第二種衛生管理者(国家試験) の 10門
第1問
産業医の職務として法令で定められた事項に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。
「事業者は、産業医に、次の事項を含む労働者の健康管理等に関する事項で、医学に関する専門的知識を必要とするものを行わせなければならない。
・健康診断及び[ A ]等の実施並びにこれらの結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること
・[ B ]の維持管理に関すること
・[ C ]に関すること」
A=健康測定
B=作業環境
C=衛生推進者の選任
A=面接指導
B=作業環境
C=作業の管理
A=健康測定
B=化学物質管理システム
C=安全衛生に関する方針の表明
A=面接指導
B=安全衛生マネジメントシステム
C=安全衛生に関する方針の表明
A=健康測定
B=安全衛生マネジメントシステム
C=衛生推進者の選任
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第2問
衛生管理者又は衛生推進者の選任について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
常時40人の労働者を使用する金融業の事業場において、衛生管理者は選任していないが、衛生推進者を1人選任している。
常時100人の労働者を使用する医療業の事業場において、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。
常時200人の労働者を使用する清掃業の事業場において、衛生工学衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。
常時300人の労働者を使用する各種商品卸売業の事業場において、第一種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を2人選任しているが、2人とも、他の業務を兼任している。
常時500人の労働者を使用する製造業の事業場において、事業場に専属であって労働衛生コンサルタントの資格を有する者のうちから衛生管理者を2人選任している。
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第3問
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づき、腰部に著しい負担のかかる作業に常時従事する労働者に対して当該作業に配置する際に行う健康診断の項目として、適切でないものは次のうちどれか。
既往歴(腰痛に関する病歴及びその経過)及び業務歴の調査
自覚症状(腰痛、下肢痛、下肢筋力減退、知覚障害等)の有無の検査
上肢のエックス線検査(2方向撮影)
脊柱の検査(姿勢異常、脊柱の変形等の検査)
神経学的検査(神経伸展試験、深部腱反射等の検査)
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第4問
WBGT(湿球黒球温度)に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。
「WBGTは、労働環境において作業者が受ける暑熱環境による熱ストレスの評価を行う簡便な指標で、その値は次の式により算出される。
屋外で太陽照射のある場合:
WBGT=0.7×「 A ]+0.2×[ B ]+0.1×[ C ]
屋内の場合又は屋外で太陽照射のない場合:
WBGT=0.7×[ A ]+0.3×[ B ] 」
A=自然湿球温度
B=黒球温度
C=乾球温度
A=自然湿球温度
B=乾球温度
C=黒球温度
A=乾球温度
B=黒球温度
C=自然湿球温度
A=乾球温度
B=自然湿球温度
C=黒球温度
A=黒球温度
B=自然湿球温度
C=乾球温度
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第5問
蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に合成される。
肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。
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第6問
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
呼吸運動は、気管と胸膜の協調運動によって、胸郭内容積を周期的に増減させて行われる。
肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴や発熱によって減少する。
呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が抑制されて呼吸は浅くなり、回数が減少する。
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第7問
衛生管理者が、その職務として行うべき業務として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
安全衛生に関する方針の表明に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
労働者の安全又は衛生のための教育の実施に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
労働災害の原因の調査及び再発防止対策に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
1月以内ごとに1回、定期に作業場等を巡視すること。
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第8問
蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵すいリパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に再合成される。
肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。
第二種衛生管理者(国家試験) の 10門
第9問
出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
体内の全血液量は、体重の1/13程度で、その1/3を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般市民が行う応急手当としては間接圧迫法が推奨されている。
静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。
内出血は、胸腔、腹腔などの体腔内や皮下などのくう軟部組織への出血で、血液が体外に流出しないものである。
止血を行うときは、処置者の感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、受傷者の血液に直接ふれないようにする。
第二種衛生管理者(国家試験) の 10門
第10問
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づき、腰部に著しい負担のかかる作業に常時従事する労働者に対して当該作業に配置する際に行う健康診断の項目として、適切でないものは次のうちどれか。
既往歴(腰痛に関する病歴及びその経過)及び業務歴の調査
自覚症状(腰痛、下肢痛、下肢筋力減退、知覚障害等)の有無の検査
上肢のエックス線検査(2方向撮影)
脊柱の検査(姿勢異常、脊柱の変形等の検査)
神経学的検査(神経伸展試験、深部腱反射等の検査)