1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
ディーゼルエンジンの燃料に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
軽油は、JISにおいて、夏用、冬用の2種類に分けられている。
軽油の着火性を示すセタン価が小さいほど着火し易く、始動が容易である。
軽油は、消防法で第1石油類に分類され、500?以上の貯蔵は同法により禁止されている。
圧縮し発熱させた空気中に軽油を高圧噴射して自然着火させるので、揮発性は一般的に不要である。
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第2問
コンクリートに使用する混和材料とその主な機能の組合せに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
【混和材料】膨張材
【主な機能】アルカリシリカ反応を抑制する。
【混和材料】石灰石微粉末
【主な機能】流動性を高めたコンクリートの材料分離やブリージングを減少させる。
【混和材料】AE剤・AE減水剤
【主な機能】ワーカビリティや耐凍害性を改善する。
【混和材料】高炉スラグ微粉末
【主な機能】水和熱の発生速度を遅くしたり、コンクリートの長期強度を増進する。
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第3問
下記の条件で32 t級ブルドーザで掘削押土した場合、運転1時間当たり掘削押土量(地山)として次のうち、適切なものはどれか。
【条件】
1サイクル当たりの掘削押土量(地山):4.5 m3
土量換算係数:1.0
作業効率:0.8
1サイクルの所要時間:2 分
80 m3/h
108 m3/h
216 m3/h
432 m3/h
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第4問
建設機械用ディーゼルエンジンの特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
自動車用ディーゼルエンジンと比べて、耐久性、寿命の観点から回転速度を下げ、平均ピストン速度を8~11 m/s に抑えている。
一般にサイクルエンジンが使用され、理論作動サイクルは複合サイクル(サバテサイクル)である。
4サイクルエンジンは、2サイクルエンジンに比べて回転力が均一で、気筒容積当たりの出力が大きい。
最近の排出ガス対策型エンジンは、高圧の燃料を電子制御するコモンレール式燃料噴射装置を採用する機種が増えている。
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第5問
建設機械用ディーゼルエンジンの特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
燃料消費率は、一般的に定格出力のときに最小値を示す。
耐久性及び寿命の問題から、自動車用ディーゼルエンジンより回転速度を下げている。
トルクライズは、エンジンのねばり強さを示すもので、トルクライズが大きいほどエンジンストップしにくい。
理論作動サイクルは複合サイクルで、ガソリンエンジンと比較して高燃焼圧である。
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第6問
労働安全衛生法上、工事開始の30日前までに厚生労働大臣に計画を届け出る必要がある大規模な仕事として次のうち、適切なものはどれか。
堤高が120 m のダムの建設の仕事。
高さが200 m の塔の建設の仕事。
長さが800 m のずい道の建設の仕事。
最大支間1,200 m のつり橋の建設の仕事。
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第7問
国土交通省における土木工事の工事費の構成に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
工事原価は、直接工事費、間接工事費及び一般管理費で構成されている。
直接工事費は、材料費、労務費、直接経費に分けられる。
直接工事費には、運搬費も含まれる。
純工事費は、直接工事費に間接工事費を加え、一般管理費を除いたものである。
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第8問
リッパ作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
岩の層、亀裂等が地面に対して斜めに入っている場合には、逆目にリッピングする。
リッパ作業が容易なときは、リッパシャンクの数を増やすより、車速を増す方が効率が良い。
リッピング中に履帯がスリップした場合は、スリップしない程度までエンジン回転を下げる。
一方向の作業だけで不十分な場合は、縦横十文字になるようにリッピングを行う。
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第9問
軽油に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
軽油は、消防法で危険物第四類の第二石油類に区分されている。
JIS規格では、流動点や目詰まり点等の低温特性の違いにより5種類に分類されている。
目詰まり点は軽油ワックス分が燃料フィルタを閉塞する温度であり、流動点より低い。
セタン価が小さい軽油を使用すると、低温始動性が悪くなる。
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第10問
アスファルト舗装に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ポーラスアスファルト混合物は、排水性舗装の表層や低騒音舗装の表層に用いられる。
舗装厚さは、一般に表層、基層及び上層路盤の合計厚さである。
配合設計は、原則としてマーシャル安定度試験を行い、設計アスファルト量を求める。
粗粒度アスファルト混合物は、通常、基層用の加熱アスファルト混合物として使用される。