潜水士 の 10問
第1問
体積500Lで質量が350gの木片が下図のように水面に浮いている。この木片の水面下にある部分の体積は何Lか。
300L
325L
350L
375L
400L
潜水士 の 10問
第2問
減圧症に関し、次のうち誤っているものはどれか。
減圧症の発症は、通常、浮上後24時間以内であるが、長時間の潜水や飽和潜水では24時間以上経過した後でも発症することがある。
減圧症は、関節の痛みなどを呈する比較的軽症な減圧症と、脳・脊髄や肺が冒される比較的重症な減圧症とに大別される。
減圧症は、規定の減圧表から大きく逸脱した減圧をした場合に発症するものであり、減圧表どおりの減圧をした場合に発症することはない。
減圧症は、高齢者や最近外傷を受けた人の場合、また、脱水症状のときなどに罹患しやすい。
作業量の多い重筋作業の潜水では減圧症に罹患しやすい。
潜水士 の 10問
第3問
スクーバ式潜水における潜降の方法等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
船の舷から水面までの高さが1.5mを超えるときは、船の甲板等から足を先にして水中に飛び込まない。
潜行の際は、口にくわえたレギュレーターのマウスピースに空気を吹き込み、セカンドステージの低圧室とマウスピース内の水を押し出してから、呼吸を開始する。
潜降時、耳に圧迫感を感じたときは、2~3秒その水深に止まって耳抜きをする。
マスクの中に水が入っていたときは、深く息を吸い込んでマスクの下端を顔に押し付け、鼻から強く息を吹き出してマスクの上端から水を排出する。
潜水中の遊泳は、一般に両腕を伸ばして体側につけて行うが、視界のきかないときは腕を前方に伸ばして遊泳する。
潜水士 の 10問
第4問
潜水業務における二酸化炭素中毒又は酸素中毒に関し、次のうち正しいものはどれか。
二酸化炭素中毒は、二酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと強く結合し、酸素の運搬ができなくなるために起こる。
スクーバ式潜水では、開放回路型潜水器を用いるため、二酸化炭素中毒は生じないが、ヘルメット式潜水では、ヘルメット内に吐き出した呼気により二酸化炭素濃度が高くなって中毒を起こす。
酸素中毒は、酸素分圧の高いガスの吸入によって生じる症状で、呼吸ガス中に二酸化炭素が多いときには起こりにくい。
脳酸素中毒は、0.5気圧程度の酸素分圧の呼吸ガスを長時間呼吸したときに生じ、肺酸素中毒は、1.4~1.6気圧程度の酸素分圧の呼吸ガスを短時間呼吸したときに生じる。
脳酸素中毒の症状には、吐き気、めまい、筋肉の震えなどがあり、とくに痙攣発作が潜水中に起こると多くの場合致命的になる。
潜水士 の 10問
第5問
特殊な環境下における潜水に関し、次のうち誤っているものはどれか。
暗渠潜水は、機動性に優れているスクーバ式潜水により行われる事が多いが、非常に危険であるので、緊急時の呼吸ガス設備や救援にあたる潜水者の配置等、考え得る最高の安全管理体制で臨む必要がある。
冷水中では、ウエットスーツよりドライスーツの方が体熱の損傷が少ない。
河口付近の水域は、一般に視界が悪いが、降雨後は潜水に適している。
冷水域での全面マスク式潜水では、呼吸器のデマンドバルブ部分が凍結することがあるので、凍結防止対策が施された潜水器を使用する。
山岳部のダムなどの高所域での潜水では、通常の海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる。
潜水士 の 10問
第6問
潜水士免許に関する次の【A】から【D】までの記述について、法令上、誤っているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。
【A】水深10m未満での潜水業務については、免許は必要でない。
【B】満18歳に満たない者は、免許を受けることができない。
【C】故意又は重大な過失により、潜水業務について重大な事故を発生させたときは、免許の取消し又は免許の効力の一時停止の処分を受けることがある。
【D】免許証を紛失又は損傷したときは、免許証再交付申請書を労働基準監督署長に提出して免許証の再交付を受ける。
A、B
A、C
A、D
B、C
B、D
潜水士 の 10問
第7問
潜水業務への就業が禁止されている疾患に該当しないものは、次のうちどれか。
神経痛
高血圧症
貧血症
色覚異常
中耳炎
潜水士 の 10問
第8問
送気ホース及び送気用配管に関し、次のうち誤っているものはどれか。
全面マスク式潜水では、通常、呼び径が13㎜の送気ホースが、また、ヘルメット式潜水では呼び径が8㎜のものが使われている。
送気ホースには、比重により沈用、半浮用、浮用の3種類のホースがあり、作業内容によって使い分けられる。
コンプレッサーと空気槽の接続には金属管の銅パイプ又はフレキシブルパイプが使用されている。
送気ホースは、始業前にホースの最先端を閉じ、最大使用圧力以上の圧力をかけて、耐圧性と空気漏れの有無を点検、確認する。
送気ホースは、始業前に継手部分にゆるみが発生していないか点検、確認する。
潜水士 の 10問
第9問
圧力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
気体の温度が一定の場合、圧力Pと体積VについてP×V=一定 の関係が成り立つ。
水深20mで潜水時に受ける圧力は、大気圧と水圧の和であり、絶対圧力で約0.3Mpaとなる。
1気圧は、SI単位では約1013hpa又は約0.1013Mpaとなる。
密閉容器内に満たされた静止流体中の任意の点に加えた力は、その力の方向にだけ伝達される。
気体は圧力が一定の場合、体積Vと絶対温度TについてV/T=一定 の関係が成り立つ。
潜水士 の 10問
第10問
ヒトの循環器系に関し、次のうち誤っているものはどれか。
心臓は左右の心室と心房、すなわち四つの部屋に分かれており、血液は左心室から体全体に送り出される。
末梢組織から二酸化炭素や老廃物を受けとった血液は、毛細血管から静脈、大静脈を通って心臓の右心房に戻る。
大動脈及び肺動脈を流れる血液は、酸素に富む動脈血である。
心臓の左右の心房の間が卵円孔開存で通じていると、減圧症を引き起こすおそれがある。
大動脈の根元から出た冠状動脈は、心臓の表面を取り巻き、心筋に酸素と栄養素を供給する。