システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第1問
情報システムの全体計画立案のためにE-Rモデルを用いて会社のデータモデルを作成する手順はどれか。
管理層の業務から機能を抽出し、機能をエンティティとする。次に、機能の相互関係に基づいてリレーションシップを定義する。さらに、会社の帳票類を調査して整理し、正規化された項目に基づいて属性を定義し、全社のデータモデルとする。
企業の全体像を把握するため、基本的なエンティティだけを抽出し、それらの相互間のリレーションシップを含めて、鳥瞰かん図を作成する。次にエンティティを詳細化し、すべてのリレーションシップを明確にしたものを全社のデータモデルとする。
業務層の現状システムを分析し、エンティティとリレーションシップを抽出する。それぞれについて適切な属性を定め、これらを基にE-R図を作成し、それを抽象化して、全社のデータモデルを作成する。
全社のデータとその処理過程を分析し、重要な処理を行っている業務を基本エンティティとする。次に、基本エンティティ相互のデータの流れをリレーションシップとしてとらえ、適切な識別名を与える。さらに、基本エンティティと関係あるデータを属性とし、全社のデータモデルを作成する。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第2問
組込みシステムの“クロス開発”の説明として、適切なものはどれか。
実装担当及びチェック担当の二人一組で役割を交代しながら開発を行うこと
設計とプロトタイピングとを繰り返しながら開発を行うこと
ソフトウェアを実行する機器とは異なる機器で開発を行うこと
派生開発を、変更プロセスと追加プロセスに分けて開発を行うこと
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第3問
システム化計画立案時に、全社レベルの業務モデルを作成するときの留意点はどれか。
業務モデルとしてビジネスプロセスとデータクラスとの関係を明らかにするために、データクラスに含まれるデータ項目を詳細にしておく必要がある。
業務モデルは企業活動のモデルでもあるので、ビジネスプロセスには、日常業務レベル活動だけでなく意思決定活動や戦略計画活動も含む必要がある。
業務モデルは企業活動を正確に表現するので、データクラス間に存在しているデータの重複はそのまま反映しておく必要がある。
業務モデルは全社情報システム構築の基本構造となるもので、ビジネスプロセスはその企業の現行のプロセスをそのまま反映させる必要がある。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第4問
業務プロセスを可視化する手法としてUMLを採用した場合の活用シーンはどれか。
対象をエンティティとその属性及びエンティティ間の関連で捉え,データ中心アプローチの表現によって図に示す。
データの流れによってプロセスを表現するために,データの発生,吸収の場所,蓄積場所,データの処理をデータの流れを示す矢印でつないで表現する。
複数の観点でプロセスを表現するために,目的に応じたモデル図法を使用し,オブジェクトモデリングのために標準化された記述ルールで表現する。
プロセスの機能を網羅的に表現するために,一つの要件に対して発生する事象を条件分岐の形式で記述する。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第5問
モジュール設計に関する記述のうち、モジュール強度(結束性)が最も強いものはどれか。
ある木構造データを扱う機能をデータとともに一つにまとめ、木構造データをモジュールの外から見えないようにした。
複数の機能のそれぞれに必要な初期化設定の操作が、ある時点で一括して実行できるので、一つのモジュールにまとめた。
二つの機能A、Bのコードは重複する部分が多いので、A、Bを一つのモジュールとし、A、Bの機能を使い分けるために引数を設けた。
二つの機能A、Bは必ずA、Bの順番に実行され、しかもAで計算した結果をBで使うことがあるので、一つのモジュールにまとめた。