潜水士 の 10問
第1問
ヘルメット式潜水による潜水作業者に空気圧縮機を用いて送気し、最高深度30mまで潜水させる場合に、最小限必要な予備空気槽の内容積V(L)に最も近いものは、法令上、次のうちどれか。
ただし、イ又はロのうち適切な式を用いて算定すること。
なお、Dは最高の潜水深度(m)であり、Pは予備空気槽内の空気圧力で0.7Mpa(ゲージ圧力)とする。
イ V=40(0.03D+0.4)/P
ロ V=60(0.03D+0.4)/P
65L
75L
92L
98L
112L
潜水士 の 10問
第2問
ヘルメット式潜水器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ヘルメットの側面窓には、金属製格子等が取り付けられて窓ガラスを保護している。
ドレーンコックは、潜水作業者が送気中の水分や油分をヘルメットの外へ排出するときに使用する。
ヘルメットは、頭部本体とシコロで構成され、シコロのボルトを蝶ゴムのボルト孔に通し、上から押え金を当て蝶ねじで締め付けて潜水服に固定する。
腰バルブは、潜水作業者自身が送気ホースからヘルメットに入る空気量の調整を行うときに使用する。
排気弁は、これを操作して潜水服内の余剰空気を排出したり、潜水作業者の呼気を排出する。
潜水士 の 10問
第3問
下図はヒトの神経系を表した模式図であるが、ヒトの神経系に関する次の文の【 】内に入れる【A】から【D】の語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
ヒトの神経系は、【 A 】神経系と【 B 】神経系から成る。
【 A 】神経系は、脳と脊髄から成る。
【 B 】神経系は、【 C 】神経と【 D 】神経から成る。
【 C 】神経は、下図のアとイから成る。
【 D 】神経は、下図のウとエから成る。
【A】中枢 【B】運動 【C】体性 【D】感覚
【A】末梢 【B】運動 【C】自律 【D】体性
【A】末梢 【B】中枢 【C】体性 【D】感覚
【A】中枢 【B】末梢 【C】自律 【D】体性
【A】中枢 【B】末梢 【C】体性 【D】自律
潜水士 の 10問
第4問
潜水業務に使用する器具に関し、次のうち誤っているものはどれか。
BCは、これに備えられた液化炭酸ガスボンベから入れるガスにより10kg~20kgの浮力が得られる。
ドライスーツは、防水性能を高めるため、首部・手首部が伸縮性に富んだゴム材で作られ、また、ブーツが一体となっている。
スクーバ式潜水用ドライスーツには、ファーストステージレギュレーターから空気を入れることができる給気弁及びドライスーツ内の余剰空気を逃がす排気弁が取り付けられている。
足ヒレ(フィン)には、ブーツをはめ込むフルフィットタイプと、爪先だけを差し込み踵をストラップかかとで固定するオープンヒルタイプとがある。
ヘルメット式潜水で使用する鉛錘(ウエイト)の重さは、一組約30㎏である。
潜水士 の 10問
第5問
潜水墜落又は吹き上げに関し、次のうち誤っているものはどれか。
潜水墜落は、潜水服内部の圧力と水圧の平衡が崩れ、内部の圧力が水圧より低くなったときに起こる。
ヘルメット式潜水における潜水墜落の原因の一つに潜水作業者への過剰な送気がある。
吹き上げは、潜水服内部の圧力と水圧の平衡が崩れ、内部の圧力が水圧より高くなったときに起こる。
吹き上げは、ヘルメット式潜水のほか、ドライスーツを使用する潜水においても起こる可能性がある。
吹き上げ時の対応を誤ると潜水墜落を起こすことがある。
潜水士 の 10問
第6問
次の設備・器具のうち、法令上、厚生労働大臣が定める構造規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならないものはどれか。
潜水業務に用いる空気清浄装置
潜水業務に用いる流量計
潜水業務に用いる送気管
潜水器
潜水服
潜水士 の 10問
第7問
再圧室に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
水深10m以上の場所における潜水業務を行うときは、再圧室を設置し、又は利用できるような措置を講じなければならない。
再圧室を使用するときは、再圧室の操作を行う者に、加圧及び減圧の状態その他異常の有無について常時監視させなければならない。
再圧室は、出入に必要な場合を除き、主室と副室の間の扉を閉じ、かつ、それぞれの内部の圧力を等しく保たなければならない。
再圧室の使用状況について、1か月以内ごとに1回、使用した日時及び加圧減圧の状況を記録しておかなければならない。
必要のある者以外の者が再圧室を設置した場所及び再圧室を操作する場所に立ち入ることを禁止し、その旨を見やすい箇所に表示しておかなければならない。
潜水士 の 10問
第8問
一次救命処置に関し、次のうち正しいものはどれか。
気道を確保するためには、仰向けにした傷病者のそばにしゃがみ、後頭部を軽く上げ、顎を下方に押さえる。
胸骨圧迫を行うときは、傷病者を柔らかいふとんの上に寝かせて行う。
胸骨圧迫と人工呼吸を行う場合は、胸骨圧迫10回に人工呼吸1回を繰り返す。
胸骨圧迫は、胸が少なくとも5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に少なくとも100回のテンポで行う。
AED(自動体外式除細動器)を用いて救命処置を行う場合には、胸骨圧迫や人工呼吸は、一切行う必要がない。
潜水士 の 10問
第9問
スクーバ式潜水器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
空気専用ボンベは、表面積の1/2以下がねずみ色で塗装されている。
ボンベ内の空気残量を把握するため取り付ける残圧計には、ボンベの高圧空気が送られる。
圧力調整器は、高圧空気を1Mpa(ゲージ圧力)前後に減圧する第1弾減圧部と、更に潜水深度の圧力まで減圧する第2段減圧部から構成される。
ボンベは、終業後十分に水洗いを行い、錆の発生の有無やキズ、破損などがないかを確認し、内部に空気を残さないようにして保管する。
リザーブバルブ機構は、ボンベ内の圧力が所定の値にまで下がると、いったん空気の供給を止める機能をもつ。
潜水士 の 10問
第10問
特殊な環境下における潜水に関し、次のうち誤っているものはどれか。
暗渠潜水は、機動性に優れているスクーバ式潜水により行われる事が多いが、非常に危険であるので、緊急時の呼吸ガス設備や救援にあたる潜水者の配置等、考え得る最高の安全管理体制で臨む必要がある。
冷水中では、ウエットスーツよりドライスーツの方が体熱の損傷が少ない。
河口付近の水域は、一般に視界が悪いが、降雨後は潜水に適している。
冷水域での全面マスク式潜水では、呼吸器のデマンドバルブ部分が凍結することがあるので、凍結防止対策が施された潜水器を使用する。
山岳部のダムなどの高所域での潜水では、通常の海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる。