第二種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
事務室の空気環境の調整に関する次の文中の[ ]内に入れるAからCの数字の組合せとして、法令上、正しいものは1~5のうちどれか。
ただし、含有率とは、1気圧、温度25℃とした場合の空気中に占める当該ガスの容積の割合をいう。
「空気調和設備を設けている場合は、室に供給される空気中に占める一酸化炭素の含有率は、100万分の[ A ]以下(外気が汚染されているため、困難な場合は100万分の[ B ]以下)、また、二酸化炭素の含有率は100万分の[ C ]以下となるように、当該設備を調整しなければならない。」
A=100 B=150 B=5000
A=50 B=30 B=5000
A=50 B=30 B=1000
A=10 B=20 B=5000
A=10 B=20 B=1000
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第2問
事務室の設備の点検に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
照明設備について、6か月以内ごとに1回、定期に、点検しなければならない。
機械による換気のための設備について、6か月以内ごとに1回、定期に、異常の有無を点検しなければならない。
燃焼器具を使用するときは、発熱量が著しく少ないものを除き、毎日、異常の有無を点検しなければならない。
空気調和設備内に設けられた排水受けについては、原則として、1か月以内ごとに1回、定期に、その汚れ及び閉塞の状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行わなければならない。
空気調和設備の冷却塔及び冷却水については、原則として、1か月以内ごとに1回、定期に、その汚れの状況を点検し、必要に応じ、その清掃及び換水等を行わなければならない。
第二種衛生管理者(国家試験) の 5門
第3問
食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、代表的なものとしてサルモネラ菌によるものがある。
感染型食中毒は、食物に付着している細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的なものとして黄色ブドウ球菌によるものがある。
O-157やO-111による食中毒は、赤痢菌の毒素と類似の毒素を産生する大腸菌による食中毒で、腹痛、出血を伴う水様性の下痢などを呈する。
テトロドトキシンは、カビの産生する毒素の一つで腹痛や下痢を起こす。
エンテロトキシンは、食中毒の原因となる自然毒の一つであるフグ毒の主成分である。
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第4問
衛生管理者が、その職務として行うべき業務として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
安全衛生に関する方針の表明に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
労働者の安全又は衛生のための教育の実施に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
労働災害の原因の調査及び再発防止対策に関する業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理すること。
1月以内ごとに1回、定期に作業場等を巡視すること。
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第5問
事業場の建物、施設等に関する措置について、労働安全衛生規則の衛生基準に違反しているものは次のうちどれか。
60人の労働者を常時就業させている屋内作業場の気積が、設備の占める容積及び床面から3mを超える高さにある空間を除き600m3となっている。
ねずみ、昆虫等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びにねずみ、昆虫等による被害の状況について、6か月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、その調査結果に基づき必要な措置を講じている。
事業場に附属する食堂の床面積を、食事の際の1人について、約1.5m2となるようにしている。
労働衛生上有害な業務を行っていない屋内作業場で、直接外気に向かって開放することのできる窓の面積が常時床面積の1/15であるものに、換気設備を設けていない。
男性5人と女性55人の労働者を常時使用している事業場で、女性用には臥床できる休養室を設けているが、男性用には休養室や休養所を設けていない。