1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
機体質量6t以上の油圧ショベルにおけるコンピュータ制御に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
エンジン回転速度の制御は、エンジン回転速度が目標回転速度より低くなったら、油圧ポンプの吐出流量を増やし、エンジンストールを防止する。
可変容量形油圧ポンプの吐出油量制御は、重負荷がかかったときにエンジン回転速度を自動的に上げて、作業量を増やす制御などが行われる。
超小旋回形油圧ショベルのキャブ干渉防止装置は、バケットに装着したセンサでキャブに干渉しないようアームの停止位置を決める。
建設機械遠隔稼動管理システムは、GNSS(汎地球測位航法衛星システム)等を利用し、建設機械から離れた事務所などで遠隔操作をする。
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第2問
棒状バイブレータによるコンクリートの締固めに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
棒状バイブレータを差し込む間隔は、一般に1m程度にするとよい。
1台のバイブレータで締め固められるコンクリートの容積は、一般に1時間に4~8m3 程度である。
締固め時間の目安は、一般には5~15 秒程度である。
コンクリートを打ち重ねる場合、棒状バイブレータを下層のコンクリート中に 10 cm 程度挿入しなければならない。
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第3問
締固め管理に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
コンパクションメータは、振動ローラのロールの振動波形をセンサで計測し、締固めの目安を示す。
重錘落下式締固め管理装置は、重錘を落下させ地面に衝突したときの衝撃力と加速度を計測し、締固め度を記録する。
RI密度計は、土の密度や水分を測定する計測器で、密度測定に中性子線を、水分測定にガンマ線を用いる。
転圧回数表示装置は、ローラの転圧回数の管理をリアルタイムに記録、表示する装置である。
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第4問
軟弱地盤対策の工法と主として期待される効果の組合せに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
【工法】サンドマット工法
【主として期待される効果】地盤の沈下そのものを少なくする効果。
【工法】サンドドレーン工法
【主として期待される効果】地盤の沈下を促進して、有害な残留沈下を少なくする効果。
【工法】バイブロフローテーション工法
【主として期待される効果】液状化を防ぎ、地震時の安定を図る効果。
【工法】漸増載荷工法
【主として期待される効果】圧密による地盤強度の増加を図る効果。
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第5問
モータグレーダのブレードの諸元に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ブレード最大上昇量は、水平に置かれたブレードを最大に上昇させたとき、カッティングエッジ最下端と地表面との垂直距離をいう。
ブレード横送り量は、ブレードを車体中心線に直角に置いた状態での前輪の最外側とカッティングエッジ端部との水平距離をいう。
ブレード推進角は、車体の前後方向中心線に対するブレードのなす角度をいう。
ブレードチルト角は、前進状態でカッティングエッジの下端の線と地表面とがなす角度をいう。
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第6問
下図に示す普通土を同一施工条件で含水比を変えて締め固めた傾向を表す締固め回数━挨乾燥密度曲線の(A)~(C)に当てはまる語句の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
(A)最適含水比の土(B)最適含水比以下の土(C)最適含水比以上の土
(A)最適含水比の土(B)最適含水比以上の土(C)最適含水比以下の土
(A)最適含水比以上の土(B)最適含水比の土(C)最適含水比以下の土
(A)最適含水比以下の土(B)最適含水比の土(C)最適含水比以上の土
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第7問
特殊な舗装の施工に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
半たわみ性舗装の施工では、路面切削機やロードスタビライザが使用される。
半たわみ性舗装の施工では、開粒度アスファルト混合物で舗装後、タイヤローラによりセメントミルクを浸透させる。
排水性舗装の施工では開粒度アスファルト混合物を使用するので、温度管理に十分注意する必要がある。
排水性舗装の初転圧では、空隙を潰さないようタイヤローラを使用する。
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第8問
土の性質に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
粘土を垂直に切っても、その切断面が安定を保っているのは、粘土の土粒子間に働く摩擦力によるものである。
一般に粘性土は、こね返すと土の強度が増加する。
一般に粘土のように土粒子の粒径の小さな土は、透水性が小さい。
透水係数の小さい土は、圧密の進行が速い。
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第9問
情報化施工におけるトータルステーションに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1台の器械で角度?鉛直角茜水平角?と距離を同時に測定することができる電子式測距測角儀のことである。
設計データを搭載した建設機械が作業装置を自動制御するシステムである。
計測した角度と距離から未地点の三次元座標を計算し、計測データの記録及び出力を行うことができる。
自動追尾の場合は、視準した対象物が移動してもモータ駆動によってトータルステーションが自動的に対象物を追尾する機能を備えている。
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第10問
下記の条件で32 t級ブルドーザで掘削押土した場合、運転1時間当たり掘削押土量(地山)として次のうち、適切なものはどれか。
【条件】
1サイクル当たりの掘削押土量(地山):4.5 m3
土量換算係数:1.0
作業効率:0.8
1サイクルの所要時間:2 分
80 m3/h
108 m3/h
216 m3/h
432 m3/h