第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
等価騒音レベルは、単位時間(1時間)について10分間ごとのピーク値の騒音レベルを平均化した評価値で、変動する騒音に対して適用される。
騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性と脱落によって起こる。
騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近を中心とする聴力低下の型をC5ディップという。
騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進やこう副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
作業環境における有害因子による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
減圧症は、潜函作業や潜水作業で、高圧下から急激に減圧したとき発生し、皮膚のかゆみ、関節痛、神経の麻痺などの症状がみられる。
金属熱は、亜鉛、銅その他の金属の溶解時などに発生するヒュームを吸入した後に発生し、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。
熱中症のうち、熱痙攣は、高温環境下で多量に発汗したとき、水分だけが補給されて、血液中の塩分濃度が低下することによって発生し、筋肉痙攣がみられる。
低体温症は、全身が冷やされ体内温度が25℃以下にまで低下したとき発生し、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。
レイノー現象(白指発作)は、振動障害の特徴的な症状の一つで、冬季に現れやすい。
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第3問
蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵すいリパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に再合成される。
肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。
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第4問
常時800人の労働者を使用する製造業の事業場の有害業務及び衛生管理者の選任の状況は、次の(1)及び(2)のとおりである。この事業場の衛生管理者の選任についての法令違反の状況に関するAからDの記述について、正しいものの組合せは1~5のうちどれか。
(1)有害業務製造工程において多量の低温物体を取り扱う業務に常時30人の労働者が従事しているが、他に有害業務はない。
(2)衛生管理者の選任選任している衛生管理者数は2人である。このうち、1人は、この事業場に専属でない労働衛生コンサルタントで、衛生工学衛生管理者免許を有していない。他の1人は、この事業場に専属で、衛生管理者としての業務以外の業務を兼任しており、また、第一種衛生管理者免許を有しているが、衛生工学衛生管理者免許を有していない。
A 選任している衛生管理者数が少ないことが違反である。
B 衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントがこの事業場に専属でないことが違反である。
C 衛生工学衛生管理者免許を有する者のうちから選任した衛生管理者が1人もいないことが違反である。
D 専任の衛生管理者が1人もいないことが違反である。
A、C
A、D
B、C
B、D
C、D
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第5問
呼吸用保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
防毒マスクの吸収缶の色は、一酸化炭素用は黒色で、有機ガス用は赤色である。
高濃度の有害ガスに対しては、防毒マスクではなく、送気マスクか自給式呼吸器を使用する。
型式検定合格標章のある防じんマスクでも、ヒュームのような微細な粒子に対しては無効である。
防じんマスクの手入れの際、ろ過材に付着した粉じんは圧縮空気で吹き飛ばすか、ろ過材を強くたたいて払い落として除去する。
防じんマスクは作業に適したものを選択し、顔面とマスクの面体の高い密着性が要求される有害性の高い物質を取り扱う作業については、使い捨て式のものを選ぶ。