ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第1問
スコープを縮小せずにプロジェクト全体のスケジュールを短縮する技法の一つである“クラッシング”では,メンバの時間外勤務を増やしたり,業務内容に精通したメンバを新たに増員したりする。“クラッシング”を行う際に,優先的に資源を投入すべきスケジュールアクティビティはどれか。
業務の難易度が最も高いスケジュールアクティビティ
クリティカルパス上のスケジュールアクティビティ
資源が確保できる時期に開始するスケジュールアクティビティ
所要期間を最も長く必要とするスケジュールアクティビティ
ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第2問
PPMにおいて、投資用の資金源と位置付けられる事業はどれか。
市場成長力が高く、相対的市場占有率が高い事業
市場成長力が高く、相対的市場占有率が低い事業
市場成長力が低く、相対的市場占有率が高い事業
市場成長力が低く、相対的市場占有率が低い事業
ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第3問
“技術のSカーブ”の説明として,適切なものはどれか。
技術の期待感の推移を表すものであり,黎明期,流行期,反動期,回復期,安定期に分類される。
技術の進歩の過程を表すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
工業製品において生産量と生産性の関係を表すものであり,生産量の累積数が増加するほど生産性は向上する傾向にある。
工業製品の故障発生の傾向を表すものであり,初期故障期間では故障率は高くなるが,その後の偶発故障期間での故障率は低くなり,製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなる。
ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第4問
過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに228日で完了してプログラム開発を開始した。現在、200本のプログラムのうち100本のプログラム開発を完了し、残りの100本は未着手の状況である。プログラム開発以降もモデルどおりに進捗すると仮定するとき、プロジェクト全体の完了まで、あと何日掛かるか。
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第5問
TOC(Theory of Constraints)の特徴はどれか。
個々の工程を個別に最適化することによって、生産工程全体を最適化する。
市場の需要が供給能力を下回っている場合に有効な理論である。
スループット(= 売上高 - 資材費)の増大を最重要視する。
生産プロセス改善のための総投資額を制約条件として確立された理論である。
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第6問
コアコンピタンスに該当するものはどれか。
主な事業ドメインの高い成長率
競合他社よりも効率性の高い生産システム
参入を予定している事業分野の競合状況
収益性の高い事業分野での市場シェア
ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第7問
投資評価方法の説明のうち、IRR(Internal Rate of Return)法はどれか。
“将来期待されるキャッシュインフローの現在価値の総額 - 初期投資額”を算出し、評価する。
“投資された資本 = 将来期待される各期のキャッシュインフローの累計”になるまでの期間を算出し、評価する。
“投資案のキャッシュアウトフローの現在価値の総額 = 将来に期待されるキャッシュインフローの現在価値の総額”になるような割引率を算出し、評価する。
“投資案の効果が及ぶ最終年までの平均年間純利益÷投資総額”で利回りを算出し、評価する。
ITストラテジスト試験(ST) の 10門
第8問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき,データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。
ログ情報によって復旧するときの処理時間が平均して約2倍になる。
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第9問
無線LANを利用するとき,セキュリティ方式としてWPA2を選択することで利用される暗号化アルゴリズムはどれか。
AES
ECC
RC4
RSA
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第10問
図の論理回路において,S=1,R=1,X=0,Y=1のとき,Sを一旦0にした後,再び1に戻した。この操作を行った後のX,Yの値はどれか。
X=0,Y=0
X=0,Y=1
X=1,Y=
X=1,Y=1