2級建築施工管理技士 の 10問
第1問
仕上げ改修工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
外壁タイル張り仕上げの下地モルタルと構造体コンクリートの間の浮き面積が0.25m2程度の部分は、アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法で補修した。
外装金属カーテンウォールの既存シーリングをすべて除去することが困難なため、補修シーリング材をかぶせるブリッジ工法で補修した。
コンクリート下地面の複層仕上塗材の既存塗膜部分は、高圧水洗工法によって除去した。
既存露出アスファルト防水層の上に、アスファルト防水熱工法により改修をするため、下地調整材としてポリマーセメントモルタルを用いた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第2問
合成高分子系ルーフィングシート防水工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
加硫ゴム系シート防水接着工法のルーフィングシート相互の接合部は、接着剤とテープ状シール材を併用して接合した。
塩化ビニル樹脂系シート防水接着工法のルーフィングシート相互の接合部は、重ね面を熱融着し、端部は液状シール材で処理した。
加硫ゴム系シート防水接着工法のルーフィングシート面は、シートの保護及び美観を目的に仕上塗装を行った。
塩化ビニル樹脂系シート防水接着工法の立上り部の出入隅角は、ルーフィングシートの張付けに先立ち成形役物を張り付けた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第3問
建築工事に係る提出書類とその届出先の組合せとして、不適当なものはどれか。
建設用リフト設置届 ―― 都道府県知事
建設工事計画届 ―― 労働基準監督署長又は厚生労働大臣
特定建設作業実施届出書 ―― 市町村長
建築工事届 ―― 都道府県知事
2級建築施工管理技士 の 10問
第4問
金属工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
アルミニウム製モールディングが長尺であったので、伸縮調整継手を設けた。
アルミニウム製モールディングの留付けは、目地底でステンレス製小ねじ留めとした。
アルミニウム製笠木は、直線部材をコーナー部材より先に取り付けた。
アルミニウム製笠木の天端の水勾配は、内側が低くなるように取り付けた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第5問
普通コンクリートを用いた場合の鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに施工誤差を見込んで割増しをしたものである。
屋内の耐力壁の最小かぶり厚さは、30 mm とする。
べた基礎の耐圧スラブ(底盤)下面の最小かぶり厚さは、40 mm とする。
腹筋を外付けするときの大梁の最小かぶり厚さは、幅止め筋の表面から確保する。
2級建築施工管理技士 の 10問
第6問
杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
場所打ちコンクリート杭は、地盤を削孔し、その中に鉄筋かごを挿入してコンクリートを打ち込んでつくる。
外殻鋼管付コンクリート杭は、大きな水平力が作用する杭に適している。
既製コンクリート杭のセメントミルク工法は、伏流水がある地盤に適している。
鋼管杭は、既製コンクリート杭に比べて破損しにくく、運搬、仮置きに際して、取扱いが容易である。
2級建築施工管理技士 の 10問
第7問
山留め工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
アイランド工法は、掘削平面の規模が小さくて深い根切りに適している。
切梁工法は、側圧を山留め支保工でバランスさせる必要があり、掘削平面が整形な場合に適している。
法付けオープンカット工法は、山留め支保工が不要であり、地下躯体施工の作業性がよい。
逆打ち工法では、地下の構造体を山留め支保工として利用する。
2級建築施工管理技士 の 10問
第8問
加硫ゴム系ルーフィングシート防水の接着工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
下地への接着剤の塗布は、プライマーの乾燥後に行う。
下地とシートの接着に用いる接着剤には、エポキシ樹脂系接着剤を用いる。
平場でのシート相互の接合幅は、長手・幅方向とも100 mm 以上とする。
ルーフドレンや配管とスラブとの取合い部は、平場のシートの張付けに先立ち増張りを行う。
2級建築施工管理技士 の 10問
第9問
壁のせっこうボード張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
せっこう系接着材直張り工法における張付け用接着材の塗付け間隔は、ボードの中央部より周辺部を大きくした。
せっこう系接着材直張り工法における張付けの際には、くさびをかってボードを床面から浮かし、床面からの水分の吸い上げを防いだ。
軽量鉄骨壁下地に張り付ける場合のドリリングタッピンねじは、鋼製下地の裏面に10mm以上の余長が得られる長さのものを用いた。
ボードを突付けとせず、すき間を開けて底目地を取る目透し工法で仕上げる壁は、スクェアエッジのボードを使用した。
2級建築施工管理技士 の 10問
第10問
建設工事に係る次の資材のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」上、特定建設資材として定められていないものはどれか。
駐車場の解体撤去工事に伴って生じたアスファルト・コンクリート塊
場所打ちコンクリート杭工事の杭頭処理に伴って生じたコンクリート塊
木造住宅の新築工事に伴って生じた木材の端材
住宅の屋根の葺き替え工事に伴って生じた粘土瓦