理学療法士国家試験 の 10門
第1問
Parkinson病に対するUPDRSを用いた理学療法の評価の説明で正しいのはどれか。
3 段階の定性尺度で評価する。
安静時振戦は off 時に評価する。
着衣は on 時と off 時に分けて評価する。
歩行中のすくみは on 時のみで評価する。
得点が高いほど活動性が高いことを意味する。
理学療法士国家試験 の 10門
第2問
静止している人が、動いている乗り物を注視する際にみられる生理的な眼球運動に含まれるのはどれか。
固視微動
注視眼振
頭位眼振
回転後眼振
視運動性眼振
理学療法士国家試験 の 10門
第3問
診療ガイドラインについて正しいのはどれか。
理学療法に関するガイドラインは存在しない。
世界で統一の方法を示したものではない。
エビデンスレベルは統計的に計算される。
主に評価と診断の妥当性を示している。
推奨グレードに従う義務がある。
理学療法士国家試験 の 10門
第4問
大腿義足の膝継手におけるイールディング機構の機能で正しいのはどれか。
立脚相での膝折れの防止
立脚相での膝過伸展の防止
遊脚相での膝伸展の補助
遊脚相での膝屈曲の補助
遊脚相での膝過屈曲の防止
理学療法士国家試験 の 10門
第5問
絞扼性神経障害と症状・検査の組合せで正しいのはどれか。
斜角筋症候群 ――――― Wright テスト
肘部管症候群 ――――― Spurling テスト
前骨間神経麻痺 ―――― Froment 徴候
後骨間神経麻痺 ―――― Finkelstein テスト
手根管症候群 ――――― Phalen テスト
理学療法士国家試験 の 10門
第6問
骨について正しいのはどれか。
骨芽細胞は骨吸収に関与している。
緻密骨と海綿骨とに分けられる。
幼児期の骨髄は黄色骨髄である。
関節面は滑膜で覆われている。
短骨には髄腔がある。
理学療法士国家試験 の 10門
第7問
理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。
理学療法士でなくなった後には守秘義務も解除される。
理学療法士名簿への登録者に理学療法士免許が与えられる。
交通事故の加害者になっても理学療法士免許取得への影響はない。
理学療法士国家試験合格者は自動的に理学療法士名簿に登録される。
一旦、理学療法士免許が取り消されると再交付を受けることができない。
理学療法士国家試験 の 10門
第8問
糖尿病性神経障害で正しいのはどれか。
単神経障害を呈することが多い。
近位部の筋力低下が生じやすい。
アキレス腱反射が低下しやすい。
深部感覚では位置覚が障害されやすい。
感覚障害は左右非対称であることが多い。
理学療法士国家試験 の 10門
第9問
アテトーゼ型脳性麻痺について誤っているのはどれか。
痙直型より少ない。
原始反射が残存しやすい。
不随意運動を主症状とする。
上肢より下肢の障害が重度であることが多い。
成人以降の二次障害として頸椎症性脊髄症がある。
理学療法士国家試験 の 10門
第10問
25 歳の女性。交通事故で頸椎脱臼骨折を受傷した。脊髄ショック期は脱したと考えられる。MMT で、肘屈曲は徒手抵抗に抗する運動が可能であったが、手関節背屈は抗重力位での保持が困難であった。肛門の随意的収縮は不能で、肛門周囲の感覚も脱失していた。
目標とする動作で適切なのはどれか。
起き上がり
自動車運転
側方移乗
電動車椅子操作
トイレ移乗