介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
高齢者の睡眠の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。
夜間の睡眠時間が長くなる。
ノンレム睡眠の時間が増える。
中途覚醒が多くなる。
眠りが深くなる。
早朝覚醒が少なくなる。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている。母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
M君はやがて歩けなくなることが予想される。Y介護職は母親から「筋力をできるだけ保ちながら、今の活動範囲を維持するためには、今後どうしたらよいのでしょうか」と助言を求められた。Y介護職の提案として、もっとも適切なものを1つ選びなさい。
自走式普通型車いすと電動普通型車いす2台の使い分け
自走式普通車いすの利用
手押し型車いすの利用
電動普通車いすの利用
歩行の継続
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
Lさん(80歳)は、妻(75歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、左片麻痺が残った。時間をかければ、着脱や洗面など、身の回りのことができる。現在、要介護1で、週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は、70歳ころから軽い心不全(heart failure)がくり返し起きるため、屋内での生活が中心となっている。Lさんは、自分でできることは自分でやりたいと思っているが、妻は夫の世話は自分の役割と思って、Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。Lさんはお風呂が好きで、脳梗塞(cerebral infarction)を起こす前は、毎日、湯船につかっていた。しかし、自宅の浴槽の縁が浴室の床から遠く、妻の介助では、湯船につかることができないために、退院後はシャワーを使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら、週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。
妻は、訪問介護員(ホームヘルパー)に「おとといの朝、夫が咳をしていたので病院に行き診察を受けましたが、医師から、熱もないし検査結果も心配はないと言われました。念のためベッドに寝かせていますが、自分で寝返りはしています」と話した。臥床を続けた場合に、最初に現れると予測される身体の状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
嚥下障害
寝たきり状態
筋力低下
心不全(heart failure)
褥瘡
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
以下の法律の自立に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
児童福祉法では、児童養護施設における自立支援の対象を、現に入所している児童に限定している。
社会福祉法第3条では、福祉サービスについて、身体機能の低下に応じ自立した日常生活を営むことができるように支援するものとしている。
老人福祉法では、その目的は、すべての高齢者が、尊厳を保持し、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにすることであると、明記している。
「障害者総合支援法」では、すべての国民は、障害者等が自立した生活が営めるような地域社会の実現に協力するよう努めなければならないと、規定している。
「ホームレス自立支援法」では、ホームレスの自立のために、就業の機会の確保よりも生活保護法の適用が重要であると、規定している。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理して欲しい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。
その後、J介護福祉職は上司に、家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「家族の指摘は気にしなくていいですよ」
「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」
「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」
「私に相談する前に自分で考えてください」
「私と一緒に考えましょう」
介護福祉士 国家試験 の 10門
第6問
高齢者の年齢に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢社会とは、全人口に占める70歳以上の人口の割合が14%以上の社会をいう。
後期高齢者とは、75歳以上の高齢者をいう。
普通自動車対応免許を有する65歳以上の者は、その運転する自動車に指定の標識をつける義務が生じる。
介護保険制度で第2号被保険者になる年齢は、65歳以上である。
「高齢者虐待防止法」では、60歳以上を高齢者としている。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
自己覚知のために、最も重視するものを1つ選びなさい。
自分の感情の動きとその背景を洞察する。
自分の将来の目標を設定する。
自分中心でなく、他者中心に考える。
自分を肯定的にとらえる。
自分の価値観に基づいて行動する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
介護が必要な利用者の口腔ケアの方法として、適切なものを1つ選びなさい。(一部過去問題で出題済み。新出についてはノンストップ問題に追加)
ベッド上で実施する場合、仰臥位(背臥位)にする。
全部床義歯(総入れ歯)の場合、上からはずす。
ブラシの部分が大きく硬い歯ブラシを選ぶ。
うがいができる場合、ブラッシング前にうがいをする。
舌苔は残さず取り除く。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第9問
2013年(平成25年)の「家計調査」(総務省統計局)における高齢単身無職世帯の家計収支に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
主な収入源は仕送りである。
主な支出は保健医療費である。
1か月の実収入は15万円を超える。
消費支出が可処分所得を上回っている。
非消費支出は5千円以下である。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の人の日常生活上の留意点として、適切なものを1つ選びなさい。
入浴では、お湯の温度を高めにする。
着替えをするときには、腕を高く上げない。
立ち上がるときには、息を止める。
和式トイレを使用する。
低カロリーの食事を摂取する。