介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
バイステック(Biestek ,F.)の7原則を介護場面に適用したときの記述として、適切なものを1つ選びなさい。
「個別化」とは、利用者に具体的な指示を出すことである。
「意図的な感情表出」とは、介護福祉職の感情表出を大切にすることである。
「統制された情緒的関与」とは、利用者の感情をコントロールしてかかわることである。
「受容」とは、利用者の同意を得ることである。
「非審判的態度」とは、介護福祉職の価値観で評価せずに利用者にかかわることである。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
介護福祉職が行う報告に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
状況を詳細に述べてから結論を報告する。
自分の主観的意見を中心に報告する。
報告の内容にかかわらず、報告のタイミングは上司の都合に合わせる。
指示を受けた仕事の報告は、指示者へ行う。
抽象的な表現に整理して報告する。
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第3問
Lさん(45歳、男性)は30歳の頃ころ、統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが、関係が悪く、現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると、誰だれかが襲ってくると思い込み、部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果、部屋のゴミがいっぱいで、Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が、Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ、区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが、家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き、「Lさんのいる場所と私がいる場所くらいは作りたい」と伝えた。その結果、Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は、Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。
Lさんは移動のときに見守りが必要である。Lさんの定期的な通院に付き添うことが可能となるサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
居宅介護
同行援護
生活介護
自立訓練
療養介護
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第4問
Jさん(80歳、女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され、要介護3と認定された。次第に徘徊はいかいすることが多くなって、夫(88歳)が介護することは難しくなり、現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは、「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など、実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き、Vコンビニエントストアで発見されたことが1回ある。家族の了承を得て、GPS追跡機をJさんの身につけてもらうことにした。また、地域のネットワークを利用して、Jさんが発見されたVコンビニエントストアの店員、地域の民生委員、自治会、老人クラブなどに呼びかけ、一人で歩いているJさんを見かけたときは、グループホームに連絡を入れてもらうことにした。一方で、介護福祉職は,Jさんが外出したいときには、付き添って外出していた。
Jさんに見られる症状として、正しいものを1つ選びなさい。
感情失禁
奇異行動
無動
無言
幻視
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第5問
介護計画に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
生活課題を解決するための方法を計画する。
効果があればアセスメント(assessment)せずに計画する。
日常的な支援以外の方法を計画する。
介護福祉職の過去の成功体験をそのまま取り入れて計画する。
実現不可能でも目標を持って計画する。
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第6問
介護が必要な利用者の状況に応じた食事の提供に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
片麻痺の人には、頭部を後屈させて介護する。
視覚障害の人には、クロックポジションで説明する。
嚥下障害の人には、食事の温度は体温と同程度にする。
構音障害の人には、会話をしながら食事することを勧める。
認知症(dementia)の人には、その人が好む献立を繰り返し提供する。
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第7問
Bさん(80歳、女性)はアパートの3階に一人で暮らしている。アパートにはエレベーターはない。5年前、階段で転倒し、右みぎ大腿骨頭だいたいこっとう置換術ちかんじゅつを行った。現在、歩行には問題がない。社交的であったが、最近外出の回数が減った。友人が転んで大けがをしたこともあり「転びそうで怖い」と言っている。
Bさんへの生活支援の課題として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。
アパートにエレベーターがないこと。
転倒の不安があること。
一人暮らしであること。
手術の既往があること。
外出の機会が減っていること。
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第8問
入浴を避けるべき状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
胃ろうカテーテル留置
全介助
褥瘡
食事の直後
尿道カテーテル留置
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第9問
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
感情を抑えられないのは、感情失禁である。
食欲が異常に亢進するのは、異食である。
夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。
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第10問
介護実践におけるリハビリテーションの考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
自助努力に任せる。
生活の視点を重視する。
時間を限定して行う。
疾病治療を目標とする。
リハビリテーション室で集中的に行う。