1級建築機械施工技士 の 5門
第1問
労働基準法における、労働者が業務上負傷した場合の補償に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
土木工事が数次の請負いによって行われる場合、元請負人は、二以上の下請負人に同一工事について重複して、災害補償を引き受けさせなければならない。
労働することができないために賃金を受けない場合においては、使用者は、労働者の療養中平均賃金の百分の六十の休業補償を行わなければならない。
労働者が重大な過失によって業務上負傷し、且つ使用者がその過失について行政官庁の認定を受けた場合においては、休業補償又は障害補償を行わなくてもよい。
労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかった場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない。
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第2問
建設機械用ディーゼルエンジンの構造に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
燃焼室の形状は、中茜大型エンジンに適した渦流室式が主流となっている。
過給機は出力を増加させるもので、大型建設機械では機械式が一般的である。
予燃焼室式は、直接噴射式に比べて構造が簡単で始動性や燃費がよい。
潤滑装置は、摺動部の運動を滑らかにしたり、焼き付き防止等のために、エンジン各部にエンジン潤滑油を循環させる。
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第3問
建設業法に定める工事現場に置く技術者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
土木一式工事に関し10年以上実務経験を有する者を、土木工事の主任技術者として置くことができる。
建設業者は、請け負った建設工事を施工するときは、当該工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる主任技術者または監理技術者を置かなければならない。
公共性のある施設に関する重要な建設工事で、政令に定めるものについては、主任技術者または監理技術者は、工事現場ごとに専任でなければならない。
特定建設業者は、発注者から直接請け負った建設工事を施工するときは、下請契約の請負代金の額にかかわらず、当該建設工事に関する主任技術者を置かなければならない。
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第4問
以下の記述は、コンクリートの配合に関するものである。(A)?(C)に当てはまる語句の組合せのうち、適切なものはどれか。
必要以上に(A)が多いコンクリートは、(B)も多くなって不経済であり、材料分離が起こりやすく、硬化後の(C)が大きくなる。
[A]圧縮強度 [B]水セメント比(W/C) [C]収縮
[A]単位水量 [B]単位セメント量 [C]収縮
[A]単位セメント量 [B]圧縮強度 [C]膨張
[A]水セメント比(W/C) [B]単位水量 [C]膨張
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第5問
モータグレーダの懸架装置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
後輪タンデム機構によって、後輪の内の輪が凸部に乗り上げた場合の車体上下方向の変動量は、ブレード部では1/2になる。
前車軸揺動機構によって、片側のタイヤが路面の凸部に乗り上げたとき、前車軸中央部の変動量は1/2になる。
前輪のリーニング機構によって、作業時にブレードから受ける横方向の大きなモーメントに対応することができる。
後輪タンデム機構によって、タイヤが路面の凸部に乗り上げても、常時駆動する輪が接地して、大きな駆動力が出せる。