第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
自律神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。
自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
自律神経系の中枢は、脳幹及び脊髄にある。
心臓に対しては、交感神経は心拍数を増加させるように作用し、副交感神経は心拍数を減少させるように作用する。
消化管に対しては、交感神経は運動を促進させるように作用し、副交感神経は運動を抑制させるように作用する。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
次の作業環境測定を行うとき、法令上、作業環境測定士が測定を実施しなければならないものはどれか。
チッパーによりチップする業務を行い著しい騒音を発する屋内作業場における等価騒音レベルの測定
パルプ液を入れたことのある槽の内部において作業を行う場合の当該作業場における空気中の酸素及び硫化水素の濃度の測定
常時セメントを袋詰めする作業を行う屋内作業場における空気中の粉じん濃度の測定
溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場における気温、湿度及びふく射熱の測定
炭酸ガス(二酸化炭素)が停滞するおそれのある坑内の作業場における空気中の炭酸ガス濃度の測定
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第3問
粉じん(ヒュームを含む。)による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。
鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。
じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。
溶接工肺は、溶接に際して発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。
炭素を含む粉じんもじん肺を起こすことがある。
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第4問
有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
有機溶剤の蒸気は、空気より重く、呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されることはない。
有機溶剤は、脂溶性が低いため、脂肪の多い脳などには入りにくい。
二硫化炭素による健康障害として顕著なものは、再生不良性貧血などの造血器障害である。
トルエンによる健康障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。
酢酸メチルによる健康障害では、視力低下、視野狭窄などがみられる。
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第5問
腎臓又は尿に関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは1~5のうちどれか。
A 腎機能が正常な場合、糖はボウマン嚢中に濾し出されないので尿中には排出されない。
B 腎機能が正常な場合、大部分の蛋白質はボウマン嚢中に濾し出されるが、尿細管でほぼ100%再吸収されるので尿中にはほとんど排出されない。
C 尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。
D 尿の95%は水分で、残りの5%が固形物であるが、その成分は全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。
A、B
A、C
A、D
B、C
C、D