第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
疲労などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
近年の職場では、長時間の同一姿勢保持に伴う静的疲労、身体の一部だけの局所疲労、精神的な活動による精神的疲労などが課題となっている。
身体活動強度(METs、メッツ)は、身体活動の強さを表す指標で、歩行している状態が1メッツである。
疲労を自覚的に測定するには、厚生労働省が公開している「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」などの調査表が用いられる。
疲労を生理学的に測定するには、自律神経の機能を調べる心拍変動(HRV)解析などや感覚神経の機能を調べる2点弁別閾検査などが用いられる。
産業疲労は、生体に対する労働負荷が大きすぎることにより引き起こされ、その回復や蓄積には、仕事だけでなく日常生活もかかわっている。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
次の設備又は装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されていないものはどれか。
塩化ビニルを取り扱う特定化学設備
化学繊維を製造する工程において、二硫化炭素を重量の5%を超えて含有する溶剤を混合する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
シアン化カリウムを含有する排液用に設けた排液処理装置
アーク溶接作業を行う屋内作業場に設けた全体換気装置
フライアッシュを袋詰めする屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第3問
化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
一酸化炭素による中毒では、ヘモグロビン合成の障害による貧血、溶血などがみられる。
シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、痙攣などがみられる。
硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。
二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。
弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。
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第4問
作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
等価騒音レベルは、単位時間(1時間)について10分間ごとのピーク値の騒音レベルを平均化した評価値で、変動する騒音に対して適用される。
騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性と脱落によって起こる。
騒音性難聴の初期に認められる4000Hz付近を中心とする聴力低下の型をC5ディップという。
騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進やこう副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
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第5問
熱中症の一つとされる障害で、暑熱な環境下で多量に発汗したとき、水分だけが補給され血液中の塩分濃度が低下した場合に生じるものは、次のうちどれか。
熱射病
熱虚脱
熱痙攣
熱失神
熱疲労