第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第1問
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成っている。
赤血球の寿命は約120日であり、白血球に比べて長い。
血漿中の蛋白質のうち、グロブリンは血液浸透圧の維持に関与し、アルブミンは免疫物質の抗体を含む。
血小板は、核を持たない不定形の細胞で、血液凝固作用に関与している。
血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化する現象である。
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第2問
次のAからDまでの作業について、法令上、作業主任者の選任が義務付けられているものの組合せは1~5のうちどれか。
A 飼料の貯蔵のために使用しているサイロの内部における作業
B セメント製造工程においてセメントを袋詰めする作業
C 製造工程において硫酸を用いて行う洗浄の作業
D 水深10m以上の場所における潜水の作業
A、B
A、C
A、D
B、C
C、D
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第3問
次の設備又は装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されていないものはどれか。
塩化ビニルを取り扱う特定化学設備
化学繊維を製造する工程において、二硫化炭素を重量の5%を超えて含有する溶剤を混合する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
シアン化カリウムを含有する排液用に設けた排液処理装置
アーク溶接作業を行う屋内作業場に設けた全体換気装置
フライアッシュを袋詰めする屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置
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第4問
衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
衛生委員会の議長を除く全委員は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がないときは、労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
衛生管理者として選任しているが事業場に専属ではない労働衛生コンサルタントを、衛生委員会の委員として指名することはできない。
衛生委員会の付議事項には、長時間にわたる労働による労働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関することが含まれる。
衛生委員会は、6か月以内ごとに1回開催し、委員会における重要な議事に係る記録を作成して3年間保存しなければならない。
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第5問
厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として、行政的見地から設定されたものである。
A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。
B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源から遠い場所で作業が行われる場合等において、有害物質の作業者の位置における濃度を知るために行う測定である。
A測定の第二評価値が管理濃度を超えている単位作業場所の管理区分は、B測定の結果に関係なく第三管理区分となる。
B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている単位作業場所の管理区分は、A測定の結果に関係なく第三管理区分となる。
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第6問
有害業務とそれに常時従事する労働者に対して特別の項目について行う健康診断の項目の一部との組合せとして、法令上、正しいものは次のうちどれか。
鉛業務-----尿中のマンデル酸の量の検査
放射線業務-----尿中の潜血の有無の検査
高圧室内業務-----四肢の運動機能の検査
有機溶剤業務-----尿中のデルタアミノレブリン酸の量の検査
石綿等を取り扱う業務-----尿中又は血液中の石綿の量の検査
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第7問
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
呼吸運動は、気管と胸膜の協調運動によって、胸郭内容積を周期的に増減させて行われる。
肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴や発熱によって減少する。
呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が抑制されて呼吸は浅くなり、回数が減少する。
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第8問
金属等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
金属水銀中毒では、感情不安定、幻覚などの精神障害や手指の震えなどがみられる。
鉛中毒では、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などがみられる。
マンガン中毒では、指の骨の溶解、肝臓の血管肉腫などがみられる。
カドミウム中毒では、上気道炎、肺炎、腎障害などがみられる。
砒素中毒では、角化症、黒皮症などの皮膚障害や鼻中隔穿孔などがみられる。
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第9問
筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
筋肉は、横紋筋と平滑筋に分けられるが、心筋は横紋筋である。
筋肉の縮む速さが速ければ速いほど、仕事の効率は大きい。
筋肉中のグリコーゲンは、筋肉の収縮時に酸素が不足していると、水と二酸化炭素にまで分解されず乳酸になる。
刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、最も単純な反射には膝蓋腱反射などの伸張反射がある。
荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。
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第10問
脳血管障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
脳梗塞や脳出血では、頭痛、吐き気、手足のしびれ、麻痺、言語障害、視覚障害などの症状が認められる。
くも膜下出血の症状は、「頭が割れるような」、「ハンマーでたたかれたような」などと表現される急激で激しい頭痛が特徴である。