保健師国家試験 の 5門
第1問
人口11 万5 千人、高齢化率25 %の市。要介護高齢者が増加傾向にある。要介護高齢者の介護者の交流を目的に、月1 回保健センターで「介護者の集い」を行っている。多くの参加者から「介護がとても大変だ」という声が聞かれた。保健師は、市全体の状況を把握するため、要介護高齢者の介護者の負担について調査を実施することにした。調査項目で優先度が高いのはどれか。
介護に要する時間
かかりつけ医の有無
介護技術の習得状況
要介護高齢者の要介護度
保健師国家試験 の 5門
第2問
事業と歯科保健指導の組合せで正しいのはどれか。
両親学級 ━━ 歯科治療は妊娠初期に行う。
乳児健康診査 ━━ 口腔体操を行う。
3歳児健康診査 ━━ 大人による仕上げ磨きを行う。
介護予防教室 ━━ 歯ブラシは硬めのものを用いる。
保健師国家試験 の 5門
第3問
A さん(58 歳、男性)。56 歳の妻と2 人暮らし。脊髄小脳変性症の症状が進行し、2 週前から地域の専門医療機関に入院しているが、A さんは在宅療養を強く希望している。妻は難病の医療費助成の申請のために保健所に来所し「これから症状がさらに進行することを考えると、通院も難しくなると思います。自宅で面倒をみることができるか心配です」と在宅療養への不安を訴えた。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
難病の医療費助成と介護保険とは併用できないと伝える。
通院ができない場合の在宅療養は困難であることを伝える。
在宅療養の決定の際は、A さんの意思より家族の意思を尊重する。
病状の進行に合わせた保健医療福祉サービスが利用できることを説明する。
保健師国家試験 の 5門
第4問
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、診断した医師が直ちに届け出なければならないのはどれか。
結 核
梅 毒
アメーバ赤痢
流行性角結膜炎
保健師国家試験 の 5門
第5問
地域における健康危機の事例で、厚生労働省による健康危機管理指針の策定のきっかけとなったのはどれか。
東海村臨界事故
阪神・淡路大震災
新潟県中越沖地震
新型インフルエンザ(A/H1N1)の発生