介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
Cさん(66歳、女性)は、レビー小体型認知症(dementia with Levy bodies)を発症して、介護老人福祉施設に入所することになった。喫煙歴や高血圧症を発症して、介護老人福祉施設に入所することになった。喫煙歴や高血圧症(hypertension)、糖尿病(diabetes mellitus)、脂質異常症(dyslipidemia)の既往はない。入所中のCさんに認められる状態として、最も可能性の高いものを1つ選びなさい。
施設内で、迷子になったり徘徊したりする。
他の入所者のものを盗んだり、人に迷惑をかけたりする。
日常の動作が遅くなったり、転倒したりする。
四肢に麻痺が出現する。
舞踏病様運動が出現する。
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第2問
入浴による静水圧の直接的な作用として、最も適切なものを1つ選びなさい。
毛細血管の拡張
関節への負担の軽減
下肢のむくみの軽減
体重による負担の軽減
老廃物の排泄の促進
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第3問
2013年(平成25年)の「家計調査」(総務省統計局)における高齢単身無職世帯の家計収支に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
主な収入源は仕送りである。
主な支出は保健医療費である。
1か月の実収入は15万円を超える。
消費支出が可処分所得を上回っている。
非消費支出は5千円以下である。
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第4問
早期発見で改善が可能な認知症(dementia)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正常圧水頭症(normal pressure hydrocephalus)
クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)
前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)
血管性認知症(vascular dementia)
レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)
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第5問
Fさん(80歳、女性)は、2週間前に、リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため、構音障害と嚥下障害がある。また、よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は、とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが、むせることが多い。介護職がFさんに「何を食べたいですか」と尋ねると、「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。
Fさんが「おいうをあえあい」と話した時の介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「正確に言いなおしてください」と促す。
「おにく」と自分が聞き取れた通りに繰り返す。
「口の体操をしましょう」と促す。
「よだれを拭いてください」とタオルを渡す。
「言いたいことをすべて書いてください」と言う。
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第6問
アセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
今できている活動の分析はしない。
これからできそうな活動の予測はしない。
利用者が嫌がることは検討しない。
他職種からの情報は検討しない。
1つの情報だけで検討しない。
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第7問
社会福祉法人に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
社会福祉法人の設立許可は、市長、都府県知事または厚生労働大臣が行う。
社会福祉法人は、社会福祉事業以外の事業の実施が禁じられている。
社会福祉法人の監事は、その法人の理事や職員を兼ねることができる。
社会福祉法人は、解散することや合併することが禁じられている。
社会福祉事業を行う特定非営利活動法人(NPO法人)は、社会福祉法人の名称を使用できる。
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第8問
心房細動(atrial fibrillation)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
合併症として脳出血(cerebral hemorrhage)が多い。
75歳以上では、ワルファリン(warfarin)などの投与を避ける。
頻脈になることが多い。
80歳以上では、有病率は1%以下である。
高血圧とは関連がない。
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第9問
介護計画の評価に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
責任者は、介護支援専門員である。
短期目標は、評価の際の基準になる。
利用者と家族の意向は参考にしない。
決められた日以外に行うことはない。
結果を重視して、実践課程は評価しない。
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第10問
介護保険法に規定される要介護認定に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
要介護認定の対象は、65歳以上の者に限られる。
介護認定審査会は、要介護認定の結果を都道府県へ報告しなければならない。
要介護認定の取り消しが必要な場合は、都道府県が行わなければならない。
市町村は、要介護認定の審査及び判定の基準を定める。
市町村は、要介護認定の結果を当該被保険者に通知しなければならない。