建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物についての建築基準法による取扱いに関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
建築主事又は[ ア ]は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に該当する特定建築物に関して建築確認申請書を受理した場合においては、[ イ ]に[ ウ ]しなければならない。[ イ ]は、必要があると認められる場合においては、建築基準法に規定する許可又は確認について、特定行政庁、建築主事又は、[ ア ]に対して[ エ ]ことができる。
[ア]都道府県知事 [イ]市町村 [ウ]通知 [エ]改善を求める
[ア]都道府県知事 [イ]市町村 [ウ]連絡 [エ]意見を述べる
[ア]都道府県知事 [イ]保健所長 [ウ]通知 [エ]意見を述べる
[ア]指定確認検査機関 [イ]市町村 [ウ]連絡 [エ]改善を求める
[ア]指定確認検査機関 [イ]保健所長 [ウ]通知 [エ]意見を述べる
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
室内空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
揮発性有機化合物は、一般に沸点を基準に分類される。
におい物質は、揮発性、化学反応性に富む比較的高分子の有機化合物が多い。
二酸化硫黄は、無色の刺激性の気体で、石炭や重油などの燃焼排気に含まれる。
ホルムアルデヒドは、無色の刺激臭を有する気体で水溶性である。
PM2.5は中位径が2.5μm以下の微小粒子状物質のことである。
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第3問
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)に基づく特定調達品目(庁舎管理・清掃)の判断基準として、最も不適当なものは次のうちどれか。
清掃に使用する床維持剤・洗浄剤等の揮発性有機化合物の含有量が指針値以下であること。
洗面所の手洗い洗剤として石けん液又は石けんを使用する場合は、廃油又は動植物油脂を原料としたものを使用すること。
ごみの収集は、資源ごみ、生ごみ、可燃ごみ、不燃ごみを分別し、適切に回収が実施されていること。
資源ごみのうち紙類については、古紙のリサイクルに配慮した分別・回収が実施されていること。
洗剤を使用する場合は、水素イオン濃度(pH)の高いものを使用すること。
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第4問
排水槽及び排水ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると、正圧になるので排気を行う。
排水槽の底の勾配は、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする。
排水槽の通気管は、単独で設け、衛生上支障のない位置・構造で外気に開放する。
排水槽のマンホールの大きさは、直径600mm以上の円が内接できるものとする。
排水ポンプは、排水槽の吸込みピットの壁などから100mm以上離して設置する。
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第5問
一辺が3mの正方形の壁材料を組み合わせて立方体の室を作り、日射が当たらない条件で床面を地表面に固定した。壁材料の熱貫流抵抗を0.5(m2・K)W、隙間換気は無視できるとし、外気温度が10℃の条件下で内部を加熱したところ、十分に時間が経過した後の室温度が30℃になった。なお、床面は完全に断熱されており、床を通じての貫流熱流はない。このとき、室内での発熱量として、最も適当なものは次のうちどれか。
90W
360W
450W
900W
1,800W