介護福祉士 国家試験 の 10門
第1問
社会福祉の推移に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1980年代の初めに社会福祉の基礎となる福祉六法体制が確立された。
1981年(昭和56年)の国際障害者年は、ノーマライゼーション(normalization)の理念を社会に広める契機となった。
1990年(平成2年)に社会福祉事業法が社会福祉法に改正された。
2003年(平成15年度)に「障害者総合支援法」が施行された。
2008年(平成20年度)に「高齢者虐待防止法」が施行された。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第2問
Bさん(40歳、男性)は精神科病院に10年間入院している。ある日、病院職員に地域で暮らしたいと申し出た。そこで病院職員はBさんと一緒に、地域相談支援を行っている事業所のC職員と面談をすることになった。C職員の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさんに地域で生活することの苦労を説明する。
Bさんに地域の情報提供をしながら希望を確認する。
最初に地域移行支援計画の作成を行う。
地域移行を進めるためのケア会議は、C職員と病院職員で構成する。
地域移行した後のモニタリング(monitoring)は不要である。
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第3問
地域で高齢者虐待防止ネットワーク構築の中心になる機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。
福祉事務所
老人福祉施設
民生委員協議会
警察署
地域包括支援センター
介護福祉士 国家試験 の 10門
第4問
2009年度(平成21年度)「不慮の事故死亡統計」(厚生労働省)によると、高齢者の家庭内における不慮の事故による死亡は、溺死、窒息、(A)の順で多い。(A)の予防として、適切なものを1つ選びなさい。
火災報知機を設置する。
滑りにくい床材を使用する。
介護者は手洗いを十分に行う。
液状の料理は、とろみをつける。
脱衣所と浴室の温度差をなくす。
介護福祉士 国家試験 の 10門
第5問
少子高齢化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1950年(昭和25年)以降、出生数は一貫して低下し続けている。
1950年(昭和25年)以降、合計特殊出生率は2.0を超えたことはない。
1980年代前半、老年人口は年少人口割合を上回った。
2000年(平成12年)以降、65歳以上の者のいる世帯は過半数を超えている。
2012年(平成24年)現在、高齢化率は20%を超えている。
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第6問
M君(8歳.男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)と診断され、地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く、学校生活でも様々な手助けをしてくれている。母親は働いていて、小学校の授業が終わる時間にM君を迎えにいくことができない。そこで、放課後等デイサービスを利用しているが、母親は友人から、「学童保育には年齢制限があったけど、M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが、記憶が確かではなく心配になってきた。最近、M君は歩行が不安定になってきており、母親は、M君が車いすを使用する時期になってきたのではないかと感じている。身体的な機能を考えると、できるだけ歩かせたいと思う一方、歩行を重視すれば、行動範囲が狭くなり、M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を、M君のガイドヘルパーをしているY介護職に、母親はときどき相談している。
M君のようなデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchene muscular dystrophy)の人が、車いすを使用するようになっても最後まで自立できるADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)として、正しいものを1つ選びなさい。
食事動作
入浴動作
排泄動作
更衣動作
移乗動作
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第7問
生活支援を行う時の視点として、最も適切なものを1つ選びなさい
介護職の持つ知識より、経験を重視する。
利用者のできないことに焦点を当てる。
利用者の生活歴を理解して行う。
利用者が1人で生活行為ができることを目的として行う。
利用者の性生活に関する情報は考慮しない。
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第8問
ノーマライゼーション(normalization)の理念に通じる制度や事業に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
「バリアフリー新法」の制定
救急医療体制の整備
国民皆年金の実現
大規模な障害者入所施設の整備
「育児・介護休業法」の制定
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第9問
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理して欲しい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。
その後、J介護福祉職は上司に、家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「家族の指摘は気にしなくていいですよ」
「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」
「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」
「私に相談する前に自分で考えてください」
「私と一緒に考えましょう」
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第10問
社会福祉法人が設置・運営、指定介護老人福祉施設のリスクマネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
サービス提供時に事故が発生した場合、損害賠償は市町村が行う。
事故のリスクを減らすために、利用者の飲酒・喫煙を禁止する。
事故後に家族に連絡・報告した書類を、インシデント報告という。
職員のプライバシーに配慮して、職員名は事故の記録に残さない。
事故が発生した場合、速やかに家族に連絡する。