介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
Gさん(24歳、男性)は、父親と同居している。半年前に統合失調症 (schizophrenia)を発症し、3か月精神科病院に入院した。現在は仕事を休み、服薬を続けながら、ホームヘルプサービスを利用し、自宅療養中である。日中はほとんど働くことができず、一日中寝ていることもある。父親はGさんに「どうして仕事ができないのか」、「薬に頼ってばかりではいけない」と言い、Gさんは父親に言われるたびに落ち込んでいる。父親に対する介護職の支援として、適切なものを1つ選びなさい。
以前のように仕事ができると信じていることを、Gさんに伝えるように勧める。
薬の管理を父親が行うように勧める。
家族心理教育プログラムへの参加を勧める。
Gさんを誘って気晴らしに旅行するなどの娯楽を勧める。
規則正しい生活をするように、Gさんを励ますことを勧める。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
せん妄(delirium)の危険因子として、正しいものを1つ選びなさい。
睡眠過多
ビタミンC欠乏
多血症(polycythemia)
高熱
喫煙
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
介護計画の立案に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
今までの生活習慣は考慮しない。
実施方法は抽象的に表現する。
介護職の意向を優先する。
利用者と家族の意向を反映する。
計画の見直しの時期は決めない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
廃用症候群(disuse syndrome)として、正しいものを1つ選びなさい。
筋肥大
高血圧
頻脈
褥瘡
躁病(mania)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
内閣府が2011年度(平成23年度)に実施した、「高齢者の経済生活に関する意識調査」における「世話の費用」に関する回答の中で、最も多かったものを1つ選びなさい。
資産の売却(担保を含む)等でまかなうことになると思う
子どもからの経済的な援助を受けることになると思う
特に用意しなくても年金等の収入でまかなうことができると思う。
その場合に必要なだけの貯蓄は用意していると思う
貯蓄だけでは足りないが、自宅などの不動産を担保にお金を借りてまかなうことになると思う
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
関節リウマチ(rheumatoid arthritis)の人の関節保護の方法として、適切なものを1つ選びなさい。
コップは片手で持つ。
荷物は指先で持つ。
ドアの取っ手は丸いものを使う。
便器に補高便座をのせる。
就寝時には高い枕を使う。
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第7問
訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて、いつものようにEさん (80歳、男性)に「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが「どうしてそんなことをやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。
この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。
声が外に漏れないように工夫する必要がある。
大声をあげる背景を確認する必要がある。
決められたことなのでやってもらう必要がある。
家族から励ましてもらう必要がある。
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第8問
Aさん(83歳、男性)は介護予防通所介護(デイサービス)を利用し始めた。重度の加齢性難聴(presbycusis)がある。これまで補聴器を使った経験はない。コミュニケーション意欲は高く、介護福祉職とやり取りすることを好む。認知症(dementia)はない。介護福祉職がAさんと日常のやり取りを始めるときの、コミュニケーション方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Aさんはイラストを多用したコミュニケーションノートを使う。
Aさんは挿耳型補聴器を一日じゅう使う。
Aさんも介護福祉職も五十音表の文字盤を使う。
Aさんは話し、介護福祉職は筆談と併せて発語も行う。
Aさんは携帯用会話補助装置を使い、介護福祉職は話す。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
レスパイトケア(respite care)の目的として、適切なものを1つ選びなさい。
利用者の身体的安静を確保すること。
介護を担う家族に休養を提供すること。
介護職に休息を提供すること。
利用者のリハビリテーションの機会を確保すること。
介護を担う家族の経済的負担を軽くすること。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
Gさん(75歳、男性)は、妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で、妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には、いつも近くのUコミュニティセンターで、仲間達と囲碁や将棋をしていた。
そんなGさんが、半年前から Uコミュニティセンターに行かない日が多くなり、家の中をうろうろしたり、妻に買い物に行く時間を何度も確認し、車の鍵を探し回ることが多くなった。2か月ほど前、買い物の後で家に帰る道が分からなくなり、同じ道を行ったり来たりしているので、妻が、「次の路地に入ってください」と言うと、「分かっとる」と大声をだした。家に到着すると「今年は免許更新の年だ」と言った。心配した妻が、かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され、その後、要介護1と認定された。現在、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し、妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。
妻は、Gさんのことが心配でなかなか自宅を空けることができない。妻が自宅から気軽に相談できる機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者生活福祉センター
地域活動支援センター
市町村保健センター
認知症コールセンター
認知症介護研究・研修センター