1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
下記の数量表に基づき植栽工事を行う場合の樹木の寸法規格の判定として、「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における規格基準に照らし、適当なものはどれか。
トチノキで、樹高が2.8m、幹周が0.13m、枝張について最大幅が0.8m、最小幅が0.5mのもの。
2本立のナツツバキで、樹高がそれぞれ3.1m、2.2m、幹周がそれぞれ0.10m、0.10mのもの。
3本立のイヌシデで、樹高がそれぞれ4.0m、3.6m、2.5m、幹周がそれぞれ0.20m、0.10m、0.10mのもの。
5本立ちのエゴノキで、樹高がそれぞれ3.2m、3.0m、2.8m、2.4m、2.0m、幹周がそれぞれ0.10m、0.05m、0.05m、0.04m、0.04mのもの。
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第2問
解体用機械の安全管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」、「労働安全衛生法施行令」、「労働安全衛生規則」上、誤っているものはどれか。
解体用機械には、ブレーカ、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機のほか、木造の工作物を解体し、解体物をつかんで持ち上げるためのフォーク状のアタッチメントを装着した解体用つかみ機がある。
解体用機械について定期自主検査を行ったときは、検査年月日、検査結果、検査を実施した者の氏名等を記録し、これを3年間保存しなければならない。
機体重量が3t 未満の解体用機械の運転(道路上を走行させる運転を除く。)は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせることができる。
解体用機械を用いて作業を行うときは、物体の飛来等により労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に、運転者及び合図者以外の労働者を立ち入らせてはならない。
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第3問
結晶片岩に関する次の記述の【A】~【C】に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「結晶片岩は、成因による分類上は【 A 】であり、一定方向に並んではっきりした【 B 】がみられる岩石で、石材の一つに【 C 】がある。」
【A】火成岩 ――【B】柱状節理 ――【C】秩父青石
【A】火成岩 ――【B】層理 ――【C】鉄平石
【A】変成岩 ――【B】層理 ――【C】秩父青石
【A】変成岩 ――【B】柱状節理 ――【C】鉄平石
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第4問
土壌と窒素に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
土壌空気の組成は、微生物や植物根の呼吸等により不安定であるが、大気と比べ、一般に二酸化炭素濃度、窒素濃度ともに低い。
土壌中の窒素は、大部分が有機態窒素で存在し、土壌微生物等により分解され無機態窒素に変化することにより、植物に利用吸収される。
窒素肥料を過剰に与えられた植物は、葉色は濃緑色になり生育は旺盛になるが、茎葉が軟弱になり、病虫害の被害を受けやすく、熟期が遅れたりする。
根粒菌は、ニセアカシアやネムノキ等のマメ科植物と共生し、大気中の窒素を固定する。
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第5問
石材(JIS A 5003)に関する次の記述の【A】~【C】に当てはまる語句及び数値の組合せとして、適当なものはどれか。
「割石は、面が原則としてほぼ方形に近いもので、控えは【A】とし、面に直角に測った控えの長さは、面の最小辺の1.2 倍以上であること。板石は、厚さが【B】cm 未満で、かつ幅が厚さの【C】倍以上であること。
【A】二方落とし ――【B】10 ――【C】3
【A】四方落とし ――【B】10 ――【C】4
【A】二方落とし ――【B】15 ――【C】3
【A】四方落とし ――【B】15 ――【C】2
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第6問
次の【イ】~【ニ】のうち、環境保全計画に関する記述として、適当なものの個数はどれか。
【イ】国立公園や保安林だけでなく都市周辺等においても、工事現場内外の樹林の伐採や損傷、表土の踏み荒らしができるだけ少なくなるように仮設、搬路計画を立てる。
【ロ】騒音・振動対策には、大きく分けて、発生源での対策、伝播経路での対策、受音点、受振点での対策の3つがあるが、対策の基本は伝播経路での対策である。
【ハ】水質汚濁については、水質汚濁防止法による排出水の規制が行われており、さらに都道府県の条例により、基準値が上乗せされて規制されているものもある。
【ニ】資材等の運搬のための工事用車両による交通渋滞や事故防止のため、必要に応じ、往路、復路を別経路にするなどの対策を検討する。
1個
2個
3個
4個
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第7問
公園の遊具に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
頭部又は首が挟まって抜けなくならないよう、複合遊具の上向きのV字型開口部の角度を60°とした。
指先が抜けなくならないよう、高さ1mの位置に設けた穴の直径を2cmとした。
足が挟み込まれないよう、歩行用の平坦な通路の床面の隙間を2cmとした。
頭部及び胴体が挟み込まれないよう、落下防止柵の隙間を8cmとした。
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第8問
茶室に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
杉、檜、さわらなどを薄く削った木片により屋根を葺いたものをこけら葺という。
台目切の場合に、点前座と客座との間の炉隅に立てる柱を中柱という。
亭主側の出入口であり、亭主が点前をする際の出入口を給仕口という。
外露地に設けられ、客が連客を待ったり、席入りの準備をするための建物を寄付きという。
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第9問
建設副産物に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
元請業者は、「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づき、着工前に作成した再生資源利用促進計画について、工事の完成後速やかに実施状況を記録するとともに、計画及び実施状況の記録を1年間保存する必要がある。
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」に基づく対象建設工事の発注者は、工事に着手する7日前までに、工程の概要、分別解体等の計画等を都道府県知事に届け出る必要がある。
造園工事で発生する伐採木、抜根材は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」による分別解体や再資源化等の義務付けの対象となる建設資材廃棄物には該当しない。
元請業者は、建設廃棄物の処理を委託する場合には、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、運搬と処分について一括して産業廃棄物処分業者と契約する必要がある。
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第10問
「建築基準法」に関する次の記述の【A】~【C】に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
?「【A】は、建築物を建築しようとする場合において、建築主事等の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。また、確認を受けた工事について、【B】は工事現場の見やすい場所に建築主等の氏名又は名称及び建築主事等の確認があった旨の表示をするとともに、【C】を工事現場に備えておかなければならない。」
【A】工事の施工者 ――【B】建築主 ――【C】工事の設計図書
【A】工事の施工者 ――【B】工事の施工者 ――【C】安全計画書
【A】建築主 ――【B】建築主 ――【C】安全計画書
【A】建築主 ――【B】工事の施工者 ――【C】工事の設計図書