エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第1問
図のように、2台の端末がルータと中継回線で接続されているとき、端末Aがフレームを送信し始めてから、端末Bがフレームを受信し終わるまでの時間は、およそ何ミリか。
[条件]
フレーム長:LAN、中継回線ともに1,500バイト
LANの伝送速度:10Mビット/秒
中継回線の伝送速度:1.5Mビット/秒
1フレームのルータ処理時間:両ルータともに0.8ミリ秒
3
6
10
12
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第2問
セマフォの基本操作であるP操作、V操作に関する記述のうち、適切なものはどれか。
操作とV操作は交互に行わなければならない。
P操作は資源のロック、V操作は資源のアンロックを実現するのに使用する。
P操作は事象の発生通知、V操作は事象の待合わせに用いられる。
P操作はセマフォ変数の値を増加させ、V操作は減少させる。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第3問
ITサービスマネジメントにおける回避策(ワークアラウンド)の説明として、適切なものはどれか。
インシデント対応手順として採られる、サービスへの影響を低減又は除去する方法のこと
検出したイベントを情報、警告又は例外のカテゴリに分類すること
特定の期間に発生したインシデントや問題に対して、影響を受けた人数、停止時間の長さなどを考慮に入れて事業への影響を分析すること
特定のサービス文又は作業負荷をピーク時間外の時間帯に移動させて、作業負荷の平準化を図ること
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第4問
コモディティ化の説明はどれか。
革新的な発明に基づいて、従来は市場に存在しなかった製品を開発し、市場に投入すること
技術革新によって、後発製品が先発製品の市場を衰退させること
技術の成熟などによって、他社製品との差別化が価格以外の点で困難になること
市場での価格競争を避けるために、他社製品とは異なる機能をもった製品を開発し、販売すること
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第5問
2進数で表現すると無限小数になる10進小数はどれか。
0.375
0.45
0.625
0.75
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第6問
IPの上位階層のプロトコルとして、コネクションレスのデータグラム通信を実現し、信頼性のための確認応答や順序制御などの機能をもたないプロトコルはどれか。
ICMP
PPP
TCP
UDP
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第7問
エクストリームプログラミング(XP)のプラクティスとして、適切なものはどれか。
1週間の労働時間は、チームで相談して自由に決める。
ソースコードの再利用は、作成者だけが行う。
単体テストを終えたプログラムは、すぐに結合して、結合テストを行う。
プログラミングは1人で行う。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第8問
マイコンのJTAGを利用したデバッグ手法の説明として、適切なものはどれか。
ROMにデバッグ対象プログラムを制御するプログラムを格納させておき、PCと当該ROMが搭載されているボードをシリアル通信で接続して、デバッグを行う。
ROMをモニタプログラム内蔵のRAMに置き換え、デバッグ対象プログラムが格納されたROMを模擬しながらデバッグを行う。
ボード上のマイコン用のICソケットに当該マイコンを模擬する装置を接続して、デバッグを行う。
マイコンの端子を通して、外部からマイコン内蔵のデバッグ支援機能を操作し、デバッグを行う。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第9問
NISTの定義によるクラウドサービスモデルのうち、クラウド利用企業の責任者がセキュリティ対策に関して表中の項番1と2の責務を負うが、項番3~5の責務を負わないものはどれか。
HaaS
IaaS
PaaS
SaaS
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第10問
コンピュータシステムにおいて、性能改善手法を適用した機能部分の全体に対する割合をR (0 < R < 1)、その部分の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比をA とする。このとき、システム全体の性能改善手法適用前に対する適用後の性能比を表す式はどれか。