1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
トラクタ系建設機械の安全対策に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
JISに基づく標準操作方式建設機械として認定を受けた機械を使用するのが望ましい。
岩石の落下等の危険がある現場では、FOPS(落下物保護構造)または堅固なヘッドガードを備えた機械を使用しなければならない。
転倒または転落の危険がある現場では、ROPS(転倒時保護構造)及びシートベルトを備えた機械を使用するよう努めなければならない。
林業用グラップルを装着した機械を、解体作業に使用してもよい。
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第2問
労働安全衛生法上、工事開始の30日前までに厚生労働大臣に計画を届け出る必要がある大規模な仕事として次のうち、適切なものはどれか。
堤高が120 m のダムの建設の仕事。
高さが200 m の塔の建設の仕事。
長さが800 m のずい道の建設の仕事。
最大支間1,200 m のつり橋の建設の仕事。
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第3問
道路茜河川等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
道路の路面には、普通、直線区間では道路の中央から路肩に向かって雨水が流れるように、左右対称に1.5~2.0%程度の横断勾配が設けられる。
堤防を中心にして河川の流れのある側を堤外地、反対側を堤内地という。
鉄道の道床は、路盤の上に設置され、まくら木を直接に支持するもので、普通15~30cm程度の厚さに砂利または砕石が敷かれる。
河口付近の潮汐により水の流れる方向が変わる河川では、流れの方向により左岸、右岸が変わる。
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第4問
地中連続壁の特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
構造体が地盤に密着して築造されるので、水平荷重に対して抵抗力が大きい。
任意の形状茜大きさの基礎が施工可能であるが、軟弱地盤に対しては適さない。
既設構造物に近接した施工が可能で、周辺地盤や既設構造物に与える影響が少ない。
地中連続壁は、止水性にもすぐれており、土留め壁としても施工されている。
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第5問
基礎関係工法の分類と基礎工事用機械に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
既製杭施工機械の施工方式には、打撃、圧入、回転及び掘削がある。
場所打ち杭工法の施工機械には、アースオーガ中掘機がある。
地中連続壁工法の施工方式には、脱水工法及び締固め工法がある。
地盤改良工法の施工機械には、アースドリルや揺動型掘削機がある。
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第6問
労働安全衛生法に定められている、安全又は衛生のための特別教育に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
事業者は、特別教育を行ったときは、当該特別教育の受講者、科目等の記録を作成して、これを1年間保存しておかなければならない。
事業者は、建設用リフトの運転の業務につかせるときは、安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。
事業者は、特別教育の科目について十分な知識及び技能を有していると認められる労働者であっても、省略することはできない。
事業者は、労働者を雇い入れたときは、必ず当該労働者が従事する業務に関する安全又は衛生に関する特別の教育を行わなければならない。
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第7問
コンクリート舗装の施工フローを示す下図において、(A)~(D)に当てはまる舗装機械の組合せとして、次のうち適切なものはどれか。
【A】コンクリートフィニッシャ
【B】コンクリートスプレッダ
【C】コンクリートレベラ
【D】キュアリングマシン
【A】コンクリートスプレッダ
【B】コンクリートフィニッシャ
【C】コンクリートレベラ
【D】キュアリングマシン
【A】コンクリートフィニッシャ
【B】コンクリートスプレッダ
【C】キュアリングマシン
【D】コンクリートレベラ
【A】コンクリートスプレッダ
【B】コンクリートフィニッシャ
【C】キュアリングマシン
【D】コンクリートレベラ
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第8問
道路における盛土の施工の前に行う盛土基礎地盤の処理に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
草木や切株は、盛土のゆるみや沈下が生ずるおそれがあることから伐開除根を行う。
原地盤の不陸をならし、自然排水が容易な勾配に整形するとともに、工事区域外からの水の浸防止を目的に素掘り側溝、暗渠排水を施工する。
勾配が1:4程度より急で、一定の高さがある地山への盛土は、段切りの施工を行う。
表層に水田のような薄い軟弱層がある場合には、サンドドレーン工法により盛土基盤の乾燥を図る。
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第9問
土の性質に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
粘土を垂直に切っても、その切断面が安定を保っているのは、粘土の土粒子間に働く摩擦力によるものである。
一般に粘性土は、こね返すと土の強度が増加する。
一般に粘土のように土粒子の粒径の小さな土は、透水性が小さい。
透水係数の小さい土は、圧密の進行が速い。
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第10問
油圧ショベルの各種状況下における運転方法に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
不整地や軟弱地では、走行抵抗が大きいので、あらかじめ高速度で進入しステアリングは急旋回を避けるとよい。
傾斜地での走行は、危険を伴うので、バケットはできるだけ高い位置に保持して慎重に行う。
河川を横切って渡るときの許容水深は、上部旋回体の下面までである。
幅員の狭い場所で方向を変えるときは、ブームやアーム及びバケット等を建物等に接触させないように気を付け、必要に応じて誘導者を付ける。