1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
当年枝に花芽分化し、翌年に開花する花木の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ハナミズキ、ボタン
キンモクセイ、クチナシ
サザンカ、ムクゲ
サルスベリ、ドウダンツツジ
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第2問
植栽基盤の調査として、長谷川式簡易現場透水試験を行ったところ、40分後には土壌は飽和に近い状態で減水量は安定し、下表に示す測定結果を得た。この場合の最終減水能として、正しいものはどれか。
30mm/hr
36mm/hr
90mm/hr
150 mm/hr
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第3問
滝石組の一般的な施工において、最初に据え付ける役石として、適当なものはどれか。
水受石
水落石
水分石
水切石
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第4問
解体用機械の安全管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」、「労働安全衛生法施行令」、「労働安全衛生規則」上、誤っているものはどれか。
解体用機械には、ブレーカ、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機のほか、木造の工作物を解体し、解体物をつかんで持ち上げるためのフォーク状のアタッチメントを装着した解体用つかみ機がある。
解体用機械について定期自主検査を行ったときは、検査年月日、検査結果、検査を実施した者の氏名等を記録し、これを3年間保存しなければならない。
機体重量が3t 未満の解体用機械の運転(道路上を走行させる運転を除く。)は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせることができる。
解体用機械を用いて作業を行うときは、物体の飛来等により労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に、運転者及び合図者以外の労働者を立ち入らせてはならない。
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第5問
造園樹木の溝掘り式根回しに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
根鉢の大きさは、根元直径の3~5倍程度とし、側根に関しては三方か四方の太根を残し、そのほかの根は根鉢に沿って切り、切り口を鋭利な刃物で切り直す。
環状はく皮は、根の先端部への養分流通を断ち、はく皮部の根元側からの発根を促進させるために行うものであり、鉢周りに接した部分から、根の皮を幅15 cm程度、内皮を残さないように取り除く。
樽巻きは、わら縄を鉢周りに沿って水平に上から下へ叩き締めながら緩まないように強く巻き、最後に巻き止まりのわら縄を切根などに掛けて鉢の上に上げて幹の根元に結びつける。
埋戻しは、細根の伸長を促し、また支持根となる力根を傷めないようにするために、突き固めずに軟らかく仕上げ、その後、灌水を十分に行う。
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第6問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する記述のうち、適当なものはどれか。
「根巻」とは、樹木等の移植に際し、掘り上げられる根系を含んだ土のまとまりをいう。
「根元周」とは、幹の根元部分の周長をいい、ウメなどのように樹木の根元付近から幹が分岐しやすいものなど、幹周の測定が難しい場合に用いられる。
「仕立物」とは、樹木の自然な生育にまかせ、その樹木が本来持っている自然樹形となるよう育成したものをいう。
?「株立(物)」とは、樹木の幹が根元近くから分岐してそう状を呈したものをいい、数本の苗木の根元を寄せ合わせて、根系が十分に一体化した寄せ株育成物は含まない。
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第7問
給水工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
給水管の漏水によるサンドブラスト現象などによって他の埋設管に損傷を与えないよう、給水管を他の埋設管より50 cm 離して埋設した。
配水管から給水管を取り出す場合に、配水管の直管部にサドル付分水栓を取り付けた。
管理用園路に布設する口径100 mm の給水管に、管の誤認を避けるため明示テープを取り付けた。
井戸水の水質検査を行った上で、給水管に井水管を直結して切替え使用できるようにした。
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第8問
石材の基本的性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
凝灰岩は、炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩であり、加工しやすいが、耐火性は小さい。
花崗岩は、火成岩のうち深成岩に属し、石質は硬質だが、耐火性は小さい。
結晶片岩は、明りょうな片状節理を有する変成岩であり、石質は緻密だが、剥げやすい。
安山岩は、火成岩のうち火山岩に属し、耐久性、耐火性は大きいが、光沢は出にくい。
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第9問
「労働基準法」に関する記述のうち、正しいものはどれか。
使用者は、労働者の責に帰すべき事由に基づいて、労働者を解雇する場合においては、少なくとも30 日前にその予告をしなければならない。
使用者は、労働者の退職の場合において、権利者である労働者の請求があった場合においては、30 日以内に賃金を支払わなければならない。
使用者は、労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、退職の事由等について証明書を請求した場合においては、30日以内にこれを交付しなければならない。
使用者は、労働者が業務上負傷し、療養のために休業する期間及びその後30日間は、原則として解雇してはならない。
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第10問
下図に示すネットワーク式工程表に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
「本工事の最小所要日数は(A)日であり、作業Dのトータルフロートは(B)日である。」
【A】14 ――【B】2
【A】14 ――【B】3
【A】15 ――【B】2
【A】15 ――【B】3