介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
認知症(dementia)による実行機能障害に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
いつもと違うことがあると混乱して自然な行動ができない。
計画を立てて段取りをすることができない。
交通機関の自動改札機をスムーズに通れない。
2つ以上のことが重なるとうまく処理できない。
新しいことや大切なことが覚えられない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
高齢者の年齢に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢社会とは、全人口に占める70歳以上の人口の割合が14%以上の社会をいう。
後期高齢者とは、75歳以上の高齢者をいう。
普通自動車対応免許を有する65歳以上の者は、その運転する自動車に指定の標識をつける義務が生じる。
介護保険制度で第2号被保険者になる年齢は、65歳以上である。
「高齢者虐待防止法」では、60歳以上を高齢者としている。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
Mさん(78歳、男性)は、一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabetic retinopathy)があり、薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが、配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、食事の外に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており、前日の薬をのみ忘れていた。訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
「のみ忘れたお薬は、まとめてのみましょう」と服薬を促す。
「お菓子はだめですよ」と注意して、お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
「何がお好きですか」と尋ね、制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
統合失調症(schizophrenia)の陰性症状に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
感情の動きが乏しくなる。
誰だれかに支配されているような感覚を抱く。
あるはずのない声が聞こえる。
危険な状態にあると思いこみ、強い不安や敵意を抱く。
話の内容が徐々に変わり、まとまりが少ない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて、いつものようにEさん (80歳、男性)に「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが「どうしてそんなことをやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。
この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。
声が外に漏れないように工夫する必要がある。
大声をあげる背景を確認する必要がある。
決められたことなのでやってもらう必要がある。
家族から励ましてもらう必要がある。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
バイステック(Biestek ,F.)の7原則を介護場面に適用したときの記述として、適切なものを1つ選びなさい。
「個別化」とは、利用者に具体的な指示を出すことである。
「意図的な感情表出」とは、介護福祉職の感情表出を大切にすることである。
「統制された情緒的関与」とは、利用者の感情をコントロールしてかかわることである。
「受容」とは、利用者の同意を得ることである。
「非審判的態度」とは、介護福祉職の価値観で評価せずに利用者にかかわることである。
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第7問
右片麻痺の利用者がベッドから立位になるときの介護方法として、適切なものを1つ選びなさい。
利用者の右膝に手を当て、立ち上がるのを補助する。
麻痺側の下肢を外転させる。
背すじを伸ばしたまま立ち上がるように、声をかける。
ベッドに深く腰掛けるように、声をかける。
利用者の左側に立つ。
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第8問
Fさん(80歳、女性)は、2週間前に、リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため、構音障害と嚥下障害がある。また、よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は、とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが、むせることが多い。介護職がFさんに「何を食べたいですか」と尋ねると、「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。
Fさんが「おいうをあえあい」と話した時の介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「正確に言いなおしてください」と促す。
「おにく」と自分が聞き取れた通りに繰り返す。
「口の体操をしましょう」と促す。
「よだれを拭いてください」とタオルを渡す。
「言いたいことをすべて書いてください」と言う。
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第9問
糖尿病(diabetes mellitus)のある人の身支度の介護で、異変の有無について特に観察すべき部位として、適切なものを1つ選びなさい。
毛髪
耳介
鼻腔
手指
足趾(指)
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。
訪問介護員(ホームヘルパー)は、居宅介護サービス計画の変更を提案したいと考えている。Fさんの主観的情報を得る方法として、正しいものを1つ選びなさい。
体重を測定する。
Fさんの考えを聞く。
食事摂取量を確認する。
表情から気持ちを推測する。
長女に息子の協力の有無を聞く。