1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
公園内の電気設備工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
使用電圧200 Vの照明灯を設置する際、その柱が金属製であったため、D種接地工事を施した。
低圧架空引込線を公園の敷地内へ引き込む際、車両が通行する園路を横断する箇所では、路面上から電線までの高さを6.0 m とした。
照明灯の接地極を埋設する際、建築物の避雷器の接地極及びその裸導線の地中部分から3.0 m 離して布設した。
地中において低圧電線が電話線(弱電流電線)と接近して施設される際、10cm離して布設した。
1級造園施工管理技士 の 5門
第2問
運動施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
テニスコートの芝張りスタンドの勾配を、座ることに配慮して1:6とした。
硬式野球場のバックストップ(バックネット)の位置を、本塁から20 m の距離をとった位置とした。
サッカー場のフィールドの排水勾配を、中心から周辺に向かって0.5%とした。
第1種公認陸上競技場のトラックの1周の距離の誤差を、プラスマイナス1/1,000以内とした。
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第3問
造園工事における植栽作業の品質管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
枝しおりは、枝をまとめて縄で幹に引きつけて結び留めるもので、梢から下方へ、幹に近い枝から外枝へと順にしおっていく。
溝掘り式根回しで環状はく皮を行う場合、はく皮部に新たな樹皮が形成されてつながってしまわないように、形成層及び材部の道管・仮道管の部分まで除去する必要がある。
枝おろし剪定は、大枝を幹の付け根から切り取る作業で、切取りに際しては、樹幹に沿って切断するのではなく、切断後の自然治癒を促進するため、ブランチカラーを傷つけないように切断するとよい。
幹巻テープを使用して行う幹巻きは、一般に、地際から樹高の60 %程度の高さまでの幹及び主枝について、テープ幅の半分重ねの二重巻きで巻いていく。
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第4問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する記述のうち、適当なものはどれか。
本基準(案)は、主として都市緑化の用に供される公共用緑化樹木等について、品質と寸法を定めたものであり、樹木等の工事完了検査時に適用すべきものである。
樹木の品質規格は、樹姿については、「樹形(全形)、幹(高木のみに適用)、枝葉の配分、枝葉の密度、下枝の位置」の5項目により表示される。
この規格基準(案)で定める寸法規格は、個体差を考慮した標準的な値であるため、樹木等の寸法値の判定に当たっては、全ての項目が寸法規格を上回る必要はない。
シバ類の品質規格は、「ほふく茎、根、病虫害」の3項目により表示される。
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第5問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
【イ】「芝付き」とは、ウメなどのように樹木の根元付近から幹が分岐しやすいものなどの、幹が土と接している根元部分の周長をいう。
【ロ】「根鉢」とは、樹木等の移動に際し、土を付けたままで鉢を掘り、土を落とさないよう、鉢の表面を縄その他の材料で十分締め付けて巻き上げることをいう。
【ハ】「仕立物」とは、樹木の自然な生育にまかせるのではなく、その樹木が本来持っている自然樹形とは異なり、人工的に樹形を作って育成したものをいう。
【イ】正 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
【イ】正 ――【ロ】誤 ――【ハ】正
【イ】誤 ――【ロ】誤 ――【ハ】正