介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
ふりかけをかけたご飯を、「アリがたかっているから食べられない」と訴えるレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の人への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
落ち着いて口に入れてみることを勧める。
「アリはいません、おなかが空くので食べてください」と促す。
「好きなものがありましたよ」と好物を示して食事を勧める。
通常のご飯に取り替えて、「もう大丈夫でしょうか」と食事を勧める。
「おなかが空いていないのなら、無理して食べなくてもいいですよ」と下膳する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
経鼻経管栄養の利用者の口腔ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい
口腔から食物を摂取していないので、口腔ケアは不要である。
スポンジブラシは、したたるほど水を含ませて使用する。
経管栄養が終わってすぐの口腔ケアは避ける。
口腔ケアを始めるときに固定テープがはがれていたら、留め直す。
仰臥位で行う。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
アセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
今できている活動の分析はしない。
これからできそうな活動の予測はしない。
利用者が嫌がることは検討しない。
他職種からの情報は検討しない。
1つの情報だけで検討しない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
ICT(Information and Communications Technology : 情報通信技術)を使った介護記録と情報管理の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
USBフラッシュメモリは、紛失や盗難の危険性が低い。
記録者以外が、入力したデータを修正してもよい。
データは気づいた時にバックアップ(backup)すればよい。
ウイルス対策ソフトを用いても、情報は漏れることがある。
パスワードは変更しない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
社会福祉の推移に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1980年代の初めに社会福祉の基礎となる福祉六法体制が確立された。
1981年(昭和56年)の国際障害者年は、ノーマライゼーション(normalization)の理念を社会に広める契機となった。
1990年(平成2年)に社会福祉事業法が社会福祉法に改正された。
2003年(平成15年度)に「障害者総合支援法」が施行された。
2008年(平成20年度)に「高齢者虐待防止法」が施行された。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
利用者の安全を確保するために留意すべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
リスクマネジメントは、事故が起きてからその体制を検討する。
利用者のけがや事故の原因の1つに、生活を制限されることから生じるストレスがある。
施設内では、介護職が取扱いに慣れた歩行器を優先して使用する。
利用者本人に対して、積極的に身体拘束への同意を求める。
事故報告書は、管理者以外、閲覧することができないように管理・保管する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
終末期において、死亡直前にみられる身体の変化として、正しいものを1つ選びなさい。
筋肉の硬直
皮膚の死斑
尿量の減少
関節の硬直
角膜の混濁
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の人の日常生活上の留意点として、適切なものを1つ選びなさい。
入浴では、お湯の温度を高めにする。
着替えをするときには、腕を高く上げない。
立ち上がるときには、息を止める。
和式トイレを使用する。
低カロリーの食事を摂取する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
Jさん(36歳、男性)は、6歳の時、大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け、療育手帳(重度)が交付された。両親はJさんに必要以上の世話をし、衣服の着脱も介助していた。しかし、両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため、一週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり、生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ、吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで、なれない人たちの中に入ると、上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。
Jさんは、日中は空き缶つぶしなどの軽作業をしている。介護職が時間ごとに次の行動を支援すると、大きな混乱もなくできるようになり、施設での生活リズムが少しずつ身についてきた。そこで、介護職はJさんが他者と円滑な関係を作れるような支援を提案した。この提案した内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。
出歩かないように、活動範囲は居室に限定する。
少人数のレクリエーションを行う。
多くの入所者と共同作業を行う。
自傷行為がみられた場合、向精神薬の服用を検討する。
複雑な作業課題を日中活動として行う。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
高齢者の身体機能の変化に対応した食事の提供方法として、適切なものを1つ選びなさい。
味覚の低下に対しては、調味料を多用する。
唾液分泌の低下に対しては、主食をパンにする。
腸の蠕動運動の低下に対しては、根菜類を積極的に取り入れる。
咀嚼力の低下に対しては、肉料理を控える。
口渇感の低下に対しては、酸味のある味付けにする。