建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第1問
VDT作業の健康影響と対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
VDT作業では、ドライアイを引き起こす可能性がある。
「目と表示画面との距離」と「目と書類などとの距離」に差が少ないと眼の疲労が少なくなる。
厚生労働省のガイドラインでは、ディスプレイ画面上における照度は、500lx以下とすることとされている。
厚生労働省のガイドラインでは、書類及びキーボード上における照度は、300lx以上とすることとされている。
若年者は高齢者に比べ、目の疲れの回復に時間がかかる傾向がある。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第2問
排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
通気管端部の通気口は、害虫や鳥などが管内に出入りできないような構造とする。
雨水ますの流入管と流出管の管底差は、20mm程度とする。
排水管への掃除口の設置間隔は、管径100mm以下の場合には15m以内とする。
結合通気管は、高層建築物のブランチ間隔10以上の排水立て管において、最上階から数えてブランチ間隔10以内ごとに設ける。
管径100mmの排水横管の最小勾配は、1/150である。
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第3問
空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準(平成15年度厚生労働省告示第119号)に定められていないものは次のうちどれか。
日常的に清掃を行わない箇所は、6ヵ月以内ごとに、1回、定期に汚れの状況を点検する。
保管庫と清掃用機械器具等は、定期に点検し、必要に応じて整備、取替え等を行う。
カーペット類の洗浄後は、防汚剤を散布する。
廃棄物の処理設備は、定期に点検し、必要に応じ、補修、消毒等を行う。
建築物内で発生する廃棄物の分別、収集、運搬及び貯留は、衛生的かつ効率的な方法により速やかに処理する。
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第4問
空調機械室からの騒音に関する次のアからウの記述のうち、伝搬音の種類の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア:空気調和機から発生した音が隔壁・隙間等を透過してくる音
イ:ダクト・管路系の振動に起因する音
ウ:ダクト内を伝搬して給排気口から放射する音
【ア】固体伝搬音 ━ 【イ】空気伝搬音 ━ 【ウ】固体伝搬音
【ア】固体伝搬音 ━ 【イ】固体伝搬音 ━ 【ウ】空気伝搬音
【ア】固体伝搬音 ━ 【イ】空気伝搬音 ━ 【ウ】空気伝搬音
【ア】空気伝搬音 ━ 【イ】固体伝搬音 ━ 【ウ】空気伝搬音
【ア】空気伝搬音 ━ 【イ】空気伝搬音 ━ 【ウ】固体伝搬音
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第5問
ビルクリーニング用機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高い清浄度を要求される場所で使用する真空掃除機は、高性能フィルタ付きのものを使う。
1ブラシ式の床磨き機用ブラシの回転数は、一般に、毎分150~300回転である。
路面スイーパは、ローラ型の回転ブラシで床面を掃き、真空掃除機でほこりを処理する。
自動床洗浄機は、洗剤供給式床みがき機と、ドライ式真空掃除機とを結合したものである。
樹脂被膜の剥離に使用する床用パットは、粗いパット(黒又は茶)を用いる。
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第6問
レジオネラ症に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
病原体は、一般に20℃~50℃で繁殖する。
病原体は自然界の土壌や淡水中などに生息している。
病原体によって汚染された水のエアロゾル吸入は、感染経路の一つである。
感染の起こりやすさには、人の個人差が影響すると考えられる。
レジオネラ症は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律において、二類感染症に分類されている。
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第7問
建築物内廃棄物の保管場所に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
他の用途と兼用しない。
室内を正圧にする。
適度の床勾配を確保する。
出入口には自動扉を設ける。
分別して収集・保管ができる構造にする。
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第8問
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
事務所建築における1日当たりの設計給水量は、60~100L/人である。
貯水槽を屋内に設置する場合は、貯水槽天板と上部スラブとの距離を1m以上とする。
給水配管内の流速は、一般に0.9~1.2m/sである。
高層ホテルのゾーニングでは、上限給水圧力は0.7MPaである。
受水槽の容量は、一般に1日最大使用水量の1/2程度である。
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第9問
浮遊粒子の次のアからエの動力学的性質のうち、粒径が大きくなると数値が小さくなるものの組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア:終末沈降速度
イ:拡散係数
ウ:水平面への沈着速度
エ:荷電数が等しい粒子の電気移動度
アとイ
アとウ
アとエ
イとエ
ウとエ
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第10問
室内空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
揮発性有機化合物は、一般に沸点を基準に分類される。
におい物質は、揮発性、化学反応性に富む比較的高分子の有機化合物が多い。
二酸化硫黄は、無色の刺激性の気体で、石炭や重油などの燃焼排気に含まれる。
ホルムアルデヒドは、無色の刺激臭を有する気体で水溶性である。
PM2.5は中位径が2.5μm以下の微小粒子状物質のことである。