測量士補 の 10問
第1問
次の a ~ e の文は、公共測量における GNSS 測量機を用いた基準点測量について述べたものである。 [ ア ]~[ オ ]に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
【a】GNSS 測量では、[ ア ]が確保できなくても観測できる。
【b】基準点測量において、GNSS 観測は、[ イ ]方式で行う。
【c】スタティック法による観測において、GPS 衛星のみを用いる場合は[ ウ ]以上を用いなければならない。
【d】GNSS 測量の基線解析を行うには、GNSS 衛星の[ エ ]が必要である。
【e】GNSS 測量による 1 級基準点測量は、原則として、[ オ ]により行う。
[ア]観測点上空の視界
[イ]単独測位
[ウ]4衛星
[エ]軌道情報
[オ]単路線方式
[ア]観測点間の視通
[イ]単独測位
[ウ]3衛星
[エ]品質情報
[オ]単路線方式
[ア]観測点間の視通
[イ]干渉測位
[ウ]3衛星
[エ]軌道情報
[オ]結合多角方式
[ア]観測点上空の視界
[イ]干渉測位
[ウ]3衛星
[エ]品質情報
[オ]単路線方式
[ア]観測点間の視通
[イ]干渉測位
[ウ]4衛星
[エ]軌道情報
[オ]結合多角方式
測量士補 の 10問
第2問
次のa~eの文は、公共測量における水準測量について述べたものである。明らかに間違っているものは幾つあるか。次の中から選べ。
【a】標尺の最下部付近の視準を避けて観測すると、大気による屈折誤差を小さくできる。
【b】1 級水準測量及び 2 級水準測量における視準線誤差の点検調整は、観測期間中概ね 10 日ごとに行う。
【c】自動レベル及び電子レベルについては、円形水準器及び視準線の点検調整のほかに、コンペンセータの点検を行う。
【d】標尺は、2 本 1 組とし、往観測の出発点に立てる標尺と、復観測の出発点に立てる標尺は同じものにする。
【e】標尺付属の円形水準器は、標尺を鉛直に立てたときに、円形気泡が中心に来るように調整を行う。
0(間違っているものは 1 つもない)
1つ
2つ
3つ
4つ
測量士補 の 10問
第3問
次の文は、公共測量における地形測量のうち、現地測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
現地測量は、4級基準点、簡易水準点又はこれと何等以上の精度を有する基準点に基づいて実施するものとする。
現地測量により作成する数値地形図データの地図情報レベルは、原則として 1000 以下とし 250、500 及び 1000 を標準とする。
細部測量において、現地でデータ取得だけを行い、その後取り込んだデータコレクタ内のデータを図形編集装置に入力し、図形処理を行う方式をオフライン方式という。
数値編集における編集済データの論理的矛盾の点検は、目視点検により行い、点検プログラムは使用してはならない。
補備測量では、編集作業で生じた疑問事項及び重要な表現事項、編集困難な事項、現地調査以降に生じた変化に関する事項、境界及び注記、地物の表現の誤り及び脱落を現地において確認及び補備する。
測量士補 の 10問
第4問
画面距離 12 ㎝ 、撮像面での素子寸法 12μm 、画面の大きさ 14,000 画素 × 7,500 画素のデジタル航空カメラを用いて、海面からの撮影高度 3,000m で鉛直空中写真の撮影を行った。撮影基準面の標高を 0m とすると、撮影基準面での地上画素寸法は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
30 ㎝
36 ㎝
42 ㎝
50 ㎝
56 ㎝
測量士補 の 10問
第5問
表は、ある河川の横断測量を行った結果の一部である。図は横断面図で、この横断面における左岸及び右岸の距離標の標高は 20.7mである。また、各測点間の勾配は一定である。この横断面の河床部における平均河床高の標高を m単位で小数第1位まで求めたい。最も近いものを次のページの中から選べ。なお、河床部とは、左岸堤防表法尻から右岸堤防表法尻までの区間とする。
14.3 m
14.5 m
14.9 m
15.4 m
15.8 m
測量士補 の 10問
第6問
境界点A,B,C,Dを結ぶ直線で囲まれた四角形の土地の測量を行い、表に示す平面直角座標系の座標値を得た。この土地の面積は幾らか。次の中から選べ。 なお、関数の数値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
1,250 ㎡
1,350 ㎡
2,500 ㎡
2,700 ㎡
2,750 ㎡
測量士補 の 10問
第7問
次のa~dの文は、水準測量における誤差について述べたものである。 [ ア ] ~ [ エ ]に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
【a】レベルと標尺の間隔が等距離となるように整置して観測することで、 ア を消去することができる。
【b】イ は、地球表面が湾曲しているために生じる誤差である。
【c】標尺を 2 本 1 組とし、測点数を偶数にすることで、標尺の ウ を消去することができ る。
【d】観測によって得られた高低差に含まれる誤差は、観測距離の平方根に エ する。
[ア]視準線誤差
[イ]球差
[ウ]零点誤差
[エ]比例
[ア]視準線誤差
[イ]気差
[ウ]目盛誤差
[エ]反比例
[ア]視準線誤差
[イ]球差
[ウ]目盛誤差
[エ]比例
[ア]三脚の沈下による誤差
[イ]球差
[ウ]零点誤差
[エ]反比例
[ア]三脚の沈下による誤差
[イ]気差
[ウ]目盛誤差
[エ]比例
測量士補 の 10問
第8問
次の【 a 】~【 e 】の文は、公共測量における1級水準測量について述べたものである。 【 ア 】 ~ 【 オ 】に入る語句及び数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
【a】自動レベル、電子レベルを用いる場合は、円形水準器及び視準線の点検調整並びに【 ア 】の点検を観測着手前に行う。
【b】大気の屈折による誤差を小さくするために標尺の下方【 イ 】以下を読定しない。
【c】水準点間の距離が 1.2 ㎞の路線において、最大視準距離を 40mとする場合、住観測のレベルの整置回数は最低【 ウ 】回である。
【d】観測の開始時、終了時及び固定点到着時ごとに、【 エ 】を測定する。
【e】検測は原則として【 オ 】で行う。
【ア】コンペンセータ 【イ】2 ㎝
【ウ】15 【エ】気温 【オ】往復観測
【ア】マイクロメータ 【イ】2 ㎝
【ウ】16 【エ】気圧 【オ】往復観測
【ア】コンペンセータ 【イ】20 ㎝
【ウ】16 【エ】気温 【オ】片道観測
【ア】コンペンセータ 【イ】20 ㎝
【ウ】15 【エ】気圧 【オ】片道観測
【ア】マイクロメータ 【イ】20 ㎝
【ウ】16 【エ】気温 【オ】往復観測
測量士補 の 10問
第9問
画面距離 7 ㎝ 、撮像面での素子寸法 6μm のデジタル航空カメラを用いた、数値空中写真の撮影計画を作成した。このときの撮影基準面での地上画素寸法を 18 ㎝ とした場合、撮影高度は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、撮影基準面の標高は 0m とする。
1,500 m
1,700 m
1,900 m
2,100 m
2,300 m
測量士補 の 10問
第10問
画面距離 12 ㎝ 、撮像面での素子寸法 12μm のデジタル航空カメラを用いて、海面からの撮影高度 2,500m で鉛直空中写真の撮影を行ったところ、一枚の数値空中写真の主点付近に画面の短辺と平行に橋が写っていた。この橋は標高 100m の地点に水平に架けられており、画面上で長さを計測したところ 1,250 画素であった。この橋の実長は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
300 m
313 m
325 m
338 m
350 m