社会福祉士 国家試験 の 5門
第1問
次の事例を読んで、次の記述のうち、Aさんの行為で最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさん(90歳、男性)は、数年前に成年後見開始審判を受け、Bさんの甥であるCさんがBさんの成年後見人に就任している。Cさんは、親身になってBさんの面倒を見ているものと思われていたが、Bさんの妹であるAさんがBさんから預金通帳を見せてもらったところ、2か月間にBさんの預金から600万円ものお金が払い戻されており、Bさんはそれについて全く知らないとのことである。
地方裁判所に対して財産保全の申立てをする。
最寄りの警察に告発する。
後見監督の行使を求めて、家庭裁判所へ相談する。
Bさんの通帳から残りの預金を引き出して保全する。
銀行に対して責任を追及する。
社会福祉士 国家試験 の 5門
第2問
ストレスとストレス対処法(コーピング)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
ある友人との人間関係が悪化して悩んでいたが、機会をとらえ、仲直りし、悩みが解消した。これは問題焦点型コーピングである。
音楽の発表会であがりそうになったが、課題曲を思い浮かべ演奏のリハーサルをしていたら気分が楽になった。これは情動焦点型コーピングである。
試験前に緊張したが、深呼吸をして、試験が終わった後の楽しい旅行のことを思い浮かべたら落ち着いてきた。これは問題焦点型コーピングである。
仕事量が多く心身の調子が悪くなったので、上司に相談し仕事量を軽減したら回復した。これは情動焦点型コーピングである。
仕事で小さいミスをして気分が落ち込んでいたので、ある友人とカラオケに行ったら元気が出てきた。これは問題焦点型コーピングである。
社会福祉士 国家試験 の 5門
第3問
老人福祉法に規定される養護老人ホームについての次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
入所の要件は、要介護状態もしくは要支援状態であることとされている。
都道府県、市町村、社会福祉法人のほか、医療法人や民間営利法人も設置できる。
入所者の心身の状況等に応じて、社会復帰の促進及び自立のために必要な指導や訓練、その他の援助を行うこととされている。
入所者の居室1室当たりの定員は2人と定められている。
入所に当たっては、居住地の市町村と利用契約を締結する必要がある。
社会福祉士 国家試験 の 5門
第4問
国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
機能障害とは、個人が何らかの生活・人生場面にかかわるときに経験する難しさのことである。
参加とは、生活・人生場面へのかかわりのことである。
生活機能と障害の構成要素は、環境因子と個人因子である。
背景因子の構成要素は、心身機能と身体構造、活動と参加である。
ICFは、病気やその他の健康状態を病因論的な枠組みに立って分類したものである。
社会福祉士 国家試験 の 5門
第5問
近親者を亡くした人たちのグループを支援する社会福祉士が、グループを相互援助システムとなるように支援するための働きかけに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
メンバーが最終的に、「大切な人を失った私たちは、みんな同じ痛みを抱えている」という波長合わせができるように援助していく。
メンバーが最終的に、自分たちが直面している喪失と悲嘆の問題について、同じ痛みを抱きつつも、それぞれに事情が異なり、抱く感情も異なるという意識がもてるように援助していく。
メンバーが最終的に、それぞれが抱えている「あのとき、どうしていればよかったのか。何ができたのだろうか」という過去の行動に焦点を当てて、メンバー間の人間関係を深めていけるように援助していく。
メンバーが最終的に、グループワークの中で生まれてきた役割やリーダーシップ、フォロワーシップを大切にし、最初に現れたリーダーを核にしたグループになるように援助していく。