秘書検定2級 の 10門
第1問
秘書A子の上司だったT(部長)が異動になった。そのようなおりA子は、Tの知人でA子も顔見知りの中村氏から電話を受けた。「Tさんに会いたいが、都合を聞いてもらえないか」とのことである。中村氏はTの異動のことをまだ知らないらしい。Tには今はB子が秘書としてついている。このような場合A子は中村氏に、Tは異動になったと話してからどのように対処すればよいか。次の中から適当と思われるものを選べ。
中村氏に連絡をしなかったことをわびてから、今後はTに直接電話をしてもらえないかと言って連絡先を教える。
中村氏に「今の秘書のB子から連絡させる」と言い、B子に伝えてあとのことを頼む。
中村氏に「今の秘書はB子なので、B子に直接電話してもらいたい」と言う。
中村氏に「今回は自分が連絡するが、今後は今の秘書のB子のほうに頼んでもらいたい」と言う。
中村氏はA子も知っている人なので、あとでA子がTに確認して中村氏に連絡する。
秘書検定2級 の 10門
第2問
次は、秘書A子が弔事に関して行っていることである。中から不適当と思われるものを選びなさい。
葬儀に参列して帰るときは、遺族には特にあいさつはしないで帰るようにしている。
香典を渡すときは、受付で「心ばかりのものですが」と言うようにしている。
遺族へのお悔やみは「ご慈傷さまでございます」などと短く言うようにしている。
突然の計ト報で通夜に行くときは平服でよいが、アクセサリーは外すようにしている。
香典の上書きは、相手の宗教がわからないときは、「御霊前」にしている。
秘書検定2級 の 10門
第3問
秘書A子は上司から、昨年の株主総会の議事録を確かめたいので借りてくるように指示された。このような場合、次のどの部署へ行けばよいか。中から適当と思われるものを選べ。
業務部
総務部
人事部
企画部
経理部
秘書検定2級 の 10門
第4問
秘書A子の上司(部長)は社内の人と打ち合わせをするとき、その人との日時の調整をA子に指示する。大抵の場合急いでいるので、A子はすぐに相手に都合を尋ねなければならない。次はこのようなときA子が行ったことである。中から不適当と思われるものを選べ。
休暇を取っていたF課長に対しては、自宅に電話をして用件を伝え、上司にどのように返事をするか尋ねた。
来客と面談中だった課員Gについては、用件と戻ったら連絡をもらいたいと書いたメモをGの机上に置いてきた。
外出していた専務に対しては、秘書に用件を伝え、ここ二、三日の都合のよさそうな日時を尋ねた。
出張中のH部長に対しては、秘書に、出張先に電話をして、H部長が出たら電話を自分に回してもらいたいと頼んだ。
ちょっと席を外しているというT課長に対しては、近くの席にいるM子に、課長の都合を尋ねて自分に連絡してもらいたいと頼んだ。
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第5問
秘書A子の上司(部長)は、常務から急用だと呼ばれて常務室にいる。そこへ課長がそろそろ出掛ける時間だ、と言ってきた。部長と課長は取引先の祝賀パーティーに出席することになっている。このような場合A子は課長に、部長は常務と面談中と言ったあと、どう言えばよいか。次の中から適当と思われるものを選べ。
パーティーより常務の急用のほうが大事なので、部長がパーティーに出席するのは無理ではないかと言う。
パーティーに出掛ける時間だがどうするかと、常務秘書から部長に尋ねてもらうと言う。
急用ということなので時間がかかるかもしれない、部長に伝えておくので先に出掛けたらどうかと言う。
常務秘書に面談の様子を尋ねてみるので、それによってどうするか決めたらどうかと言う。
常務から呼ばれたのだからしかたがない、パーティーは遅れての出席ということではだめかと言う。
秘書検定2級 の 10門
第6問
秘書A子の上司が出張中に、A子が初めて名前を聞く企画会社のF氏から電話があった。一緒に計画していることで今日返事をもらうことになっているが、返事がない。別の会社のN氏も返事をもらうことになっているが、N氏にもない、というものである。A子は上司から何も聞いていないが、このような場合、上司は出張中と伝えてから、どのように言うのがよいか。次の中から不適当と思われるものを選べ。
上司に連絡を取ることにするが、取れなかったらどのようにすればよいか。
上司にできるだけ早く連絡を取るが、その返事はいつごろまで待ってもらえるか。
上司は自分にも言い置かなかったのだから、返事は後日するつもりなのではないか。
返事はF氏にすればよいか、F氏とN氏の両方に連絡しなければいけないか。
F氏に、上司から直接返事をする場合、都合のよいのは何時か。
秘書検定2級 の 10門
第7問
次は、用語とその意味の組み合わせである。中から不適当と思われるものを選べ。
ライセンス ━━ 免許
トライアル ━━ 接触
オピニオン ━━ 意見
リバイバル ━━ 復活
リニューアル ━━ 新装
秘書検定2級 の 10門
第8問
次は、用語とその意味の組み合わせである。中から不適当と思われるものを選べ。
ガイドライン ━━ 指標
ツール ━━ 道具
プロセス ━━ 調整
メソッド ━━ 方法
レイアウト ━━ 配置
秘書検定2級 の 10門
第9問
次は、インターネットやコンピューターに関する用語とその説明である。中から不適当と思われるものを選べ。
「データベース」とは、必要なときに取り出せるようにデータを蓄積したもののこと。
「パスワード」とは、利用者本人かどくかを確認するための暗証番号のこと。
「スキャナー」とは、コンピューターなどで文字や図を表示する画面のこと。
「ソフトウェア」とは、コンピューターを動かすための利用技術のこと。
「プロバイダー」とは、インターネットの接続業者のこと。
秘書検定2級 の 10門
第10問
秘書A子は上司(人事部長)から、「営業部のS係長を知っているか。営業成績が抜群の好人物だと営業部長は言っていたが」と尋ねられた。A子はS係長と直接話しをしたことはないが、同僚から「S係長は裏表があって信用できない」と聞いたことがある。このような場合、A子は上司にどのように対応したらよいか。次の中から適当と思われるものを選べ。
営業成績はともかく、好人物かどうかは営業部員に確かめたほうがよいと言う。
なぜS係長のことを尋ねるのか、その理由によっては調べてみると言う。
S係長とは面識はないが、よくないといううわさを聞いていると言う。
S係長とは直接話しをしたことがないので、どういう人かよく分からないと言う。
S係長に対しての営業部長の評価は、同僚から聞いている話と違うと言う。