介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
A君は、積み木を飛行機に見立ててB君と遊んでいた。大人がA君とB君の目の前で、おやつのジュースを一人150mlずつになるように計った。しかし、同じ大きさのコップがなかったので、それぞれ形の違うコップに入れて与えた。A君にジュースを入れがコップを渡したところ、A君は「B君のほうが量が多い」と言って泣き出した。
ピアジュ(Piaget,J.)によるA君の認知発達段階として、適切なものを1つ選びなさい。
形式的操作期
感覚運動期
前操作機期
再接近期
具体的操作期
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
機能性尿失禁がある利用者の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
症状の改善に、骨盤底筋群を鍛える体操が効果的である。
尿路の疾患が疑われるので、泌尿器科の受診を勧める。
トイレを洋式に替えて、洗浄機能付き便座を設置する。
留置カテーテルを使用する。
早めのトイレ誘導を行う。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
Fさん(55歳、男性)は、1年前に筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)と診断された。以前よりも、両上下肢の筋力低下が進み、日常生活にも介助が必要となってきた。現在は、壁を伝いながら、妻の介助でどうにか歩行は可能である。からだを起こすと血圧が低くなり呼吸が苦しくなるため、「何 もしたくない」と自宅の中だけで過ごすことが多い。 介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
血圧低下を治療する。
妻に病状の進行を説明する。
人工呼吸器の装着を促す。
安楽な体位を工夫する。
運動・体操を指導する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容として、正しいものを1つ選びなさい。
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰だれかが注意していれば自立できる。
著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤(じゅうとく)な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。
室内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。
日常生活に支障を来すような 症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
入浴介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
埋込式ペースメーカーを装着している人は、シャワー浴にする。
人工肛門(ストーマ(stoma))のある人は、湯が入らないように装具をつける。
酸素療養中の人は、鼻カニューレを外して入浴する。
血液透析を受けている人は、透析直後の入浴を控える。
腹水がある人は、様式タイプの浴槽に横たわった状態で入浴する。
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第6問
地域包括支援センターに関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢者にかかわるボランティアや民生委員などと連携する。
介護福祉士が配置されることになっている。
各種介護保険サービスを包括的に提供する。
要介護高齢者にかかわるケアマネジメント業務を行う。
小学校区ごとに配置されることになっている。
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第7問
Dさん(98歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。終末期を迎え、座位が困難でベッドで臥床している。医師は、死に至るまで1週間程度と予測している。呼びかけには目を開けて反応して、表情が変わることもある。食事は、アイスクリームや水分をわずかにとる程度である。Dさんは、以前からここで最期の時を安らかに過ごしたいと希望している。家族もそれを望んでいて、毎日、居室を訪れている。家族は延命措置を希望していない。介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
いつもテレビをつけたままにしておく。
居室内のポータブルトイレで排泄できるように介助する。
家族に、胃ろうの造設を医療関係者に相談するように促す。
家族とゆっくりと過ごす時間をもてるように、居室環境を整える。
声かけのたびに。頑張って長生きするように励ます。
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第8問
介護を必要とする人の個別性・多様性を意識した対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
性別をもとに、衣類の色やデザインを選ぶ。
年齢をもとに、生きてきた時代を考え体験談を聞く。
障害特性をもとに、施設で暮らすことを勧める。
家族構成をもとに、人格的な特徴を判断する。
所得をもとに、レクリエーションの内容を考える。
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第9問
多尿の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
脱水
副交感神経優位
前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)
ビタミンC(vitamin C)の過剰摂取
糖尿病(diabetes mellitus)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。