潜水士 の 10問
第1問
前問の場合において、2回目の潜水時間を45分としたとき、浮上停止の位置と浮上を停止しなければならない最少時間は次のうちどれか。(別表A及びBを用いて算出すること。)
水深9mで21分、水深6mで27分、水深3mで55分
水深9mで17分、水深6mで27分、水深3mで48分
水深9mで7分、水深6mで27分、水深3mで33分
水深6mで16分、水深3mで22分
水深6mで9分、水深3mで22分
潜水士 の 10問
第2問
潜水の種類、方式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ヘルメット式潜水器は、金属製のヘルメットとゴム製の潜水服により構成され、潜水器の構造が簡単であるが、その操作には熟練を要する。
フーカー式潜水は、レギュレターを介して送気する定量送気式の潜水である。
送気式潜水は、一般に船上のコンプレッサーを介して送気し、比較的長時間の水中作業が可能である。
自給式潜水で一般的に使用されている潜水器は、開放回路型スクーバ式潜水器である。
全面マスク式潜水は、応需送気式の潜水で、顔面全体を覆うマスクにデマンド式レギュレターが取り付けられた潜水器を使用し水中電話の使用が可能となっている。
潜水士 の 10問
第3問
潜水による副鼻腔や耳の障害に関し、次のうち誤っているものはどれか。
潜降の途中で耳が痛くなるのは、外耳道と中耳腔との間に圧力差が生じるためである。
耳管は、通常は開いているので、外耳道の圧力と中耳腔の圧力には差がない。
耳の障害の症状には、耳の痛みや閉塞感、難聴、耳鳴り、めまいなどがある。
副鼻腔の障害は、鼻の炎症などによって前頭洞、上顎洞などの副鼻腔と鼻腔を結ぶ管が塞がった状態で潜水したときに起こる。
副鼻腔の障害の症状には、額の周りや目・鼻の根部などの痛み、鼻出血などがある。
潜水士 の 10問
第4問
ヘルメット式潜水における浮上の方法(緊急時処置を含む。)に関し次のうち誤っているものはどれか。
潜水作業者は連絡員と浮上の連絡をかわしたら、潜行索の下に戻り、排気弁などで浮力調整をしながら、徐々に浮上する。
潜水作業者が浮力調整で浮上できず、潜降索をたぐってふじょうするときは、連絡員が潜降索を引き上げ、浮上を補助する。
潜水深度や潜水時間の関係で浮上停止を行う必要がある場合は、3mごとの所定の水深で所定時間、浮上停止を行う。
無停止減圧の範囲内の潜水でも安全のための浮上停止(セーフティストップ)を、水深10mの位置でおこなう。
緊急浮上を要する場合は、所定の浮上停止を省略し、又は所定の浮上停止時間を短縮して水面まで浮上し、できるだけ速やかに再圧室に入って加圧を受ける。
潜水士 の 10問
第5問
潜水業務に必要な器具に関し、次のうち誤っているものはどれか。
水深計には、2本の指針で現在の水深と潜水中の最大深度を表示する方式のものがある。
潜降索は、マニラ麻製又は同等の強度をもつのもで、1~2㎝程度の太さのものとし、水深を示す目印として3mごとにマークを付ける。
スクーバ式潜水で使用するウエットスーツには、レギュレターから空気を入れる吸気弁とスーツ内の余剰空気を排出する排気弁が付いている。
ヘルメット式潜水で使用する潜水服は、体温保持と浮力調整にため内部に相当量の空気を蓄えることができる。
スクーバ式潜水で使用する足ヒレ(フィン)には、ブーツをはめ込むフルフットタイプと、ブーツの爪先だけを差し込み踵をストラップで固定するオープンヒルタイプとがある。
潜水士 の 10問
第6問
潜水業務に常時従事する労働者に対して行う高気圧業務健康診断に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
雇入れの際、潜水業務への配置替えの際及び定期に、一定の項目について、医師による健康診断を行わなければならない。
定期の健康診断は、潜水業務に就いた後6か月以内ごとに1回行わなければならない。
水深10m未満の場所で潜水業務に常時従事する労働者についても、健康診断を行わなければならない。
健康診断結果に基づいて、高気圧業務健康診断個人票を作成し、これを5年間保存しなければならない。
雇入れの際及び潜水業務への配置替えの際の健康診断を行ったときは、遅滞なく、高気圧業務健康診断結果報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
潜水士 の 10問
第7問
一次救命処置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
傷病者に反応がない場合は、気道を確保した後、約1分間呼吸の様子を観察し、普段どおりの息(正常な呼吸)が無いと判断した場合に、心配蘇生を行う。
しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸で、肺と腹部の動きが普通どおりでない場合は、心停止の直後にみられる死戦期呼吸と判断する。
気道確保は、頭部後屈・あご先挙法により行う。
胸骨圧迫と人工呼吸を実施する場合には、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返す。
AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときには、胸骨圧迫を再開し心肺蘇生を続ける。
潜水士 の 10問
第8問
潜水墜落又は吹き上げに関し、次のうち誤っているものはどれか。
潜水墜落は、潜水服内部の圧力と水圧の平衡が崩れ、内部の圧力が水圧より低くなったときに起こる。
潜水墜落では、ひとたび浮力が減少して沈降が始まると、水圧が増して浮力が更に減少するという悪循環を繰り返す。
ヘルメット式潜水では、潜水作業者に常に大量の空気が送気されており、排気弁の操作を誤ると吹き上げを起こすことがある。
スクーバ式潜水では、潜水服としてウェットスーツ又はドライスーツを使用し、送気式でないので、いずれの場合も吹き上げの危険性はない。
吹き上げ時の対応を誤ると、逆に潜水墜落を起こすことがある。
潜水士 の 10問
第9問
平均毎分20Lの呼吸を行う潜水作業者が、水深10mにおいて、内容積12L、空気圧力19Mpa(ゲージ圧力)の空気ボンベを使用してスクーバ式潜水により潜水業務を行う場合の潜水可能時間に最も近いものは次のうちどれか。 ただし。空気ボンベの残圧が3Mpa(ゲージ圧力)になったら浮上するものとする。
28分
38分
48分
58分
68分
潜水士 の 10問
第10問
人体に及ぼす水温の作用等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
体温は、代謝によって生ずる産熱と、人体と外部環境の温度差に基づく放熱のバランスによって保たれる。
一般に水温が20℃以下の水中では、保温のためのウェットスーツやドライスーツの着用が必要となる。
水の比熱は空気に比べてはるかに大きいが、熱伝導率は空気より小さい。
水中で体温が低下すると、震え、意識の混濁や喪失などを起こし、死に至ることもある。
低体温症に陥った者にアルコールを摂取させると、皮膚の血管が拡張し体表面からの熱損失を増加させるので絶対に避けなければならない。