商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第1問
「敷金」の説明として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
不動産の賃借人が,家賃の滞納や家屋の損害などの担保として賃貸人に差し入れる金銭で,滞納や損害を差し引いて,賃貸借契約の終了後に返還される。
不動産の賃借人が,賃貸借期間が一定期間存続することを確約し,賃貸人に差し入れる金銭で,あらかじめ約束した一定期間後に返還される。
不動産の賃借人が,賃借権を与えられていることに対して,賃貸人に対して差し入れる金銭で,賃貸借契約の終了後も返還されない。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第2問
「契約自由の原則は,物の売買や貸借などの契約の場で,さまざまな制限を受けるようになっている」において,契約自由の原則を規制している法律の例として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
民事訴訟法や刑事訴訟法
消費者保護法や借地借家法
所得税法や法人税法
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第3問
「目に見えない電気は有体物になるのか,法律上どのように扱われるのか」次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
電気は有体物ではなく,法律上も物として扱われない。
電気は有体物ではないが,法律上は物として扱われる。
電気は有体物であり,法律上も物として扱われる。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第4問
「民法第209条から同法第238条で,土地の所有者が互いに協力し,円満に利益の調整が図られるようにする」の具体例として,次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
隣の石垣がこわれて,今にも自分の土地にくずれてきそうで危険なときは,石垣の所有者にくずれる前に修理するよう請求することができる。
隣の土地の大木が倒れて,自分の土地の使用が妨害されているときは,裁判所に訴えて取り除くよう請求することができる。
隣の土地の竹木の枝が,境界線をこえて出ているときは,竹木の所有者に境界線をこえる部分を切り取るよう請求することができる。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第5問
国の行政機関として,違反行為の差し止めや営業の一部の譲渡,その他違反行為の排除措置をとることを命ずることができる委員会を公正取引委員会という。