介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
洗濯に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
血液などのタンパク質の汚れには、高温での洗濯が効果的である。
淡色のものを洗うときには、蛍光増白剤の入った洗剤を使用する。
洗剤は、多く使用すればするほど汚れがよく落ちる。
水洗いできるウール・絹には、液体酸素系漂・注ワを用いる。
ドライクリーニングは、主に水溶性の汚れを落とすのに適している。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
Bさん(76歳、男性)は、30年以上前から糖尿病(diabetes mellitus)があり、朝食の前に血糖降下薬を内服している。薬剤や用量は5年前から変更はなく、医師からは、インスリン(insulin)の分泌を増やす薬であると説明されている。また、糖尿病(diabetes mellitus)の影響で、だんだんと腎臓の機能が悪くなっているともいわれている。Bさんは、「最近、夕方になるとひどくおなかが空き、『ふわふわする』と感じる。今日も同じような感じがあったが、クッキーを1つ食べたら良くなった」と言った。Bさんへの介護職の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
クッキーなどの甘いものは食べないように、助言する。
早めに主治医に相談するように、助言する。
めまい外来を受診するように、助言する。
1週間ほど経過をみるように、助言する。
午後に運動を増やすように、助言する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
弛緩性便秘の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
大腸の蠕動運動の低下
過敏性腸病症候群(irritable bowel syndrome)
自律神経の失調
排便反射の低下
大腸がん(colorectal cancer)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
介護福祉職が利用者とコミュニケーションを図るときの基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。
緊張感が伝わるように、背すじを伸ばして接する。
愛称で呼んで心理的距離を近づける。
自分の意見と違っても賛同する。
利用者の言葉に感情的に反応する。
利用者の主観的な訴えに耳を傾ける。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
Eさん(70歳、男性)は、介護老人保健施設に入所している。認知症(dementia)はあるが、普段は他の利用者と一緒に穏やかに話をしている。しかし、介護職が食事の準備をしているのを見ると、落ち着きがなくなって食堂をうろうろしたり、大声を出したりすることがある。Eさんの言動を理解するための介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
料理に出た食材を話題にして、季節について質問する。
若いころの仕事や生活のことなど、Eさん自身の話を詳しく聞く。
認知機能の評価尺度を用いて、認知症(dementia)の程度を確認する。
箸の使い方などの食事の動作を見守る。
ロールプレイ(role-play)を通して、人とのかかわりを観察する。
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第6問
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている。母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
M君のようなデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)の人が、車いすを使用するようになっても最後まで自立できるADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)として、正しいものを1つ選びなさい。
食事動作
入浴動作
排泄動作
更衣動作
移乗動作
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
早期発見で改善が可能な認知症(dementia)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)
クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)
前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)
血管性認知症(vascular dementia)
レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
セルフヘルプグループ(self-help group)の目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。
療養上の管理指導を行う。
専門的知識を提供する。
自助具を作成する。
就労移行支援の窓口になる。
課題を共有する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
身体障害の種類とその状態の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
聴覚障害 ――― 嚥下障害
肢体不自由 ――― 構音障害
平衡機能障害 ――― 意識障害
内部障害 ――― 呼吸器機能障害
視覚障害 ――― 半側空間無視
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
ICIDH(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps : 国際障害分類)からICF(International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)への変遷に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
ICIDHは、機能・形態障害の分類が不十分という指摘があった。
医学モデルから社会モデルへの転換として、ICFを位置づけた。
ICIDHは、身体障害に適合できない部分があるという批判があり、ICFが開発された。
ICIDHにおける能力障害を、ICFでは参加制約に置き換えた。
ICIDHよりも、環境及び環境と個人の相互作用を重視したモデルとしてICFが提案された。