精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第1問
次の事例を読んで、医療保険に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
自営業者のDさん(72歳)はQ市国民健康保険の被保険者である。民間企業に勤務し、協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)に加入する息子のEさん(47歳)と二人で暮らしている。Dさんは、難病の治療のため、1年以上の入院が必要であると診断され、隣接するR市にある病院に入院することになった。
Eさんが世帯主となっている場合、国民健康保険料の納付義務はEさんが負う。
同一世帯に属するDさんとEさんが同一の月に支払う一部負担金の合算額が所定の額を超える場合、国民健康保険から高額療養費が支給される。
Dさんが病院のあるR市に住所を変更する場合、DさんはR市国民健康保険の被保険者となる。
Dさんが退院後に介護保険を利用し、同一の月の国民健康保険と介護保険の自己負担の合算額が所定の限度額を超える場合、国民健康保険から高額介護合算療養費が支給される。
Dさんが自営業を廃業し、Eさんが加入する健康保険の被扶養者となる場合、Dさんは75歳以降も被扶養者として扱われる。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第2問
地域福祉のネットワーク推進に関する各種報告書や白書の記述として、正しいものを1つ選びなさい。(注)1「地域福祉のあり方研究会報告書」とは、「地域における『新たな支え合い』を求めて-住民と行政の協働による新しい福祉-」(平成20年、これからの地域福祉のあり方に関する研究会)のことである。2「社協・生活支援活動強化方針」とは、「社協・生活支援活動強化方針-地域における深刻な生活課題の解決や孤立防止に向けた社協活動の方向性-」(平成24年全国社会福祉協議会)のことである。3「地域包括ケア研究会報告書」とは、「地域包括ケア研究会報告書~今後の検討のための論点整理~」(平成21年5月22日厚生労働省公表)のことである。4「特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク報告書」とは、「地域で認知症の人とその家族を支援し、見守る体制を強化するための効果的な支援に関する調査研究事業報告書」(平成26年3月特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク)のことである。
「地域福祉のコーディネーター」は、専門家や事業者、ボランティア等との連携を図るため、自治体職員が務めるものである(「地域福祉のあり方研究会報告書」より)。
サービス拒否や引きこもり、多問題世帯に対しては、「寄り添い型支援」を行う人員配置が必要である(「社協・生活支援活動強化方針」より)。
地域包括ケアのコーディネート役は、住民の中から育成すべきである(「地域包括ケア研究会報告書」より)。
平成26年3月現在での認知症サポーターの数は、女性より男性が多い(「特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク報告書」より)。
自殺予防における「ゲートキーパー」は、周りの人の異変に気づき、行動する人のことであり、弁護士、司法書士、薬剤師などの専門職に限られる(「平成25年版自殺対策白書」(内閣府)より)。
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第3問
メンタルヘルスをめぐる用語に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
レストレスレッグス症候群とは、ワーカホリックの男性が示す落ち着かない状態をいう。
レジリエンスとは、精神科における専門的な治療を行ってもなかなか症状が改善しない状態をいう。
ポピュレーションアプローチとは、健康障害の危険度が高い集団に、重点的に指導や支援を行うことをいう。
アタッチメントとは、過度な緊張とストレスのある環境に置かれた人が、日常と異なるパーソナリティや行動を示すことをいう。
メンタリングとは、経験豊かな年長者が若年者と交流し、対話や助言によって自発的な成長を支援することをいう。
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第4問
精神障害の特性に関する次の記述のうち、正しいものを 1 つ選びなさい。
疾患が固定化することによって、障害へと移行する。
仲間同士の交流は、日々の生活の対処能力を高めることにつながる。
活動範囲の拡大は、疾患へ負の影響を与えることが多い。
新しい事柄に取り組みづらいのは、パターナリズムという特性によるものである。
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第5問
次の事例を読んで、障害支援区分認定に関する次の記述のうち、認定調査員の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
Fさん(35歳)は全身性エリテマトーデスである。症状に変動があり、状態が良いときが多いため身体障害者手帳の取得はできていない。状態が悪いときは歩行も困難な状況であり、家族やボランティアの学生、訪問看護師からの支援を受けている。Fさんは居宅介護を受けたいと思い、このたび、障害支援区分の認定を受けるための申請をし、認定調査員の訪問を受けることとなった。
症状が変化するなどの特徴があるため、「できない状況」に基づき判断して認定調査項目の記載を行う。
認定調査項目と特記事項の記載内容に矛盾があってもそのままを記載する。
認定調査結果と医師意見書との整合性を保つ必要があるため、矛盾が確認できた場合は認定調査の結果を書き換える。
プライバシーを守るため、保健師などの同行は依頼せず単独訪問を心掛ける。
認定調査の際、ボランティアの学生は聞き取り対象から外す。