1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
B.M.(標高20.00m)と測点間の水準測量を行った結果、下表に示す数値を得た。測点No.2の地盤高として、正しいものはどれか。ただし、誤差はないものとする。
18.78m
18.95m
21.05m
21.22m
1級造園施工管理技士 の 10門
第2問
木材の一般的な性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
木材は、繊維方向と平行の圧縮力に対して強く、繊維と直角方向の圧縮力に対して弱い。
木材は、温度変化による膨張、収縮性は小さいが、含水率の増減による膨張、収縮性は大きい。
木材は、春から夏にできた木質部は比較的柔らかく、夏から秋にかけてできた木質部は緻密となる。
板目材は、まさ目材に比べて、伸縮が一様で不規則な変形をしない。
1級造園施工管理技士 の 10門
第3問
下表に示す「地山の種類」とその場合の掘削面の「高さ」と「勾配」について、手掘りによる明かり掘削が可能なものの正誤の組合せとして、「労働安全衛生規則」上、正しいものはどれか。ただし、地山は、発破等により崩壊しやすい状態になっている地山ではない。
【イ】正 ――【ロ】正
【イ】正 ――【ロ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正
【イ】誤 ――【ロ】誤
1級造園施工管理技士 の 10門
第4問
「都市公園法」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
消防署については、都市公園の風致及び美観に十分配慮したものであると認められる場合は、公園管理者から占用の許可を受けて、都市公園に設置することができる。
ガス事業者が都市公園の地下にガス管を埋設する場合は、その工事を実施しようとする1ヶ月前までに公園管理者に当該工事の計画書を提出しておけばよく、公園管理者から占用の許可を受ける必要はない。
電柱については、都市公園の公衆の利用に著しい支障を及ぼさず、かつ、必要やむを得ないものであると認められる場合は、公園管理者から占用の許可を受けて、都市公園に設置することができる。
都市公園の占用の期間は、いかなる工作物等であっても10年をこえることはできず、その期間が満了した場合には当該工作物を撤去する必要があり、占用の期間を更新することはできない。
1級造園施工管理技士 の 10門
第5問
花壇に用いられる植物に関する組合せとして、適当なものはどれか。
春播き一年草 ―― コスモス、ヒナゲシ、マツバボタン
秋播き一年草 ―― キキョウ、デージー、ヤグルマソウ
球根類 ―― チューリップ、ムスカリ、ルピナス
宿根草 ―― シロタエギク、ハナショウブ、マーガレット
1級造園施工管理技士 の 10門
第6問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における「品質規格」と「寸法規格」に関する次の記述の(A)~(C)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「樹木の品質規格は、(A)と(B)に大別して定めるものとし、(A)の表示項目には「樹皮(肌)」が含まれ、(B)の表示項目には「枝葉の配分」が含まれる。寸法規格で定める寸法値は、(C)を示している。」
【A】樹勢 ――【B】樹姿 ――【C】平均値
【A】樹勢 ――【B】樹姿 ――【C】最低値
【A】樹姿 ――【B】樹勢 ――【C】平均値
【A】樹姿 ――【B】樹勢 ――【C】最低値
1級造園施工管理技士 の 10門
第7問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する記述のうち、適当なものはどれか。
樹木の寸法規格のうち、樹高は、樹冠の頂端から根鉢の上端までの垂直高であり、植込み作業時に刈込み、剪定等を行った場合には、作業後の樹高を寸法規格表示の寸法とする。
樹木の品質規格は、樹姿と樹勢に大別して定められ、樹勢については、「生育、根、根鉢、葉、樹皮(肌)、枝、病虫害」により表示される。
その他地被類のうち、つる性類の寸法規格は、主につる長が表記され、つるが2本以上ある場合には、その平均の長さを寸法規格表示の寸法とする。
その他地被類の品質規格は、「葉、根、病虫害」により表示され、病虫害の規格は、「病害(病斑)がなく、害虫がいないこと」である。
1級造園施工管理技士 の 10門
第8問
公園工事に使用するレディーミクストコンクリート(JIS A 5308)の普通コンクリートを購入する際に、呼び強度を18(N/mm2)と指定した。受入れ検査で下表の試験結果を得たが、コンクリートの圧縮強度が合格となる検査ロットはどれか。
【イ】
【ロ】
【ハ】
【ニ】
1級造園施工管理技士 の 10門
第9問
花壇に用いられる植物に関する組合せとして、適当なものはどれか。
春播き一年草 ―― ケイトウ、ニチニチソウ、ヒアシンス
秋播き一年草 ―― パンジー、ムスカリ、ワスレナグサ
球根類 ―― インパチェンス、クロッカス、スイセン
宿根草 ―― キキョウ、ハナショウブ、マツバギク
1級造園施工管理技士 の 10門
第10問
造園樹木の剪定に関する記述のうち、適当なものはどれか。
落葉樹の冬期剪定は、生長が止まっているので樹形の骨格をつくるための剪定は避け、軽い剪定にとどめるのがよい。
枝抜き剪定は、主として込み過ぎた枝の中透かしのために行い、樹形、樹冠のバランスを考慮しつつ、不必要な枝の付け根から切り取る。
生垣の刈込みは、裾を美しい線に保つため、下枝を強く、上枝を弱く刈り込むようにする。また、時には深く切戻しを行って、不定芽の萌芽を促すとよい。
切詰め剪定は、主として樹冠を小さくするために行い、枝の適正な分岐点において長いほうの枝を付け根から切り取る。