介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
イギリスの心理学者キットウッド(Kitwood,T.)が提唱した、「パーソン・センタード・ケア(person-centred care)」の考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の人の行動・心理症状(BPSD)を無くすること
認知症(dementia)の人を特別な存在として保護すること
認知症(dementia)の人のケアマニュアル(care manual)をつくること
認知症(dementia)の人の「その人らしさ」を支えること
認知症(dementia)という病気を治療すること
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
食事のたんぱく質制限が必要な疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
胃潰瘍(gastric ulcer)
尿毒症(uremia)
痛風(gout)
脂質異常症(dyslipidemia)
狭心症(angina pectoris)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
重度の運動性失語症(motor aphasia)のある人のコミュニケーションを促進する方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
ひらがなで筆談する。
言葉で話すように促す。
絵や写真など視覚化された情報を用いる。
ボタン操作で音声を入力できる機器を使うように促す。
二者択一の問いかけはしない。
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第4問
Lさん(45歳、男性)は30歳の頃ころ、統合失調症(schizophrenia)と診断された。両親と弟がいるが、関係が悪く、現在は両親の家の近くにアパートの一室を借りて住んでいる。精神状態が悪くなると、誰だれかが襲ってくると思い込み、部屋から一歩も出ることができなくなる。その結果、部屋のゴミがいっぱいで、Lさんが寝る場所以外はゴミで埋められていた。心配した母親は相談支援専門員に状況を話した。相談支援専門員が、Lさんに障害支援区分の認定を受けてもらったところ、区分3と判定された。A訪問介護員が派遣されることになった。LさんはA訪問介護員が部屋に入ることは受け入れたが、家事の支援は受け入れなかった。A訪問介護員は粘り強くLさんの話を聞き、「Lさんのいる場所と私がいる場所くらいは作りたい」と伝えた。その結果、Lさんと一緒にゴミを少し片づけることができた。A訪問介護員は、Lさんの定期的な通院にも付き添うことができるようになった。Lさんは服薬もしっかりとするようになってきた。
Lさんは移動のときに見守りが必要である。Lさんの定期的な通院に付き添うことが可能となるサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
居宅介護
同行援護
生活介護
自立訓練
療養介護
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第5問
介護保険の給付対象となる住宅改修として、正しいものを1つ選びなさい。
寝室の近くにトイレを増設する。
階段に昇降機を設置する。
手すりを取り付けるために壁の下地を補強する。
浴室内にすのこを置く。
浴室に暖房機を設置する。
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第6問
片麻痺のある利用者が着脱できる衣服を選択するときの助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
留めるボタンが小さいブラウスを勧める。
かぶり式のセーターを勧める。
股上の浅いスラックスを勧める。
伸縮性のないスラックスを勧める。
ウエストをひもで結ぶスラックスを勧める。
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第7問
終末期において、死亡直前にみられる身体の変化として、正しいものを1つ選びなさい。
筋肉の硬直
皮膚の死斑
尿量の減少
関節の硬直
角膜の混濁
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第8問
地域包括支援センターに関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢者にかかわるボランティアや民生委員などと連携する。
介護福祉士が配置されることになっている。
各種介護保険サービスを包括的に提供する。
要介護高齢者にかかわるケアマネジメント業務を行う。
小学校区ごとに配置されることになっている。
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第9問
「障害者総合支援法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
法律の目的には、障害児の保護者の所得保障が規定されている。
障害者の年齢を20歳以上と規定している。
知的障害者や精神障害者の場合は、その家族が支給決定の申請をすることとしている。
障害児の障害支援区分認定のための調査は、保護者の申告があれば行わなくてもよい。
障害支援区分の審査および判定を行う場合、市町村審査会は、その対象となる障害者の家族に意見を聴くことができる。
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第10問
Kさん(46歳、男性)は、1年前、事故が原因で全盲となった。失明当時は、自宅にひきこもってしまい、妻と離婚し、仕事も辞めてしまった。その後、なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って、総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが、初めは、受傷による心理的な影響が大きく、積極的に訓練に参加することができなかった。
Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
話したり、手で触れたりしてコミュニケーションを図る。
読話を用いてコミュニケーションを図る。
点字を用いてコミュニケーションを図る。
Kさんの話をうなずきながら聞く。
「あれ」、「これ」という指示代名詞を用いてコミュニケーションを図る。