クレーン・デリック運転士試験(ク) の 10門
第1問
クレーンのトロリ又は作動装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に主巻の巻上げ速度は、補巻より遅い。
クラブとは、わく組上に巻上装置と走行装置を備え、2本のレール上を自走するトロリをいう。
ジブクレーンの起伏装置には、減速比を大きくするため、ウォームギヤによる減速装置が用いられることがある。
旋回装置は、ジブクレーンのジブなどを中心軸の周りに回転させる装置である。
ロープトロリは、つり具をつり下げた台車を、ガーダ上などに設置した巻上装置や横行装置によりロープを介して操作する構造のトロリである。
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第2問
物体の質量又は比重に関し、次のうち誤っているものはどれか。
物体の質量と、その物体と同じ体積の4℃の純水の質量との比をその物体の比重という。
全体が均質な球体で、比重が1より大きい物体は水に沈む。
アルミニウムの丸棒が、その長さは同じで、直径が3倍になると、質量は9倍になる。
物体の質量をW、その体積をVとすれば、物体の単位体積当たりの質量dは、d=W/Vで求められる。
鋳鉄1m
3
の質量は、およそ2.7tである。
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第3問
電気に関し、次のうち誤っているものはどれか。
直流はDC、交流はACと表される。
直流は、電流及び電圧の方向が時間の経過に関係なく一定である。
工場の動力用電源には、一般に200V級又は400V級の三相交流が使用されている。
発電所から変電所までは、特別高圧で送電されている。
電力として配電される交流は、家庭用と工場の動力用では電圧及び周波数が異なる。
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第4問
電気に関し、次のうち誤っているものはどれか。
交流は、シリコン整流器を使って直流を整流しても得られる。
電動機は、電気エネルギーを機械力に変換する機能を持っている。
家庭の電灯や電化製品には、単相交流が使用されている。
発電所から変電所までは、特別高圧で送電されている。
電力会社から供給される交流電力の周波数は、おおむね東日本では50Hz、西日本では60Hzである。
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第5問
電気の導体、絶縁体に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ゴムは、電気の導体である。
アルミニウムは、電気の導体である。
空気は、電気の絶縁体である。
絶縁体の絶縁抵抗は、メガーを用いて測定する。
絶縁体は、表面がカーボンや胴の粉末などのような導電性の物で汚損すると、絶縁劣化する。
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第6問
クレーンの安全装置等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
同一ランウェイ上に2台のクレーンが設置されている場合の衝突防止装置には、リミットスイッチ式、光式又は超音波式のものがある。
直働式の巻過防止装置には、重錘形リミットスイすいッチやレバー形リミットスイッチによるものがある。
過負荷防止装置は、つり上げる荷の質量が定格荷重を超えた場合に直ちにその作動を停止したり、定格荷重を超える前に警報を発する装置である。
走行レールの車輪止めの高さは、走行車輪の直径の1/3以上とする。
スパンの長い橋形クレーンで走行装置が左右別々に設けてあるものには、両側の速度をそろえるため斜行防止装置を取り付けているものがある。
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第7問
クレーンの電動機の付属機器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。
カム形制御器は、カム周辺に固定されたスイッチにより電磁接触器の操作回路を開閉する間接制御器である。
抵抗器は、運転中に350℃程度まで温度が上昇することがあるので、その近くに可燃物を置かない。
無線操作用の制御器には、切り換え開閉器により、機上運転に切り換えることができる機能をもつものがある。
ヒューズは、過電流が流れたときに電気機器を保護するために使用されるもので、針金などで代用してはならない。
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第8問
感電災害及びその防止に関し、次のうち誤っているものはどれか。
100V以下の低圧であっても、感電によって人体を流れる電流が大きいと死亡することがある。
電気機器の点検、修理等の場合は、電源スイッチを切り、スイッチ箱の施錠や通電禁止などの標示を行う。
電気火傷は、皮膚の深部まで損害が及ぶことはないが、皮膚表面の障害が極めて大きい。
電気機器の外被から導線を用いて大地につなぐことを接地という。
感電した者への救急処置は、電源スイッチを切り、その者を感電箇所から引き離してから行う。
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第9問
物体の重心又は安定に関し、次のうち誤っているものはどれか。
物体を1本のひもでつったとき、重心はつった点を通る鉛直線上にある。
物体の重心は、ただ一つの点である。
水平面上に置いた直方体の物体を手で傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、手を離すとその物体は元の位置に戻る。
直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性(すわり)は悪くなる。
直方体の物体の置き方を変える場合、物体の底面積が小さくなるほど安定性(すわり)は悪くなる。
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第10問
次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。「荷を巻下げしているときに急制動したり、玉掛け用ワイヤロープが[ A ]状態から全速で荷を巻上げしたりすると、玉掛け用ワイヤロープに、つり荷による荷重よりはるかに大きな荷重が作用することがある。このような荷重を[ B ]という。」
A=緩んでいる B=せん断荷重
A=緩んでいる B=衝撃荷重
A=緊張した B=切断荷重
A=緊張した B=引張荷重
A=緊張した B=曲げ荷重