エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第1問
コンピュータシステムにおいて、性能改善手法を適用した機能部分の全体に対する割合をR (0 < R < 1)、その部分の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比をA とする。このとき、システム全体の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比を表す式はどれか。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第2問
セマフォの基本操作であるP操作、V操作に関する記述のうち、適切なものはどれか。
操作とV操作は交互に行わなければならない。
P操作は資源のロック、V操作は資源のアンロックを実現するのに使用する。
P操作は事象の発生通知、V操作は事象の待合わせに用いられる。
P操作はセマフォ変数の値を増加させ、V操作は減少させる。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第3問
サーバでの実行を前提とした、オブジェクト指向技術に基づいたコンポーネントソフトウェアの仕様はどれか。
EAI(Enterprise Aplication Integration)
EJB(Enterprise JavaBeans)
ERP(Enterprise Resource Planning)
UML(Unified Modeling Language)
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第4問
ディジタルフォレンジクスの説明として、適切なものはどれか。
あらかじめ設定した運用基準に従って、メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること
サーバに対する外部からの攻撃や不正なアクセスを防御すること
磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を単に初期化するだけではデータを復元される可能性があるので、ニンイノデータで上書きすること
不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪の法的な証拠性を確保できるように、原因究明に必要な情報を保全、収集、分析すること
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第5問
ペネトレーションテストの目的はどれか。
暗号化で使用している暗号方式と鍵長が、設計仕様と一致することを確認する。
対象プログラムの入力に対する出力結果が、出力仕様と一致することを確認する。
ファイアウォールが単位時間当たりに処理できるセッション数を確認する。
ファイアウォールや公開サーバに対して侵入できないことを確認する。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第6問
リアルタイム構造化分析技法に関する記述として、適切なものはどれか。
DFDを用いて、現行の業務をモデル化する。
E-R図を用いて、管理すべきデータの構造を視覚的に表現する。
オブジェクト図を用いて、業務処理の内容を表現する。
変換図を用いて制御とタイミングを表現する。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第7問
2けたの2進数x 1x 2が表す整数をx とする。2進数x 2x 1が表す整数を、x の式で表したものはどれか。ここで、int(r )は非負の実数r の小数点以下を切り捨てた整数を表す。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第8問
マッシュアップに該当するものはどれか。
既存のプログラムから、そのプログラムの仕様書を導き出す。
既存のプログラムを部品化し、それを組み合わせて、新規のプログラムを開発する。
クラスライブラリを利用して、新規プログラムを開発する。
公開されている複数のサービスを利用して、新たなサービスを提供する。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第9問
1件のデータを処理する際に、読取りには40ミリ秒、CPU処理には30ミリ秒、書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。このプログラムで、n 件目の書込みと並行してn + 1件目のCPU処理とn + 2件目の読取りを実行すると、1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
500
666
750
1200
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第10問
A社は、新規に量産販売する組込みシステムにB社が開発している市販しているOSを改造することなく搭載しようとしている。A社がB社から許諾を受けなければならないものはどれか。
再実施権
独占的使用権
複製権
翻案権