建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第1問
給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
真空式温水発生機の定期検査は、労働安全衛生法の規定に基づいて行う。
給湯設備の停滞水は、機器・配管類からの金属の浸出に関係する。
自動空気抜き弁から水漏れがあった場合は、弁座にごみ等をかんでいるおそれがある。
給湯設備は、給水設備に準じた保守管理が必要である。
給湯水にレジオネラ属菌汚染が認められた場合、系統内を高濃度塩素により一時的に消毒する。
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第2問
流体の基礎に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
摩擦のないダクト中の流れを考える。流れの上流側にA断面、下流側にB断面をとると、AB断面間に、単位時間に流入する流れと流出する流れの[ ア ]は等しい。この関係を示す数式を[ イ ]という。
また、流れの運動エネルギーの保存を仮定すると、次のような[ ウ ]を表す式が得られる。
ただし、ρ:密度 U:速度 P:圧力(静圧) g:重力加速度 h:高さ とする。
この式の項目の単位は[ エ ]であり、第一項を動圧、第二項を静圧、第三項を位置圧と呼び、摩擦のない理想流体の流れでは、その合計値は一定値となる。
【ア】質量【イ】連続の式【ウ】ベルヌーイの定理【エ】Pa
【ア】質量【イ】流れの式【ウ】フーリエの法則 【エ】N
【ア】速度【イ】連続の式【ウ】フーリエの法則 【エ】m/s
【ア】圧力【イ】連続の式【ウ】フーリエの法則 【エ】N
【ア】圧力【イ】流れの式【ウ】ベルヌーイの定理【エ】Pa
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第3問
次の用語のうち、直接、空気調和に関連しないものはどれか。
気送管
混合損失
誘引ユニット
ゾーニング
モリエル(モリエ)線図
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第4問
ホルムアルデヒド測定法に関する組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
アクティブ法 ━━━ 吸光光度法(拡散スクラバー法)
アクティブ法 ━━━ 光電光度法(AHMT試験紙)
アクティブ法 ━━━ 化学発光法
パッシブ法 ━━━ 燃料電池法
パッシブ法 ━━━ DNPH含浸チューブーHPLC法
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第5問
ビルクリーニング用機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高い清浄度を要求される場所で使用する真空掃除機は、高性能フィルタ付きのものを使う。
1ブラシ式の床磨き機用ブラシの回転数は、一般に、毎分150~300回転である。
路面スイーパは、ローラ型の回転ブラシで床面を掃き、真空掃除機でほこりを処理する。
自動床洗浄機は、洗剤供給式床みがき機と、ドライ式真空掃除機とを結合したものである。
樹脂被膜の剥離に使用する床用パットは、粗いパット(黒又は茶)を用いる。
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第6問
建築物における衛生的環境の確保に関する法律の事業の登録に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
特定建築物の環境衛生上の維持管理を行う事業を営んでいる者は、その所在地を管轄する都道府県知事の登録を受けることができる。
登録の有効期間は、6年間である。
登録を受けなくても、特定建築物の環境衛生上の維持管理を行うことができる。
登録営業所が登録基準に適合しなくなったときは、その登録を取り消されることがある。
監督者等、複数の営業所の監督者等を兼務することができる。
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第7問
床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
セラミックタイルは、耐酸性、耐アルカリ性に優れる。
ゴムタイルは、耐溶剤性に乏しい。
コンクリートは、耐酸性に乏しい。
大理石は、耐酸性に乏しい。
花崗岩は、耐熱性に優れる。
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第8問
清掃作業に使用する洗剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一般用洗剤には、有機溶剤を加えたものがある。
カーペット用洗剤は、残った洗剤分の粉末化や速乾性などの特徴がある。
一般用洗剤は、作業性を高めるため、泡立ちを少なくしている。
界面活性剤には、汚れの再付着を防止する作用がある。
表面洗剤は、樹脂床維持剤の被膜を傷めないように酸性となっている。
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第9問
たばこに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
受動喫煙防止措置の努力義務は、健康増進法に規定されている。
喫煙により肺気腫のリスクが増大する。
発がん物質は、副流煙より主流煙に多く含まれる。
妊娠中の喫煙により低出生体重児の頻度が高くなる。
受動喫煙により小児の呼吸疾患のリスクが増加する。
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第10問
建築基準法に基づく容積率として、正しいものは次のうちどれか。
(建築面積 × 建築物の高さ)/ 敷地面積
(敷地面積 × 建築物の高さ)/ 建築面積
(建築物の延べ面積)/ 建築面積
(建築物の延べ面積)/ 敷地面積
敷地面積 / 建築面積