看護師国家試験 の 10門
第1問
気胸(pneumothorax)について正しいのはどれか。
外傷は原因の 1 つである。
自然気胸(spontaneous pneumothorax)は若い女性に多い。
原因となるブラは肺底部に多い。
治療として人工呼吸器による陽圧換気が行われる。
看護師国家試験 の 10門
第2問
生活保護法で正しいのはどれか。
居住地を管轄する福祉事務所に申請する。
扶助率は全国一律に定められている。
光熱費は生活扶助に該当しない。
ホームレスは対象とならない。
看護師国家試験 の 10門
第3問
A さん(45 歳、男性)は、便に血液が混じっていたため受診した。検査の結果、直腸癌と診断され、自律神経を部分温存する低位前方切除術が予定されている。
術後 1 日。順調に経過し、A さんは離床が可能になった。腹腔内にドレーンが 1 本留置され、術後の痛みに対しては、硬膜外チューブから持続的に鎮痛薬が投与されている。看護師が A さんに痛みの状態を尋ねると、A さんは「まだ傷が痛いし、今日は歩けそうにありません」と話す。このときの対応で最も適切なのはどれか。
体動時に痛む場合は歩行しなくてよいと説明する。
歩行には看護師が付き添うことを提案する。
歩行練習を 1 日延期することを提案する。
鎮痛薬の追加使用を提案し歩行を促す。
看護師国家試験 の 10門
第4問
発達段階と心の健康問題の組合せで最も関連が強いのはどれか。
幼児期 ―――― 摂食障害
青年期 ―――― 分離不安
成人期 ―――― アルコール依存症
老年期 ―――― 青い鳥症候群
看護師国家試験 の 10門
第5問
ワルファリンの服用時に避けた方がよい食品はどれか。
緑 茶
納 豆
チーズ
バナナ
グレープフルーツ
看護師国家試験 の 10門
第6問
A さん(46 歳、男性)は、肺癌の腰椎転移で治療中である。モルヒネ徐放錠 20 mgを 1 日 2 回(午前 9 時、午後 9 時)とアセトアミノフェン 500 mg を 1 日 3 回(毎食後)内服して痛みをコントロールしていたが、急激な痛みが出現した。この時点の A さんへのレスキューとして用いられるのはどれか。
モルヒネ徐放錠
モルヒネ速効性薬
アセトアミノフェン
非ステロイド性消炎鎮痛薬
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第7問
疾病の発生要因と疫学要因の組合せで正しいのはどれか。
食 事 ━━ 宿主要因
職 業 ━━ 宿主要因
細胞免疫 ━━ 環境要因
媒介動物 ━━ 環境要因
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第8問
大震災発生後 1 週、約 300 人の被災者が小学校の体育館に避難している。この時点で看護師が行う支援として最も適切なのはどれか。
災害看護マニュアルの見直し
生活の自立支援
感染症対策
避難訓練
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第9問
A さん(35 歳、初産婦)は、夫と 2 人で暮らしている。妊娠 28 週 2 日、妊婦健康診査で胎盤が内子宮口を全部覆っていると指摘された。自覚症状はない。その他の妊娠経過に異常は認められていない。A さんは、身長 155 cm、体重 56 kg(非妊時体重50 kg)である。
その後、A さんの妊娠経過は順調で、妊娠 37 週 0 日の午後 1 時から帝王切開術が予定された。手術前日の対応で最も適切なのはどれか。
浣腸を実施する。
夕食を禁食とする。
輸血の準備を確認する。
下肢に間欠的空気圧迫装置を使用する。
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第10問
蛋白質で正しいのはどれか。
アミノ酸で構成される。
唾液により分解される。
摂取するとそのままの形で体内に吸収される。
生体を構成する成分で最も多くの重量を占める。