介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
感情を抑えられないのは、感情失禁である。
食欲が異常に亢進するのは、異食である。
夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
手浴・足浴に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
手浴は、温めて手指を動かすことで拘縮の予防につながる。
手浴は、寝た姿勢のままで行う方が良い。
足浴は、眠気がとれて覚醒する。
足浴は、冬場は寒いので避ける。
手浴・足浴の時間は、長いほど良い。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
市長村における社会福祉に関する計画として、正しいものを1つ選びなさい。
老人福祉計画は、その市町村内に老人福祉施設がなければ、策定しなくてもよい。
障害者計画は、18歳以上の障害者を対象としていて、障害児を含まない。
介護保険事業計画は、第1号被保険者の保険料の設定に関与している。
地域福祉計画は、市町村社会福祉協議会に策定が義務づけられている。
障害福祉計画は、具体的なサービスの量を設定しない。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
知的障害のある人のライフステージ(life stage)に応じた支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
乳児期には、身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮する。
幼児期には、将来の就職を考えた自立プログラムを提供する。
成人期には、家族の障害受容を支援する。
壮年期には、親と死別した後の生活への適応を支援する。
老年期には、障害者福祉サービスの利用を支援する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
地域包括システムの実現に向けた地域ケア会議に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
地域課題の発見や地域づくり・資源開発の機能がある。
市町村社会福祉協議会に設置・運営が義務づけられている。
介護サービス事業者の第三者評価の役割を果たすものである。
要介護認・閧ノ関する不服申し立ての審査を行う。
介護サービス利用者とその家族の参加が義務づけられている。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
認知症疾患医療センターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症患者が入院できる精神科病院のことである。
認知症専門医と作業療法士の配置が義務づけられている。
認知症(dementia)の人の要介護認定を行う。
認知症(dementia)の人の成年後見人を選ぶ。
地域の認知症医療の連携を強化する役割をもつ。
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第7問
心房細動(atrial fibrillation)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
合併症として脳出血(cerebral hemorrhage)が多い。
75歳以上では、ワルファリン(warfarin)などの投与を避ける。
頻脈になることが多い。
80歳以上では、有病率は1%以下である。
高血圧とは関連がない。
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第8問
Kさん(46歳、男性)は、1年前、事故が原因で全盲となった。失明当時は、自宅にひきこもってしまい、妻と離婚し、仕事も辞めてしまった。その後、なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って、総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが、初めは、受傷による心理的な影響が大きく、積極的に訓練に参加することができなかった。
Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
話したり、手で触れたりしてコミュニケーションを図る。
読話を用いてコミュニケーションを図る。
点字を用いてコミュニケーションを図る。
Kさんの話をうなずきながら聞く。
「あれ」、「これ」という指示代名詞を用いてコミュニケーションを図る。
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第9問
Jさん(80歳、女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され、要介護3と認定された。次第に徘徊はいかいすることが多くなって、夫(88歳)が介護することは難しくなり、現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは、「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など、実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き、Vコンビニエントストアで発見されたことが1回ある。家族の了承を得て、GPS追跡機をJさんの身につけてもらうことにした。また、地域のネットワークを利用して、Jさんが発見されたVコンビニエントストアの店員、地域の民生委員、自治会、老人クラブなどに呼びかけ、一人で歩いているJさんを見かけたときは、グループホームに連絡を入れてもらうことにした。一方で、介護福祉職は,Jさんが外出したいときには、付き添って外出していた。
JさんはW橋近くで無事に発見された。グループホームの職員は今後のJさんへの対応について話し合いを行った。介護福祉職のJさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Jさんの居室に鍵かぎをかけ、居室の中で過ごしてもらう。
無断外出がたくさんの人に迷惑がかかることを伝え、反省を促す。
Jさんの一日の生活リズムを再確認する。
グループホームの利用をやめるように勧める。
今後出かけるときは、職員に声をかけるように伝える。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
ICIDH(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps : 国際障害分類)からICF(International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)への変遷に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
ICIDHは、機能・形態障害の分類が不十分という指摘があった。
医学モデルから社会モデルへの転換として、ICFを位置づけた。
ICIDHは、身体障害に適合できない部分があるという批判があり、ICFが開発された。
ICIDHにおける能力障害を、ICFでは参加制約に置き換えた。
ICIDHよりも、環境及び環境と個人の相互作用を重視したモデルとしてICFが提案された。