美容師国家試験 の 10問
第1問
次の血液循環経路のうち、正しいものはどれか。
左心室 → 動脈 → 全身の毛細血管 → 静脈 → 右心房
左心室 → 静脈 → 肺の毛細血管 → 動脈 → 右心房
右心室 → 肺動脈 → 全身の毛細血管 → 肺静脈 → 左心房
右心室 → 肺静脈 → 肺の毛細血管 → 肺動脈 → 左心房
美容師国家試験 の 10問
第2問
消毒を行う際の注意事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
消毒薬使用液(希釈液)は、エタノールの場合は毎日、その他の消毒薬については2週間に1回以上取り替える。
使用後の器具は、汚れを洗浄する以前に、速やかに消毒することを心がける。
皮膚に接する器具や布片類の消毒には、消毒薬だけではなく理学的方法を用いても差し支えない。
消毒する器具の材質は、消毒法を選択する際の見極めには重要な要素でない。
美容師国家試験 の 10問
第3問
美容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
美容の業務の適正化を図ることを目的としている。
美容業の振興を図ることを目的としている
公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。
美容師の資格を定め、資格をもった者でなければ美容の業は行えないものとしている。
美容師国家試験 の 10問
第4問
紫外線に関する次の記述のうち、正しいものはどれか
紫外線は、窓ガラスを透過するので、ガラス戸の内側でも日光消毒は可能である。
紫外線は、窓ガラスを透過するので、ガラス戸の内側でも日光消毒は可能である。
紫外線には、皮膚でケラチンを形成する作用がある。
紫外線の化学作用は、殺菌効果があるので、殺菌灯としても使用される。
美容師国家試験 の 10問
第5問
消毒の方法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
【a】血液が付着した器具の消毒には、 1c㎡あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
【b】血液が付着していないタオルの消毒には、逆性石けんが0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す。
【c】血液が付着していない器具の消毒には、両性界面活性剤が0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す。
【d】血液が付着した布片類の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す。
【a】と【b】
【b】と【c】
【c】と【d】
【a】と【d】
美容師国家試験 の 10問
第6問
香粧品に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
酸化染料 ━━ パラフェニレンジアミン
パーマネントウェーブ用剤第2剤(2液) ━━ 臭素酸カリウム
パーマネントウェーブ用剤第1剤(1液) ━━ チオグリコール酸又はその塩類
酸化染毛剤第2剤 ━━ システィンの塩類
美容師国家試験 の 10問
第7問
酸化剤と還元剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
【a】過酸化水素水は、ヘアブリーチ剤や染毛剤などに酸化剤として用いられる。
【b】チオグリコール酸は、パーマネントウェーブ用剤の第1剤(1液)に配合され、毛髪のケラチンのシスチン結合を還元して切断する。
【c】システインは、パーマネントウェーブ用剤の第2剤(2液)に配合され、毛髪の切断されたシスチン結合を再結合する。
【d】次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、還元作用があるので、金属製品や動物性繊維の布地の消毒に適している。
【a】と【b】
【b】と【c】
【c】と【d】
【a】と【d】
美容師国家試験 の 10問
第8問
美容所の開設者が講ずべき衛生措置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
美容所の空気1リットル中の一酸化炭素の量を5立方センチメートル以下に保つこと。
美容師が美容のための直接の作業を行う作業面の照度を50ルクス以上とすること。
開設者が業務上講ずべき衛生措置を怠ったときは、30万円以下の罰金に処せられる。
ふた付きの汚物箱及び毛髪箱を備えること。
美容師国家試験 の 10問
第9問
消毒薬の特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
エタノールは、結核菌をはじめ栄養型の細菌やウイルスだけではなく、芽胞のある細菌にも効果がある。
逆性石けんは、普通の石けんと混合しても効果は低下しないが、結核菌には効果がない。
グルコン酸クロルヘキシジンは、栄養型の細菌には広い効果が見られるものの、芽胞や結核菌には効果がない。
次亜塩素酸ナトリウムは、栄養型の細菌だけではなく、ウイルスにも効果があり、濃度変化を起こしにくい。
美容師国家試験 の 10問
第10問
皮膚及び皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
皮膚で体温調節を積極的に行っているものは、毛細血管と汗腺である。
皮脂は、皮下組織にある脂肪細胞でつくられ、皮膚の表面に分泌される。
経皮吸収には、表皮経路と皮膚付属器官経路の2つの経路がある。
パッチテストは、接触皮膚炎(カブレ)の原因を見いだす最も実用的で確かな方法である。