介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
「障害者差別解消法」に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
「障害者総合支援法」の基本的な理念のもと、障害者の差別の解消を具体的に実施するためのものである。
障害者を身体障害、知的障害および精神障害のある者に限定している。
行政機関に対して、障害者に対する合理的配慮を法的義務としている。
差別について具体的に定義し、その解消に向けた措置等を定めている。
この法律以前に、障害を理由とする差別や不利益な取り扱いの禁止について定めた条例を制定した地方公共団体は存在しない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
Aさん(74歳、男性)は、一人暮らしをしている。軽度の認知症があり、訪問介護を利用している。一年前から近所に住んでいる親族に預金通帳の管理を頼んでいる。最近、家事援助のためにAさん宅を訪れた訪問介護員は、Aさんから、「親族が勝手にお金を使いこんでいるらしい」と聞いた。訪問介護員がサービス提供責任者と共に、最初に取り組むべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
成年後見制度の利用をすすめる
民生委員に相談するように勧める
親族に事実を確認する
特別養護老人ホームへの入所を勧める。
地域包括支援センターに相談する。
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第3問
Jさん(70歳、男性)は、右片麻痺があり、妻と二人暮らしである。週1回の通所介護(デイサービス)と、週1回の自宅での訪問介護員(ホームヘルパー)による入浴介助を受けている。移動は四脚杖歩行で、排泄と入浴は一部介助が必要である。Jさんは居住環境を整備して、できるだけ今の生活を維持しながら妻の負担を減らしたいと望んでいる。Jさんに対する介護職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
車いすで出入りできるようにトイレを広くする。
トイレでの排泄をやめて、寝室にポータブルトイレを置く。
浴槽の出入りをしやすくするために、リフトを設置する。
部屋の出入り口にある段差をスロープ(slope)にする。
トイレの中に手すりをつける。
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第4問
Eさん(35歳、女性)は、出産時に脳出血(cerebral hemorrhage)を起こした。現在は片麻痺で車いすを利用し、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)による注意障害を持ちながら、乳児を育てている。このようなEさんに対して、多職種による支援が行われることになった。
Eさんにかかわる専門職とその支援内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。
社会福祉主事が家事援助サービスを提供する。
保健師が子育て相談を行う。
身体障害者福祉司が治療体操を行う。
知的障害者福祉司が精神障害者福祉手帳の申請を行う。
介護支援専門員(ケアマネジャー)がサービス等利用計画を作成する。
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第5問
洗濯に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
血液などのタンパク質の汚れには、高温での洗濯が効果的である。
淡色のものを洗うときには、蛍光増白剤の入った洗剤を使用する。
洗剤は、多く使用すればするほど汚れがよく落ちる。
水洗いできるウール・絹には、液体酸素系漂・注ワを用いる。
ドライクリーニングは、主に水溶性の汚れを落とすのに適している。
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第6問
リハビリテーションの専門職の業務として、最も適切なものを1つ選びなさい。
言語聴覚士は、嚥下訓練を行う。
義肢装具士は、義肢を処方する。
視能訓練士は、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の評価を行う。
作業療法士は、知的障害者の疾病予防や健康づくり支援を行う。
理学療法士は、精神障害者の社会復帰の相談援助を行う。
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第7問
市町村保健センターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
各市町村に設置することが義務づけられている。
児童と家庭について医学的、心理学的、教育学的、社会学的および精神保健上の判定を行う。
知的障害者の医学的、心理学的および職能的判定を行う。
住民に対して、健康相談、保健指導および健康診査その他地域補記県に関する必要な事業を行う。
保護を要する児童の一時保護を行う。
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第8問
2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」(厚生労働省)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
65歳以上の者のいる世帯の場合、世帯構造別の構成割合は「単独世帯」と「夫婦のみの世帯」を合わせても半数以下である。
65歳以上の者のいる世帯の場合、世帯構造別の構成割合は「三世代世帯」が半数を超えている。
主な介護者が同居の家族の場合、「子の配偶者」が主な介護を担う割合は、「配偶者」、「子」を上回っている。
主な介護者が同居の家族の場合、その介護者の年齢は、男女共に60歳以上の割合が半数以上を超えている。
要介護者等と同居する主な介護者のうち、男性の割合は1割程度である。
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第9問
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。
訪問介護員(ホームヘルパー)は、居宅介護サービス計画の変更を提案したいと考えている。Fさんの主観的情報を得る方法として、正しいものを1つ選びなさい。
体重を測定する。
Fさんの考えを聞く。
食事摂取量を確認する。
表情から気持ちを推測する。
長女に息子の協力の有無を聞く。
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第10問
Fさん(72歳、男性)は数か月前から食欲不振があり、体重も減少した。市内の総合病院を受診したところ、末期の胃がん(gastric cancer)と診断され、緩和医療を受けることを勧められた。Fさんの今の心情を、キューブラー・ロス(Kubler-Ross,E.)の提唱した心理過程の第一段階に当てはめた表現として、適切なものを1つ選びなさい。
「病気を治すためなら、財産を全部使ってもいい」
「なぜ私だけが病気になって、死ななければならないのか」
「診断は何かの間違いでとても信じられない」
「死は誰にでも訪れる自然なことだから、受け入れよう」
「末期がんなら、何をしてもどうせ無駄だ」