1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
移動式クレーンの作業に関する記述のうち、「労働安全衛生規則」及び「クレーン等安全規則」上、適当でないものはどれか。
吊り上げ荷重が4.9 t の移動式クレーンの運転は、クレーン等安全規則第67条に規定する安全のための特別の教育を受けた者に行わせることができる。
地盤が軟弱な場所では、移動式クレーンの転倒を防止するため、必要な広さ及び強度を有する鉄板を敷設し、転倒防止のための措置等必要な措置を講じない限り作業を行ってはならない。
移動式クレーンにより吊り上げられたハッカーを用いて玉掛けをした荷の下は、合図者を置いた場合でも、通行してはならない。
移動式クレーンの定格荷重とは、負荷させることができる最大の荷重から、フック、バケット等の吊り具の重量に相当する荷重を控除した荷重をいう。
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第2問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
【イ】「芝付き」とは、ウメなどのように樹木の根元付近から幹が分岐しやすいものなどの、幹が土と接している根元部分の周長をいう。
【ロ】「根鉢」とは、樹木等の移動に際し、土を付けたままで鉢を掘り、土を落とさないよう、鉢の表面を縄その他の材料で十分締め付けて巻き上げることをいう。
【ハ】「仕立物」とは、樹木の自然な生育にまかせるのではなく、その樹木が本来持っている自然樹形とは異なり、人工的に樹形を作って育成したものをいう。
【イ】正 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
【イ】正 ――【ロ】誤 ――【ハ】正
【イ】誤 ――【ロ】誤 ――【ハ】正
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第3問
我が国の公園制度に関する次の記述の、【 】に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「我が国の公園制度は、明治6年の公園開設に関する太政官布達をもってその始まりとされており、その時に創設されたのは、在来の勝区旧跡を利用したものが多く、【 A 】はその一つである。その後、大正12年の関東大震災後の震災復興事業として、東京では【 B 】の整備が行われた。」
【A】東京の上野恩賜公園 ――【B】隅田公園
【A】東京の上野恩賜公園 ――【B】日比谷公園
【A】横浜の山下公園 ――【B】日比谷公園
【A】横浜の山下公園 ――【B】隅田公園
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第4問
土壌に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
pHは、土壌の化学性を特徴づける基本的な項目で、植物の生育には、一般に中性ないし微酸性が適しており、酸性が強いほど水素イオン濃度が高くなる。
雨の多い我が国では、土壌に吸着している塩基類が溶脱して、土壌は一般に酸性になりやすい。
土壌がアルカリ化すると、可溶化したアルミニウムがリン酸と結合し、難溶性の化合物となりリン酸を固定させるため、リン酸欠乏が起こりやすくなる。
腐植は、pH の変化に対する緩衝能を有し、また、植物の生育障害要因となるアルミニウムイオンの害作用を抑制する。
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第5問
石材に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
花崗岩は火成岩であり、大材が得られやすく、結晶の大きさや色により種類がある。主な石材として、稲田石がある。
玄武岩は火成岩であり、冷却固結するときに柱状節理を生じることが多い。主な石材として、六方石がある。
安山岩は火成岩であり、石質は堅硬で圧縮強さが大きい。主な石材として、鉄平石がある。
大理石は火成岩であり、耐酸性に劣るが、磨くと美しい光沢を生じる。主な石材として、万成石がある。