1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
樹木の品質規格のうち樹姿の表示項目は、「樹形(全形)、幹(高木にのみ適用)、枝葉の配分、枝葉の密度、下枝の位置」である。
シバ類の品質規格の表示項目は、「葉、ほふく茎、根、病虫害、雑草等」である。
樹木の品質規格のうち樹勢の表示項目は、「形態、根、根鉢、葉、枝、病虫害」である。
その他地被類の品質規格の表示項目は、「形態、葉、根、病虫害」である。
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第2問
下記の数量表に基づき植栽工事を行う場合の樹木の寸法規格の判定として、「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における規格基準に照らし、適当なものはどれか。
トチノキで、樹高が2.8m、幹周が0.13m、枝張について最大幅が0.8m、最小幅が0.5mのもの。
2本立のナツツバキで、樹高がそれぞれ3.1m、2.2m、幹周がそれぞれ0.10m、0.10mのもの。
3本立のイヌシデで、樹高がそれぞれ4.0m、3.6m、2.5m、幹周がそれぞれ0.20m、0.10m、0.10mのもの。
5本立ちのエゴノキで、樹高がそれぞれ3.2m、3.0m、2.8m、2.4m、2.0m、幹周がそれぞれ0.10m、0.05m、0.05m、0.04m、0.04mのもの。
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第3問
下図に示す茶室(模式図)の(A)、(B)の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
【A】躙口 ――【B】踏石
【A】茶道口 ――【B】踏石
【A】躙口 ――【B】乗越石
【A】茶道口 ――【B】乗越石
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第4問
屋上緑化の一般的な施工に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
【イ】 樹木の転倒防止のために支柱を設置する場合、支柱を打ち込むための土壌厚が確保できなければ、地下支柱を用いて地中で根鉢を固定する。
【ロ】地中に上水を使用する灌水装置を施工する場合、上水道から着脱可能なものとし、灌水時以外は取り外しておき、さらに、逆止弁等を取り付けるなど、逆流を防止する措置を取らなければならない。
【イ】正 ――【ロ】正
【イ】正 ――【ロ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正
【イ】誤 ――【ロ】誤
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第5問
工期と建設費に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ノーマル・タイムとは、工事を構成する各作業の直接費がそれぞれ最小となるような方法で工事を行った場合の工期のことである。
経済的に工事を実施するには、施工用機械設備、仮設資材、現場諸経費等を合理的な範囲で最小限とする。
クラッシュ・コストとは、工事を構成する各作業にどんなに費用をかけても、それ以上には短縮できない工期で工事を行った場合の総建設費のことである。
間接費は、一般に工期の延長に従って、ほぼ直線的に増加する傾向にある。