介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
介護福祉職が行う報告に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
状況を詳細に述べてから結論を報告する。
自分の主観的意見を中心に報告する。
報告の内容にかかわらず、報告のタイミングは上司の都合に合わせる。
指示を受けた仕事の報告は、指示者へ行う。
抽象的な表現に整理して報告する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。
どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。
他の家族の解決例を紹介する。
利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。
専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Cさん(83歳、女性)は、昨年、夫を亡くしてから一人暮らしをしている。ここ半年ほど自宅に閉じこもっていることが多く、他者との交流が減っている。一人息子は、他県で家庭を築いている。以前、夫が利用していた通所介護(デイサービス)事業所に、ある日、Cさんから次のような電話が入った。「物忘れが多くなり、心配になって受診したところ軽度認知障害(mild cognitive impairment)だと言われた。認知症(dementia)で判断が出来なくなる前に、いろいろ整理しておきたい。夫も先に逝っていることだし、運命を静かに受け入れようと思う」
電話を受けた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
心配ないから気にしないように励ます。
他県に住む息子と同居することを勧める。
成年後見制度を紹介する。
居宅介護サービスの利用を勧める。
地域包括支援センターを紹介する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
入浴介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
埋込式ペースメーカーを装着している人は、シャワー浴にする。
人工肛門(ストーマ(stoma))のある人は、湯が入らないように装具をつける。
酸素療養中の人は、鼻カニューレを外して入浴する。
血液透析を受けている人は、透析直後の入浴を控える。
腹水がある人は、様式タイプの浴槽に横たわった状態で入浴する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
自己覚知のために、最も重視するものを1つ選びなさい。
自分の感情の動きとその背景を洞察する。
自分の将来の目標を設定する。
自分中心でなく、他者中心に考える。
自分を肯定的にとらえる。
自分の価値観に基づいて行動する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
右片麻痺があり一部介助があれば歩行できる利用者の入浴介護として、適切なものを1つ選びなさい。
浴室内では、介護職は利用者の左側に付き、腕と腰を支えながら一緒に移動する。
浴室の出入り口に一段の段差がある場合は、左足から下がり、右足から上がる。
浴槽に入るときは、まず右足を入れ、次に左足を入れる。
浴槽から出るときは、浴槽の縁やバスボードにいったん座る。
介護職が利用者の全身を洗う。
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第8問
入浴を避けるべき状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
胃ろうカテーテル留置
全介助
褥瘡
食事の直後
尿道カテーテル留置
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第9問
Lさん(45歳、男性)は30歳の頃ころ、統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが、関係が悪く、現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると、誰だれかが襲ってくると思い込み、部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果、部屋のゴミがいっぱいで、Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が、Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ、区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが、家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き、「Lさんのいる場所と私がいる場所くらいは作りたい」と伝えた。その結果、Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は、Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。
LさんとA訪問介護員との信頼関係ができ、部屋の中もきれいに片づいた。Lさんはこの後の生活についての漠然とした不安をA訪問介護員に相談するようになった。Lさんを交えた支援会議の前に、担当の相談支援専門員とサービス提供責任者、
両親と話し合い、一緒に住むこと
仕事を見つけるために、公共職業安定所(ハローワーク)に行くこと
地域活動支援センターの利用
共同生活援助(グループホーム)の利用
継続的な服薬管理のための短期間の入院
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
脱水時の状態として、正しいものを1つ選びなさい。
除脈(じょみゃく)
血圧の上昇
皮膚緊張の増加
めまい
体重の増加