介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
洗濯に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
血液などのタンパク質の汚れには、高温での洗濯が効果的である。
淡色のものを洗うときには、蛍光増白剤の入った洗剤を使用する。
洗剤は、多く使用すればするほど汚れがよく落ちる。
水洗いできるウール・絹には、液体酸素系漂・注ワを用いる。
ドライクリーニングは、主に水溶性の汚れを落とすのに適している。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
介護職の腰痛予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
日ごろから、前傾中腰姿勢での介護を心がける。
長時間、座位の姿勢をとっても腰に負担がかからない。
腰痛予防の体操として、静的ストレッチングが効果的である。
シーツ交換時のベッドの高さは、介護職の腰より低くする。
介護職の体幹を45度程度ひねって介護する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
認知症サポーターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の人やその家族を見守り、支援する。
10万人を目標に養成されている。
認知症介護実践者等養成事業の一環である。
認知症ケア専門の介護福祉職である。
国が実施主体となって養成講座を行っている。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Dさん(98歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。終末期を迎え、座位が困難でベッドで臥床している。医師は、死に至るまで1週間程度と予測している。呼びかけには目を開けて反応して、表情が変わることもある。食事は、アイスクリームや水分をわずかにとる程度である。Dさんは、以前からここで最期の時を安らかに過ごしたいと希望している。家族もそれを望んでいて、毎日、居室を訪れている。家族は延命措置を希望していない。介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
いつもテレビをつけたままにしておく。
居室内のポータブルトイレで排泄できるように介助する。
家族に、胃ろうの造設を医療関係者に相談するように促す。
家族とゆっくりと過ごす時間をもてるように、居室環境を整える。
声かけのたびに。頑張って長生きするように励ます。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
Gさん(75歳、男性)は、妻と穏やかに暮らしていた。ドライブが趣味で、妻が買い物に行くときは送り迎えをした。妻の買い物がない日には、いつも近くのUコミュニティセンターで、仲間達と囲碁や将棋をしていた。
そんなGさんが、半年前から Uコミュニティセンターに行かない日が多くなり、家の中をうろうろしたり、妻に買い物に行く時間を何度も確認し、車の鍵を探し回ることが多くなった。2か月ほど前、買い物の後で家に帰る道が分からなくなり、同じ道を行ったり来たりしているので、妻が、「次の路地に入ってください」と言うと、「分かっとる」と大声をだした。家に到着すると「今年は免許更新の年だ」と言った。心配した妻が、かかりつけのH医師にGさんの診察を依頼した。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され、その後、要介護1と認定された。現在、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し、妻は訪問介護員(ホームヘルパー)がいる間に買い物に出かけている。
妻は交通事故を心配して、1日も早く車の運転をやめさせたいと考えている。現在のGさんの状況について、訪問介護員(ホームヘルパー)の妻に対する助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
車の鍵を隠すことを勧める。
Gさんに断りなく車を処分することを勧める。
「免許更新期間は過ぎましたよ」とGさんに言うように勧める。
近くの警察署に相談することを勧める。
「あなたの運転は怖いから乗りません」とGさんに言うように勧める。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。
チームアプローチ(team approach)での訪問介護員(ホームヘルパー)の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
配食サービスをやめて、訪問介護(ホームヘルプサービス)を増やすように計画を変更する。
施設への入所手続きを代行する。
浴室を改修する見積もりを業者に依頼する。
本人と家族の思いをケアカンファレンス(care conference)で報告する。
訪問介護員(ホームヘルパー)の腰痛予防対策をケアカンファレンス(care conference)で話し合う。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
介護福祉士制度が創設された背景にあるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢化率が14%を超えて、高齢社会になった。
介護保険法が制定されて、新しい介護サービス提供の仕組みが創設された。
日本学術会議が、介護職員の専門性と資格制度についての意見を出した。
特別養護老人ホームの制度ができて、介護職員が必要になった。
高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)の策定によって、介護サービスの拡充が図られるようになった。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
Aさん(83歳、男性)は介護予防通所介護(デイサービス)を利用し始めた。重度の加齢性難聴(presbycusis)がある。これまで補聴器を使った経験はない。コミュニケーション意欲は高く、介護福祉職とやり取りすることを好む。認知症(dementia)はない。介護福祉職がAさんと日常のやり取りを始めるときの、コミュニケーション方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Aさんはイラストを多用したコミュニケーションノートを使う。
Aさんは挿耳型補聴器を一日じゅう使う。
Aさんも介護福祉職も五十音表の文字盤を使う。
Aさんは話し、介護福祉職は筆談と併せて発語も行う。
Aさんは携帯用会話補助装置を使い、介護福祉職は話す。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
介護を必要とする人のためのエコ・マップ(ecomap)に記載する情報として、最も重視するものを1つ選びなさい。
血圧、脈拍、呼吸及び体温の値
性別、年齢、生年月日及び既往症などの情報
親、兄弟及び祖父母など、数世代にわたる家族関係。
利用者や家族を取り巻く様々なシステムとの関係。
要介護度や生活ニーズ。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。