建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
水道法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とするもので、水槽の有効容量の合計が10m3を超えるものをいう。
給水装置とは、需要者に水を供給するために水道事業者の施設した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう。
計画給水人口が5,001人以上である水道事業は、一般に上水道事業と呼ばれる。
専用水道とは、寄宿舎等の自家用水道等で、50人を超えるものにその居住に必要な水を供給するもの、又は人の生活の用に供する1日最大給水量が10m3を超えるものをいう。
水道事業とは、一般の需要に応じて水道によって水を供給する事業であって、計画上の給水人口が101人以上のものをいう。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
輸送設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エレベータに使用される巻上電動機には、交流式と直流式がある。
建築基準法の規定により、高さ31mを超える建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定する。
建築基準法の規定により、エレベータの安全装置として、制動装置を設けなければならない。
油圧式エレベータは、走行機の速度制御が広範囲にわたって可能である。
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第3問
光環境と視覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
網膜にある杆体細胞は、感光度が高く、錐体の約500倍の感度をもつ。
近年普及している発光ダイオード(LED)は、指向性が弱く、拡散光が得やすい。
明るい場所から暗い場所に入ったとき、目が完全に順応するには約40分以上かかる。
照明の質を高めるためには、グレアを防止することが必要である。
錐体細胞は、解像力に優れ、色覚に必要な化学物質を含んでいる。
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第4問
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
事務所建築における1日当たりの設計給水量は、60~100L/人である。
貯水槽を屋内に設置する場合は、貯水槽天板と上部スラブとの距離を1m以上とする。
給水配管内の流速は、一般に0.9~1.2m/sである。
高層ホテルのゾーニングでは、上限給水圧力は0.7MPaである。
受水槽の容量は、一般に1日最大使用水量の1/2程度である。
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第5問
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ちゅう房などの連続的に湯を使用する系統の枝管には、返湯管を設けない場合が多い。
給湯量を均等に循環させるために、返湯管に定流量弁を設ける。
給湯設備における金属材料の腐食は、給水設備において使用される場合より早期に発生し、その腐食速度も速い。
直接加熱方式とは、蒸気や高温水を熱源として、加熱コイルなどによって給湯用の水を加熱する方式である。
給湯循環ポンプは、返湯管に設置する。