1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
次の【イ】~【ニ】のうち、木材の接合に関する記述として、適当なものの個数はどれか。
【イ】ほぞ差しとは、材の木口にほぞをつくり、他材の側面のほぞ穴に差し込むことをいう。
【ロ】留めとは、二つの材がL型に直交する場合には、隅の継目を45°に切り合わすことをいう。
【ハ】仕口とは、二つ以上の部材を直角又はある角度をなして接合する部分をいう。
【ニ】継手とは、木材を長手方向に継ぎ合わせた接合部をいう。
1個
2個
3個
4個
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第2問
コンクリートの施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
寒中コンクリートの施工に当たり、打込み時のコンクリート温度を15 ℃とし、養生時には初期凍害を防止できる強度が得られるまで温度を10℃ に保ち、さらに2日間は5℃ に保った。
普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの養生に当たり、日平均気温が15℃未満の日が続いたので、湿潤養生期間を3日とした。
コンクリートの打重ねに当たり、上層と下層が一体となるように棒状バイブレータを、下層のコンクリート中に10 cm 挿入して振動を与えた。
コンクリートの仕上げに当たり、コンクリート上面にしみ出た水を取り除いた後、木ごてで所定の高さにならした。
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第3問
造園工事における作業のうち、「労働安全衛生法」で定める都道府県労働局長の免許又は技能講習修了の資格、若しくは「労働安全衛生規則」で定める資格を必要とするものはどれか。ただし、職業訓練の特例、道路交通法に規定する道路上の走行を除く。
地山の掘削を行うため、機体重量が2.8 t のバックホウの運転を行う。
園路の路体盛土の締固めを行うため、機体重量が3.9 t の振動ローラの運転を行う。
高木の移植を行うため、吊り上げ荷重が5.0 t の移動式クレーンの運転を行う。
樹木の剪定を行うため、作業床の高さが7.0 m の高所作業車の運転を行う。
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第4問
公園内に設ける運動施設に配置する照明器具の位置として、適当でないものはどれか。(●照明器具の位置を示す。)
野球場
サッカー場
テニスコート(2面並列配置)
陸上競技場
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第5問
木材の一般的な性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
木材は、繊維方向と平行の圧縮力に対して強く、繊維と直角方向の圧縮力に対して弱い。
木材は、温度変化による膨張、収縮性は小さいが、含水率の増減による膨張、収縮性は大きい。
木材は、春から夏にできた木質部は比較的柔らかく、夏から秋にかけてできた木質部は緻密となる。
板目材は、まさ目材に比べて、伸縮が一様で不規則な変形をしない。
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第6問
下図の施工体系を持つ造園工事において、「建設業法」に定められている主任技術者を置かねばならない会社名を全て記述したものとして、正しいものはどれか。
元請会社A
一次下請会社B
元請会社A及び一次下請会社B
元請会社A、一次下請会社B及び二次下請会社C
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第7問
造園樹木の移植に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
移植不適期に落葉樹を移植する場合は、鉢に土を付けて掘り回し、土を落とさないよう「根巻き」を行うのがよい。
根鉢の種類は、根系の状態により異なり、浅根性の場合は皿鉢、深根性の場合は貝尻、中庸のものは並鉢とするのが普通である。
植え穴の大きさは、直径は根鉢の約1.5倍程度、深さは根鉢よりやや深めに掘り、客土とのなじみをよくするため、底面や側面は特に滑らかに仕上げなくてもよい。
土極めで埋め戻した場合は、水鉢は切らないが、水極めで埋め戻した場合は、水鉢を切り、活着後でもできるだけ長く残しておくのがよい。
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第8問
工程、原価、品質の一般的な関係を表した下図の「X軸」、「Y軸」、「Z軸」を示す語句の組合せとして、適当なものはどれか。
ただし、矢印の方向は、
原価については、高い
工程については、はやい
品質については、良い を表している。
【X軸】工程 ――【Y軸】品質 ――【Z軸】原価
【X軸】品質 ――【Y軸】工程 ――【Z軸】原価
【X軸】工程 ――【Y軸】原価 ――【Z軸】品質
【X軸】品質 ――【Y軸】原価 ――【Z軸】工程
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第9問
B.M.(標高20.00m)と測点間の水準測量を行った結果、下表に示す数値を得た。測点No.2の地盤高として、正しいものはどれか。ただし、誤差はないものとする。
18.78m
18.95m
21.05m
21.22m
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第10問
「工種」と「品質特性」及びその「試験方法」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
路盤工の材料における最大乾燥密度・最適含水比を調べるために、突固めによる土の締固め試験を行った。
路盤工の施工における支持力を調べるために、平板載荷試験を行った。
アスファルト舗装工の材料における粒度を調べるために、ふるい分け試験を行った。
アスファルト舗装工の材料における針入度を調べるために、マーシャル安定度試験を行った。