2級土木施工管理技士(鋼構造物塗装) の 5門
第1問
特定元方事業者が、その労働者及び関係請負人の労働者の作業が同一の場所において行われることによって生ずる労働災害を防止するために講ずべき措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上誤っているものはどれか。
作業間の連絡及び調整を行うこと。
作業場所を巡視すること。
関係請負人が行う労働者の安全又は衛生のための教育に対する指導及び援助を行うこと。
一次下請け、二次下請けの関係請負人毎に協議組織を設置させること。
2級土木施工管理技士(鋼構造物塗装) の 5門
第2問
年少者の就業に関する次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
使用者は、児童が満16 歳に達する日までに、この者を使用してはならない。
使用者は、交代制によって使用する満16 歳以上の男性を除き、満18 歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。
使用者は、満18歳に満たない者を坑内で労働させてはならない。
使用者は、満18歳に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
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第3問
腐食の因子と要因に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
鋼構造物の腐食の構造的要因には、伸縮装置や排水装置からの漏水や滞水などがある。
大気環境下での鉄の腐食は、水と塩分が腐食因子である電気化学的反応である。
塩化物イオンの地理的・地形的要因には、風向、風速、風道、遮蔽物、離岸距離などがある。
鋼材の腐食促進因子には、日照、気温のほか、局地的には自動車の排気ガスなどがある。
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第4問
塗料の乾燥に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
塗料の乾燥には、自然乾燥形塗料や強制乾燥形塗料などがあるが、大型構造物は部材が大きく強制乾燥させることが困難なので、自然乾燥形塗料が使用される。
付加重合反応は、主剤と硬化剤との化学反応によって硬化し塗膜が形成され、塗膜の内部でも生じるので一般に厚膜塗装が可能である。
酸化重合反応は、空気中の酸素と反応して硬化するので、塗膜表面が最も早く乾燥し、厚く塗りすぎると表面のみが硬化して塗膜内部の硬化が遅れたりする。
縮合重合反応は、湿気や熱などの働きで樹脂が硬化反応時にシンナーを生成し、これを排出して乾燥硬化する。
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第5問
図は、海岸堤防の形式を示したものであるが、次の(A)~(D)のうち混成型はどれか。
(A)
(B)
(C)
(D)