建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
輸送設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エレベータに使用される巻上電動機には、交流式と直流式がある。
建築基準法の規定により、高さ31mを超える建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定する。
建築基準法の規定により、エレベータの安全装置として、制動装置を設けなければならない。
油圧式エレベータは、走行機の速度制御が広範囲にわたって可能である。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
排水通気設備に関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
ループ通気管 ━━ 自己サイホン作用の防止
特殊継手排水システム ━━ 排水立て管内の排水流速の低減
雨水浸透方式 ━━ 下水道負荷の軽減と地下水の涵養
ドラムトラップ ━━ 実験用排水などからの固形物の阻集
洗濯機排水管 ━━ 排水口開放
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第3問
建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物は、建築主によって企画される。
請負契約の方法には、一般競争入札、指名競争入札、随意契約がある。
土工地業工事には、土工事、山止め工事、地業及び基礎工事がある。
建設業法では、発注者の書面による承諾のない限り、一括下請負は禁止されている。
工事監理は、施工者が建築主の委託を受けて代行することが多い。
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第4問
建築物の防火対策と避難計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
火災の早期発見、初期消火のため、自動火災報知機やスプリンクラ設備などを設置する。
火災の拡大防止のため、特定防火設備で区画化して防火区画を作る。
避難の原則として、ニ方向以上の避難経路を確保する。
劇場、集会場等における客室からの出口の戸は、内開きとする。
避難動線は、日常動線と一致させる。
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第5問
建築材料及び部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンシステンシーは、流動に対する抵抗性の程度で表されるフレッシュコンクリートの性質である。
板ガラスは、部分的に加熱されると破壊しやすい。
普通コンクリートの単位容積当たりの質量は、約2.300kg/m3である。
建築用木材が加熱されると、一般に200℃前後で自然発火する。
テラゾは人造大理石で、床の仕上げ材として使用される。