介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
リハビリテーションの専門職の業務として、最も適切なものを1つ選びなさい。
言語聴覚士は、嚥下訓練を行う。
義肢装具士は、義肢を処方する。
視能訓練士は、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の評価を行う。
作業療法士は、知的障害者の疾病予防や健康づくり支援を行う。
理学療法士は、精神障害者の社会復帰の相談援助を行う。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。
どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。
他の家族の解決例を紹介する。
利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。
専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
褥瘡の発生部位として、最も頻度の高いものを1つ選びなさい。
大転子部
肩甲骨周辺
仙骨部
踵部
肘関節
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Dさん(42歳、男性)は、営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中、交通事故に遭った。脊髄を損傷し、対麻痺の状態になり、車いすで移動する生活になった。Dさんに関する次の記述のうち、ICF(International Classification of Functioning ,Disability and Health : 国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして、適切なものを1つ選びなさい。
移動に車いすを使う生活になり、退職することになった。
上肢は自由に動かせる状態であり、車いすで移動できるようになった。
玄関の周りをバリアフリーにすることで、一人で外出できるようになった。
サイクリングの楽しさを忘れられず、車いすマラソンに取り組む準備を始めた。
脊髄損傷のために、排尿コントロールが困難になった。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
2 短期目標は、評価の際の基準になる。
着衣失行がある。
構音障害がある。
更年期障害がある。
体温調節機能障害がある。
パーソナリティ障害がある。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
介護保険の給付対象となる住宅改修として、正しいものを1つ選びなさい。
寝室の近くにトイレを増設する。
階段に昇降機を設置する。
手すりを取り付けるために壁の下地を補強する。
浴室内にすのこを置く。
浴室に暖房機を設置する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
施設利用者の生活の質(QOL)を重視した介護福祉の実践として、最も適切なものを1つ選びなさい。
利用者の身体的側面だけでなく、心理的・社会的な面も含む支援を行う。
利用者の生活時間を職員の業務時間に合わせる。
利用者が疲れないように食事時間は1時間と定める。
利用者の居室環境の整備を最優先する。
利用者のニーズは画一的なものとして支援する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理して欲しい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。
その後、J介護福祉職は上司に、家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「家族の指摘は気にしなくていいですよ」
「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」
「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」
「私に相談する前に自分で考えてください」
「私と一緒に考えましょう」
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
介護老人福祉施設での終末期の事前の意思確認として、適切なものを1つ選びなさい。
90歳を超えれば、事前の意思確認は必要ない。
本人が意思表示できれば、家族の意向は確認しない。
入所時の意思を尊重して変更しない。
介護職が、医療処置の範囲を説明して了解を得る。
確認した内容を書面にする。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の人の日常生活上の留意点として、適切なものを1つ選びなさい。
入浴では、お湯の温度を高めにする。
着替えをするときには、腕を高く上げない。
立ち上がるときには、息を止める。
和式トイレを使用する。
低カロリーの食事を摂取する。