ファイナンシャルプランナー2級 の 5門
第1問
国民年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
第3号被保険者が60歳に達したときは、その日に第3号被保険者としての資格を喪失する。
第1号被保険者が納付すべき保険料について、その者の配偶者やその者が属する世帯の世帯主は、当該保険料を被保険者本人と連帯して納付する義務を負う。
保険料免除期間に係る保険料のうち、追納することができる保険料は、追納に係る厚生労働大臣の承認を受けた日の属する月前10年以内の期間のものとされている。
日本国籍を有する者であっても、日本国内に住所を有しない者は、国民年金に加入することができない。
ファイナンシャルプランナー2級 の 5門
第2問
相続税における宅地の評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
路線価方式とは、宅地が面している路線ごとに定められた路線価を基礎として宅地の価額を評価する方式である。
倍率方式とは、宅地の固定資産税評価額に国税局長が一定の地域ごとに定めた倍率を乗じて計算した金額によって宅地の価額を評価する方式である。
宅地の評価は、原則として、市街地的形態を形成する地域にある宅地については路線価方式により、それ以外の宅地については倍率方式による。
宅地の評価に当たっては、評価方法が路線価方式か倍率方式かにかかわらず、宅地の形状等による補正を行って評価する必要がある。
ファイナンシャルプランナー2級 の 5門
第3問
特別支給の老齢厚生年金および老齢厚生年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
特別支給の老齢厚生年金が支給されるためには、老齢基礎年金の受給資格期間を満たし、厚生年金保険の被保険者期間が1年以上あることなどの要件を満たす必要がある。
厚生年金保険の被保険者に支給される特別支給の老齢厚生年金は、当該被保険者の総報酬月額相当額と基本月額との合計額が28万円を超える場合、在職老齢年金の仕組みにより年金額の全部または一部が支給停止となる。
老齢厚生年金は受給権が発生すると自動的に支給されるものではなく、支給を受けるための請求手続きを行う必要がある。
老齢厚生年金は、老齢基礎年金とは異なり、その支給開始を繰り下げて受給することはできない。
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第4問
建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
区分所有者は、その区分所有建物の管理を行うための団体である管理組合に任意に加入または脱退することができる。
共用部分に対する区分所有者の共有持分は、規約に別段の定めがない限り、各共有者が有する専有部分の購入価額の割合による。
区分所有者は、敷地利用権が数人で有する所有権その他の権利である場合、規約に別段の定めがない限り、敷地利用権を専有部分と分離して処分することができる。
規約の変更は、区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成による集会の決議によらなければならない。
ファイナンシャルプランナー2級 の 5門
第5問
親族等に係る民法の規定に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
養子縁組(特別養子縁組ではない)が成立した場合、養子と実方の父母との親族関係は終了する。
夫婦の一方が死亡しても、生存配偶者と死亡した者の血族との姻族関係は原則として継続する。
未成年者を養子とする場合には、市町村長の許可を得なければならない。
6親等内の血族および3親等内の姻族は、互いに扶養する義務がある。