「高度情報処理技術者試験」

『高度情報処理技術者試験』について

「高度情報処理技術者試験」は、情報処理技術者試験の区分の中で、専門性、複雑性、責任性、規模が大きい一部の区分を言い、その中でもスキルレベル4に相当するものを高度試験と呼んでいます。
合格者は高度な能力を持っているとされ、省庁・官庁・民間企業などでは合格者への報奨一時金、昇格・昇給、採用条件の基準として扱われているようです。

高度情報処理技術者試験の対象となる試験一覧

ITストラテジスト試験、プロジェクトマネージャ試験、システムアーキテクト試験、 ITサービスマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報セキュリティスペシャリスト試験、システム監査技術者試験

■詳細情報
正式名称	・・・	高度情報処理技術者試験
実施団体	・・・	IPA 独立行政法人情報処理推進機構
取得条件	・・・	各試験とも制限などは特にありません。
試験概要	・・・	午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4段階の形式で出題。一度の試験で4段階全てが合格基準以上で合格となる。（※1つずつ採点され不合格となった時点で修了です。）
受験手数料	・・・	5,100円
試験日時	・・・	年に2回、春と秋に分けて行われます。
合格確率	・・・	各試験によって異なります。
そのほか	・・・	【論文試験】高度情報処理技術者試験区分の中で、ITストラテジスト試験、システム監査技術者試験、プロジェクトマネージャ試験、システムアーキテクト試験、ITサービスマネージャ試験は午後Ⅱの問題で3000文字程度の小論文を課している。実務経験を基に具体的に論述する必要があり、多くの受験者にとって難易度が高いと認識されています。