応用情報技術者試験 の 10問
第1問
プログラムの実行に関する次の記述の下線部a~dのうち、いずれかに誤りがある。誤りの箇所と正しい字句の適切な組合せはどれか。自分自身を呼び出すことができるプログラムは、a再帰的であるという。このようなプログラムを実行するときは、bスタックに局所変数、c仮引数及び戻り番地を格納して呼び出し、復帰するときはdFIFO(First In First Out)方式で格納したデータを取り出して復元する必要がある。
【誤りの箇所】a
【正しい字句】再入可能
【誤りの箇所】b
【正しい字句】待ち行列
【誤りの箇所】c
【正しい字句】実引数
【誤りの箇所】d
【正しい字句】LIFO(Last In First Out)
応用情報技術者試験 の 10問
第2問
ディスク障害時に、交換したディスクにフルバックアップを取得したテープからデータを復元した後、フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデータベースを回復する方法はどれか。
チェックポイントリスタート
リブート
ロールバック
ロールフォワード
応用情報技術者試験 の 10問
第3問
UMLのユースケース図の説明はどれか。
外部からのトリガに応じて、オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現している。
クラスと関連から構成され、システムの静的な構造を表現している。
システムとアクタの相互作用を表現している。
データの流れに注目してシステムの機能を表現している。
応用情報技術者試験 の 10問
第4問
図の論理回路において、S = 1、R = 1、X = 0、Y = 1のとき、Sをいったん0にした後、再び1に戻した。この操作を行った後のX、Yの値はどれか。
X = 0、Y = 0
X = 0、Y = 1
X = 1、Y = 0
X = 1、Y = 1
応用情報技術者試験 の 10問
第5問
SOAの説明はどれか。
会計、人事、製造、購買、在庫管理、販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって、業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
企業の業務プロセス、システム化要求などのニーズと、ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し、どれだけかい離しているかを分析する手法
業務プロセスの問題点を洗い出して、目標設定、実行、チェック、修正行動のマネジメントサイクルを適用し、継続的な改善を図る手法
利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
応用情報技術者試験 の 10問
第6問
BABOKの説明はどれか。
ソフトウェア品質の基本概念、ソフトウェア品質マネジメント、ソフトウェア品質技術の三つのカテゴリからなる知識体系
ソフトウェア要求、ソフトウェア設計、ソフトウェア構築、ソフトウェアテスティング、ソフトウェア保守など10の知識エリアからなる知識体系
ビジネスアナリシスの計画とモニタリング、引き出し、要求アナリシス、基礎コンピテンシなど七つの知識エリアからなる知識体系
プロジェクトマネジメントに関して、スコープ、時間、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク管理など九つの知識エリアからなる知識体系
応用情報技術者試験 の 10問
第7問
全体最適化計画の立案時に検討する外部資源の活用に関する記述のうち、“システム管理基準”に照らして適切なものはどれか。
開発業務に外部資源を活用する場合は、自社のプロジェクトマネジメントの力量に応じて、構築するシステムの規模を制限する。
自社のシステム開発と運用を外部ベンダに継続して委託しているので、新規のシステム構築も同じベンダに一括委託する計画とする。
自社のシステム部門に十分な人数を擁しており、従来、自社開発を行ってきた場合は、新たな外部資源活用の計画は不要である。
システムの開発から運用・保守に至るプロセスにおいて活用できる内部資源の量と質を把握した上で、外部資源の活用を計画する。
応用情報技術者試験 の 10問
第8問
プログラムのテストに関する記述のうち、適切なものはどれか。
静的テストとは、プログラムを実行することなくテストする手法であり、コード検査、静的解析などがある。
単体テストでは、スタブから検査モジュールを呼び出し、検査モジュールから呼び出されるモジュールの代わりにドライバを使用する、
トップダウンテストは、仮の下位モジュールとしてスタブを結合してテストするので、テストの最終段階になるまで全体に関係するような欠陥が発見されにくい。
ブラックボックステストは、分岐、反復などの内部構造を検証するため、全ての経路を通過するように、テストケースを設定する。
応用情報技術者試験 の 10問
第9問
工期を短縮させるために、クリティカルパス上の作業に“ファストトラッキング”技法を適用した対策はどれか。
時間外勤務を実施する。
生産性を高められる開発ツールを導入する。
全体の設計が完了する前に、仕様が固まっているモジュールを開発する。
要員を追加投入する。
応用情報技術者試験 の 10問
第10問
ディジタルフォレンジクスの説明として、適切なものはどれか。
あらかじめ設定した運用基準に従って、メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること
サーバに対する外部からの攻撃や不正なアクセスを防御すること
磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を単に初期化するだけではデータを復元される可能性があるので、ニンイノデータで上書きすること
不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪の法的な証拠性を確保できるように、原因究明に必要な情報を保全、収集、分析すること