介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
Jさん(36歳、男性)は、6歳の時、大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け、療育手帳(重度)が交付された。両親はJさんに必要以上の世話をし、衣服の着脱も介助していた。しかし、両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため、一週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり、生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ、吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで、なれない人たちの中に入ると、上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。
日中にJさんが利用しているサービスとして、正しいものを1つ選びなさい。
同行援護
生活介護
療養介護
居宅介護
短期入所
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
認知機能が低下している利用者が、深夜、不眠で施設の廊下を歩き回っている。この利用者への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
部屋に戻り、寝るように促す。
いったん座るように促して、話を聞く。
納得するまで1人で歩いてもらう。
睡眠薬の服用を促す。
すぐ、同室者に話を聞く。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
ボディメカニクスを活用したベッド上の移動介護に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
臥位から座位への介護では、利用者の腰部を支点にする。
介護職の重心と利用者の重心との距離は、離れている方が良い。
利用者の身体とベッドの接する面積を狭くする。
水平移動では、介護職はベッドの端に両肘をつける。
腰痛予防のため、介護職は主に腕の筋力を活用する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Gさん(24歳、男性)は、父親と同居している。半年前に統合失調症 (schizophrenia)を発症し、3か月精神科病院に入院した。現在は仕事を休み、服薬を続けながら、ホームヘルプサービスを利用し、自宅療養中である。日中はほとんど働くことができず、一日中寝ていることもある。父親はGさんに「どうして仕事ができないのか」、「薬に頼ってばかりではいけない」と言い、Gさんは父親に言われるたびに落ち込んでいる。父親に対する介護職の支援として、適切なものを1つ選びなさい。
以前のように仕事ができると信じていることを、Gさんに伝えるように勧める。
薬の管理を父親が行うように勧める。
家族心理教育プログラムへの参加を勧める。
Gさんを誘って気晴らしに旅行するなどの娯楽を勧める。
規則正しい生活をするように、Gさんを励ますことを勧める。
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第5問
知的障害のある人のライフステージ(life stage)に応じた支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
乳児期には、身体的な成長と精神的な成長のアンバランスに配慮する。
幼児期には、将来の就職を考えた自立プログラムを提供する。
成人期には、家族の障害受容を支援する。
壮年期には、親と死別した後の生活への適応を支援する。
老年期には、障害者福祉サービスの利用を支援する。
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第6問
民生委員の委嘱に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
都道府県知事の推薦によって厚生労働大臣が委嘱する。
更正援護に熱意と見識をもっている者の中から都道府県知事が委嘱する。
地域の自治会または町内会の役員から市町村長が委嘱する。
市町村社会福祉協議会の推薦によって都道府県社会福祉協議会会長が委嘱する。
児童福祉法による児童委員に委嘱することは禁じられている。
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第7問
利用者の安全を確保するために留意すべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
リスクマネジメントは、事故が起きてからその体制を検討する。
利用者のけがや事故の原因の1つに、生活を制限されることから生じるストレスがある。
施設内では、介護職が取扱いに慣れた歩行器を優先して使用する。
利用者本人に対して、積極的に身体拘束への同意を求める。
事故報告書は、管理者以外、閲覧することができないように管理・保管する。
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第8問
ふりかけをかけたご飯を、「アリがたかっているから食べられない」と訴えるレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の人への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
落ち着いて口に入れてみることを勧める。
「アリはいません、おなかが空くので食べてください」と促す。
「好きなものがありましたよ」と好物を示して食事を勧める。
通常のご飯に取り替えて、「もう大丈夫でしょうか」と食事を勧める。
「おなかが空いていないのなら、無理して食べなくてもいいですよ」と下膳する。
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第9問
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
感情を抑えられないのは、感情失禁である。
食欲が異常に亢進するのは、異食である。
夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。
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第10問
住環境と健康に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
シックハウス症候群(sick house syndrome)は、生活が不活発なために全身の機能が低下することをいう。
熱中症(heatstroke)は屋内でも発生する。
ヒートショックは、熱湯や熱風を浴びることで生じるやけどのことである。
ダニの死がいはアレルギー症状の原因にはならない。
浴室などのカビは健康に影響がない。