第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第1問
次の作業環境測定を行うとき、法令上、作業環境測定士が測定を実施しなければならないものはどれか。
チッパーによりチップする業務を行い著しい騒音を発する屋内作業場における等価騒音レベルの測定
パルプ液を入れたことのある槽の内部において作業を行う場合の当該作業場における空気中の酸素及び硫化水素の濃度の測定
常時セメントを袋詰めする作業を行う屋内作業場における空気中の粉じん濃度の測定
溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場における気温、湿度及びふく射熱の測定
炭酸ガス(二酸化炭素)が停滞するおそれのある坑内の作業場における空気中の炭酸ガス濃度の測定
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第2問
労働衛生保護具等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
防毒マスクは、顔面と接する部分が顔上の適切な位置に収まるよう装着し、しめひもについては、耳にかけることなく、後頭部において固定する。
防じんマスクは、面体と顔面との間にタオルなどを当てて着用してはならない。
防音保護具は、作業の内容や騒音の性質に応じて耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓のどちらかを選んで使用し、両者の併用は避けなければならない。
遮光保護具には、遮光度番号が定められており、溶接作業等の作業の種類に応じて適切な遮光度番号のものを使用する。
保護クリームは、作業中に有害な物質が直接皮膚に付着しないようにする目的で塗布するものである。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第3問
脳血管障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
脳梗塞や脳出血では、頭痛、吐き気、手足のしびれ、麻痺、言語障害、視覚障害などの症状が認められる。
くも膜下出血の症状は、「頭が割れるような」、「ハンマーでたたかれたような」などと表現される急激で激しい頭痛が特徴である。
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第4問
次の作業を行うとき、法令上、作業主任者の選任が義務付けられているものはどれか。
酒類を入れたことのある醸造槽の内部における作業
セメント製造工程においてセメントを袋詰めする作業
強烈な騒音を発生する場所における作業
水深10m以上の場所における潜水の作業
試験研究業務としてベンゼンを取り扱う作業
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第5問
次の設備又は装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されていないものはどれか。
アンモニアを取り扱う特定化学設備
透過写真撮影用ガンマ線照射装置
一酸化炭素を含有する気体を排出する製造設備の排気筒に設けた排ガス処理装置
酢酸エチルを重量の5%を超えて含有する接着剤を製造する工程において、当該接着剤を容器に注入する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
セメントを袋詰めする屋内の作業箇所に設置した局所排気装置に設けた除じん装置
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第6問
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成る。
血漿中の蛋白質のうち、グロブリンには、免疫に関係する抗体としての働きをもつものがある。
白血球のうちリンパ球にはBリンパ球やTリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
血小板は、核を持たない不定形の細胞で、体内に侵入してきた細菌やウイルスを貪食する働きがある。
血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化する現象である。
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第7問
次の物質のガス、蒸気又は粉じんを発散する場所における業務に常時従事する労働者に対し、法令に基づき、定期に、歯科医師による健康診断を行わなければならないものはどれか。
キシレン
黄りん
塩化ビニル
コールタール
酢酸エチル
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第8問
電離放射線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
電離放射線を放出する元素には、ウラン、ラジウムなど天然に存在するものと、コバルト60、イリジウム192など人工的に作られたものがある。
エックス線は、通常、エックス線装置を用いて発生させる人工の電離放射線であるが、放射性物質から放出されるガンマ線と同様に電磁波である。
電離放射線の被ばくによる白内障は、早期障害に分類され、被ばく後1~2月後に現れる。
電離放射線の被ばくによる発がんは、晩発障害に分類され、被ばく後10年以上たってから現れることもある。
電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は確率的影響に分類され、発生する確率が被ばく線量の増加に応じて増加する。
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第9問
労働時間の状況等が一定の要件に該当する労働者に対して、法令により実施することが義務付けられている医師による面接指導に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
面接指導の対象となる労働者は、休憩時間を除き、1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1か月当たり120時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者である。
面接指導を行う医師として事業者が指定することのできる医師は、当該事業場の産業医に限られる。
労働者は、事業者の指定した医師による面接指導を希望しない場合は、他の医師の行う面接指導を受け、その結果を提出することができる。
面接指導の結果は、健康診断個人票に記載しなければならない。
事業者は、面接指導の結果に基づき、労働者の健康を保持するために必要な措置について、面接指導実施日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。
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第10問
次の装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されているものはどれか。
木工用丸のこ盤を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
塩酸を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
アーク溶接を行う屋内の作業場所に設けた全体換気装置
酢酸エチルを重量の5%を超えて含有する接着剤を製造する工程において、当該接着剤を容器に注入する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
アンモニアを使用する屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置