介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
認知症(dementia)による実行機能障害に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
いつもと違うことがあると混乱して自然な行動ができない。
計画を立てて段取りをすることができない。
交通機関の自動改札機をスムーズに通れない。
2つ以上のことが重なるとうまく処理できない。
新しいことや大切なことが覚えられない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
認知症疾患医療センターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症患者が入院できる精神科病院のことである。
認知症専門医と作業療法士の配置が義務づけられている。
認知症(dementia)の人の要介護認定を行う。
認知症(dementia)の人の成年後見人を選ぶ。
地域の認知症医療の連携を強化する役割をもつ。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
国家が国民に保障する最低限度の生活水準を表すよう用語として、正しいものを1つ選びなさい。
リハビリテーション
エンパワメントアプローチ(empowerment approach)
ナショナルミニマム(national minimum)
ソーシャルインクルージョン(social inclusion)
ウェルビーイング(well-being)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Dさん(42歳、男性)は、営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中、交通事故に遭った。脊髄を損傷し、対麻痺の状態になり、車いすで移動する生活になった。Dさんに関する次の記述のうち、ICF(International Classification of Functioning ,Disability and Health : 国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして、適切なものを1つ選びなさい。
移動に車いすを使う生活になり、退職することになった。
上肢は自由に動かせる状態であり、車いすで移動できるようになった。
玄関の周りをバリアフリーにすることで、一人で外出できるようになった。
サイクリングの楽しさを忘れられず、車いすマラソンに取り組む準備を始めた。
脊髄損傷のために、排尿コントロールが困難になった。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
Lさん(80歳)は、妻(75歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、左片麻痺が残った。時間をかければ、着脱や洗面など、身の回りのことができる。現在、要介護1で、週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は、70歳ころから軽い心不全(heart failure)がくり返し起きるため、屋内での生活が中心となっている。Lさんは、自分でできることは自分でやりたいと思っているが、妻は夫の世話は自分の役割と思って、Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。Lさんはお風呂が好きで、脳梗塞(cerebral infarction)を起こす前は、毎日、湯船につかっていた。しかし、自宅の浴槽の縁が浴室の床から遠く、妻の介助では、湯船につかることができないために、退院後はシャワーを使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。
妻は、訪問介護員(ホームヘルパー)に「おとといの朝、夫が咳をしていたので病院に行き診察を受けましたが、医師から、熱もないし検査結果も心配はないと言われました。念のためベッドに寝かせていますが、自分で寝返りはしています」と話した。臥床を続けた場合に、最初に現れると予測される身体の状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
嚥下障害
寝たきり状態
筋力低下
心不全(heart failure)
褥瘡
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
身体障害の種類とその状態の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
聴覚障害 ――― 嚥下障害
肢体不自由 ――― 構音障害
平衡機能障害 ――― 意識障害
内部障害 ――― 呼吸器機能障害
視覚障害 ――― 半側空間無視
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
介護計画の立案に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
今までの生活習慣は考慮しない。
実施方法は抽象的に表現する。
介護職の意向を優先する。
利用者と家族の意向を反映する。
計画の見直しの時期は決めない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
イギリスの心理学者キットウッド(Kitwood,T.)が提唱した、「パーソン・センタード・ケア(person-centred care)」の考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の人の行動・心理症状(BPSD)を無くすること
認知症(dementia)の人を特別な存在として保護すること
認知症(dementia)の人のケアマニュアル(care manual)をつくること
認知症(dementia)の人の「その人らしさ」を支えること
認知症(dementia)という病気を治療すること
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
行動・心理症状(BPSD)のある認知症(dementia)の人への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「何もやる気がしない」に対して、励ます。
「失敗しそうで怖い」に対して、かかわりを少なくする。
「財布を盗まれた」に対して、利用者と話し合う。
「亡くなった人が立っている」に対して、受容する。
「夫が呼んでいるので家に帰りたい」に対して、帰らないように指示する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
権利擁護に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
法定後見開始の申立てができるのは、利用者本人とその配偶者に限られている。
任意後見制度では、利用者本人による任意後見人の選定を認めている。
日常生活自立支援事業の対象者は、認知症高齢者で判断能力が不十分な者に限られている。
日常生活自立支援事業では、公共料金の支払いの支援は対象から除かれている。
映像や音声の情報は、医療・介護関係事業者の個人情報保護の対象ではない。