介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
感情を抑えられないのは、感情失禁である。
食欲が異常に亢進するのは、異食である。
夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
Eさん(35歳、女性)は、出産時に脳出血(cerebral hemorrhage)を起こした。現在は片麻痺で車いすを利用し、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)による注意障害を持ちながら、乳児を育てている。このようなEさんに対して、多職種による支援が行われることになった。
Eさんにかかわる専門職とその支援内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。
社会福祉主事が家事援助サービスを提供する。
保健師が子育て相談を行う。
身体障害者福祉司が治療体操を行う。
知的障害者福祉司が精神障害者福祉手帳の申請を行う。
介護支援専門員(ケアマネジャー)がサービス等利用計画を作成する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第3問
介護老人福祉施設での終末期の事前の意思確認として、適切なものを1つ選びなさい。
90歳を超えれば、事前の意思確認は必要ない。
本人が意思表示できれば、家族の意向は確認しない。
入所時の意思を尊重して変更しない。
介護職が、医療処置の範囲を説明して了解を得る。
確認した内容を書面にする。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
Kさん(46歳、男性)は、1年前、事故が原因で全盲となった。失明当時は、自宅にひきこもってしまい、妻と離婚し、仕事も辞めてしまった。その後、なんとか元の自分の生活を取り戻したいと思って、総合リハビリテーションセンターを利用し始めたが、初めは、受傷による心理的な影響が大きく、積極的に訓練に参加することができなかった。
Kさんとのコミュニケーションを図るためのセンターの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
話したり、手で触れたりしてコミュニケーションを図る。
読話を用いてコミュニケーションを図る。
点字を用いてコミュニケーションを図る。
Kさんの話をうなずきながら聞く。
「あれ」、「これ」という指示代名詞を用いてコミュニケーションを図る。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
介護福祉士制度が創設された背景にあるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢化率が14%を超えて、高齢社会になった。
介護保険法が制定されて、新しい介護サービス提供の仕組みが創設された。
日本学術会議が、介護職員の専門性と資格制度についての意見を出した。
特別養護老人ホームの制度ができて、介護職員が必要になった。
高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)の策定によって、介護サービスの拡充が図られるようになった。
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第6問
認知症サポーターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の人やその家族を見守り、支援する。
10万人を目標に養成されている。
認知症介護実践者等養成事業の一環である。
認知症ケア専門の介護福祉職である。
国が実施主体となって養成講座を行っている。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第7問
利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。
どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。
他の家族の解決例を紹介する。
利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。
専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第8問
適応機制の1つである「昇華」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
認めたくない欲求を心の中に抑え込んでしまおうとする。
名声や権威に自分を近づけることで、自分の価値を高めようとする。
自分に都合の良い理由をつけて、自分を正当化しようとする。
発達の未熟な段階に後戻りして自分を守ろうとする。
直ちに実現できない欲求を、価値ある行為に置き換えようとする。
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第9問
高齢者の疾患の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。
症状が定型的である。
うつ症状は伴わない。
複数疾患の合併は少ない。
環境因子の影響を受けにくい。
生活の質(QOL)への影響が大きい。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第10問
ICIDH(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps : 国際障害分類)からICF(International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)への変遷に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
ICIDHは、機能・形態障害の分類が不十分という指摘があった。
医学モデルから社会モデルへの転換として、ICFを位置づけた。
ICIDHは、身体障害に適合できない部分があるという批判があり、ICFが開発された。
ICIDHにおける能力障害を、ICFでは参加制約に置き換えた。
ICIDHよりも、環境及び環境と個人の相互作用を重視したモデルとしてICFが提案された。