1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
盛土の締固め情報化施工に関する以下の記述の(A)及び(B)に入る語句の組合せとして、次のうち適切なものはどれか。
( A )あるいは自動追尾式トータルステーションにより、稼働している締固め機械の走行位置を計測茜記録し、盛土面に設定した管理ブロックごとに走行軌跡情報に基づく( B )の色分け分布図を作成してリアルタイムに車載モニターに表示することで、盛土面全面にわたって必要な( B )を確保できるようオペレータの操作を支援するシステムである。
【A】RTK挨GNSS【B】締固め度
【A】IC タグ 【B】締固め度
【A】RTK挨GNSS【B】締固め回数
【A】IC タグ 【B】締固め回数
1級建築機械施工技士 の 10門
第2問
潤滑油の添加剤の働きに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
【種類】清浄分散剤
【働き】汚れを洗い落とし油中に分散させ、酸を中和する。
【種類】極圧剤
【働き】低温でも固まらないようにする。
【種類】粘度指数向上剤
【働き】温度による粘度変化を小さくする。
【種類】消泡剤
【働き】泡を立ちにくくする。
1級建築機械施工技士 の 10門
第3問
アスファルト舗装に使用する主要な材料に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
石油アスファルト乳剤は、主として加熱アスファルト混合物、タックコート、プライムコート及びシールコートに使用される。
フィラーには、石灰岩やその他の岩石を粉砕した石粉、消石灰のほかに、セメントも使用される。
トリニダッドレイクアスファルトは、グースアスファルト混合物やロールドアスファルト混合物用アスファルト改質材として使用される。
添加材料には、はく離防止剤や繊維質補強剤等があり、アスファルト混合物の性状を改善又は新たな効果を付与するために添加される。
1級建築機械施工技士 の 10門
第4問
モータグレーダの機構、構造に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
前後輪の軸距のほぼ中央に、ブレードを装備している。
前輪軸は、前車軸中央部でフレームとピン接合された揺動機構になっている。
前車輪は、タイヤを左又は右に傾けることができるリーニング機構になっている。
後4輪は、ブレード作業の仕上げ精度を向上させるため独立懸架機構になっている。
1級建築機械施工技士 の 10門
第5問
地中連続壁の特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
構造体が地盤に密着して築造されるので、水平荷重に対して抵抗力が大きい。
任意の形状茜大きさの基礎が施工可能であるが、軟弱地盤に対しては適さない。
既設構造物に近接した施工が可能で、周辺地盤や既設構造物に与える影響が少ない。
地中連続壁は、止水性にもすぐれており、土留め壁としても施工されている。
1級建築機械施工技士 の 10門
第6問
ソイルプラントに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ソイルプラントは、粒度調整工法やセメント安定処理工法の路盤材料の混合に使用される。
ソイルプラントの混合装置には、ロータリドラム式とパグミル式がある。
ソイルプラントの混合能力は、50t/h級から600t/h級まである。
ソイルプラントのベルトコンベヤの張りの調整は、プラントを運転しながら行う。
1級建築機械施工技士 の 10門
第7問
モータグレーダの一般的な機構及び構造に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ブレードを、軸距のほぼ中間位置に装着している。
ブレードでの作業の仕上げ精度を向上させるため、全車輪が独立懸架機構となっている。
前車軸は、軸中央部でフレームとピン接合された揺動機構となっている。
アーティキュレートしなくても、道路運送車両の保安基準の最小回転半径以内で回転することができる。
1級建築機械施工技士 の 10門
第8問
道路法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
道路の種類には、高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道がある。
道路の附属物は、道路と一体となってその効用を全うするが、道路法上の道路から除外されている。
指定区間外の国道の道路管理者は、国土交通大臣である。
道路の占用許可は、道路の地下を占用する場合には受ける必要がない。
1級建築機械施工技士 の 10門
第9問
軟弱地盤対策の工法と主として期待される効果の組合せに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
【工法】サンドマット工法
【主として期待される効果】地盤の沈下そのものを少なくする効果。
【工法】サンドドレーン工法
【主として期待される効果】地盤の沈下を促進して、有害な残留沈下を少なくする効果。
【工法】バイブロフローテーション工法
【主として期待される効果】液状化を防ぎ、地震時の安定を図る効果。
【工法】漸増載荷工法
【主として期待される効果】圧密による地盤強度の増加を図る効果。
1級建築機械施工技士 の 10門
第10問
モータグレーダの懸架装置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
後輪タンデム機構によって、後輪の内の輪が凸部に乗り上げた場合の車体上下方向の変動量は、ブレード部では1/2になる。
前車軸揺動機構によって、片側のタイヤが路面の凸部に乗り上げたとき、前車軸中央部の変動量は1/2になる。
前輪のリーニング機構によって、作業時にブレードから受ける横方向の大きなモーメントに対応することができる。
後輪タンデム機構によって、タイヤが路面の凸部に乗り上げても、常時駆動する輪が接地して、大きな駆動力が出せる。