種類がある。
アンダートーンとは、毛髪がもつ下地の色みのことをいう。
毛髪は、メラニン色素の含有量が多いと明るくなる。
日本人の毛髪のナチュラルレベルは、7前後が多い。