1級管工事施工管理技士 の 10門
第1問
流体の性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
水の密度は、1気圧のとき、4℃付近で最大となる。
水の粘性係数は、水温の上昇とともに小さくなる。
一般に、水は圧縮性流体として扱われる場合が多い。
一般に、水はニュートン流体として扱われ、粘性による摩擦応力は速度勾配に比例する。
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第2問
建設資材廃棄物の再資源化に関する記述のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、誤っているものはどれか。
建設業法上の管工事業のみの許可を受けた者が解体工事業を営もうとする場合は、当該業を行おうとする区域を管轄する都道府県知事の登録を受けなければならない。
対象建設工事の受注者は、工事着手の時期、分別解体等の計画その他の事項を都道府県知事に届け出なければならない。
対象建設工事の受注者は、分別解体等に伴って生じた、特定建設資材廃棄物であるコンクリートは再資源化をしなければならない。
対象建設工事の請負契約の当事者は、建設業法で定めるもののほか、分別解体等の方法、解体工事に要する費用その他の事項を書面に記載しなければならない。
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第3問
不活性ガス消火設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
貯蔵容器は、防護区画以外の場所で、温度40℃以下で温度変化が少く、直射日光及び雨水のかかるおそれの少い場所に設ける。
不活性ガス消火設備を設置した場所には、その放出された消火剤及び燃焼ガスを安全な場所に排出するための措置を講じる。
常時人がいない部分以外の部分は、全域放出方式としてはならない。
窒素を放出するものは、放出時の防護区画内の圧力上昇を防止するための避圧口を設けなくてもよい。
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第4問
直だき吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
二重効用形は、高温再生器内の圧力が大気圧以上であり、ボイラー関係法規の適用を受ける。
二重効用形は、高温再生器で発生した水蒸気で低温再生器を加熱する構造である。
冷媒である水は、蒸発器で蒸発し、吸収器で臭化リチウム水溶液に吸収される。
吸収冷凍機は蒸気又は温水で加熱するが、直だき吸収冷温水機はガスなどの燃焼で加熱する。
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第5問
低圧屋内配線工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
金属管工事で、同一回路の電線は、同一の管内に収めて電磁的平衡を保った。
CD管を天井内に直接転がして施設した。
金属管相互及び金属管とボックスの間には、ボンディングを施し、電気的に接続する。
CD管はオレンジ色であるため、PF 管(合成樹脂製可とう管)と判別できる。
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第6問
配管及び継手の支持に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
伸縮する立て管を振止め支持する場合、支持点は管が上下方向に動くように軽く締め付ける。
複式伸縮管継手を設ける場合は、継手本体を固定支持して、継手の近傍の両側にガイドを設ける。
蒸気管の横走り管を下方より形鋼振止め支持により支持する場合、保温材を付けたままローラの上に載せて取り付ける。
建物のエキスパンションジョイント部に変位吸収管継手を設ける場合は、継手の近傍で支持する。
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第7問
建設業の工事現場における安全管理体制に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
特定元方事業者は、下請けも含めた作業場の労働者が常時50 人以上となる場合には、統括安全衛生責任者を選任しなければならない。
統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人で、仕事を自ら行うものは、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
元方安全衛生管理者は、その事業場に専属の者を選任しなければならない。
主要構造部が鉄骨造である建築物において、労働者が常時20 人以上50 人未満となる場合は、店社安全衛生管理者を選任しなければならない。
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第8問
ヒートポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ヒートポンプのCOP(成績係数)は、加熱能力を投入したエネルギーで除したものである。
ヒートポンプの熱源は、容易に得られること、平均温度が低く温度変化の大きいことが適応条件としてあげられる。
空気熱源ヒートポンプを寒冷地において使用する場合は、補助加熱装置を用いるなどの注意が必要である。
ガスエンジンヒートポンプは、一般に、エンジンの排ガスや冷却水からの排熱を回収するための熱交換器を備えている。
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第9問
流入水及び放流水の水量、BOD濃度が下表の場合、合併処理浄化槽のBOD 除去率として、適当なものはどれか。
?80%
?85%
?90%
?95%
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第10問
日射に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
日射の熱エネルギーは、可視線部よりも紫外線部に多く含まれる。
日射により加熱された地表から放射される遠赤外線は、大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスに吸収される。
日射の大気透過率は、大気中に含まれる二酸化炭素よりも水蒸気の量に影響される。
1日の直達日射量は、水平面では冬よりも夏の方が多い。