介護福祉士 国家試験 の 5門
第1問
介護保険の被保険者に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
40歳以上65歳未満の医療保険加入者は、住所のある市町村の被保険者になる。
自宅の住所と違う自治体にある介護保険施設に入所して住所変更をした場合は、変更後の市町村の被保険者になる。
他の市町村に住所を変更した場合、年度中は転出前の市町村の被保険者の資格を継続する。
第1号被保険者の資格の取得および喪失に関する事項は、被保険者本人が市町村に届け出なければならない。
他の都道府県に住所を変更した場合、転出前の都道府県に変更届を提出しなければならない。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第2問
電気かみそりを使ったひげそりの方法として、適切なものを1つ選びなさい。
蒸しタオルを当ててひげを柔らかくする。
電気かみそりを皮膚に強く押し当てる。
電気かみそりを皮膚に対して直角に当てる。
ひげの流れに沿って剃る。
顎の下などの湾曲した部分は、皮膚を寄せるようにして剃る。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第3問
Jさん(80歳、女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され、要介護3と認定された。次第に徘徊はいかいすることが多くなって、夫(88歳)が介護することは難しくなり、現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。Jさんは、「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など、実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き、Vコンビニエントストアで発見されたことが1回ある。家族の了承を得て、GPS追跡機をJさんの身につけてもらうことにした。また、地域のネットワークを利用して、Jさんが発見されたVコンビニエントストアの店員、地域の民生委員、自治会、老人クラブなどに呼びかけ、一人で歩いているJさんを見かけたときは、グループホームに連絡を入れてもらうことにした。一方で、介護福祉職は,Jさんが外出したいときには、付き添って外出していた。
地域の住民から、「Jさんに似た人をW橋のそばで見かけました」と連絡が入った。W橋はVコンビニエントストアから2kmほど離れている。JさんのGPS追跡機が居室から見つかったが、Jさんの姿はグループホーム内に見あたらなかった。この時点で、介護福祉職がとるべき対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
グループホームで帰ってくるのを待つ。
休暇中の職員全員に出勤してもらう。
地域のネットワークに協力を依頼する。
Jさん宅に探しにいく。
VコンビニエントストアでJさんが来るのを待つ。
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第4問
ソーシャルインクルージョン(social inclusion)の理念として、最も適切なものを1つ選びなさい。
すべての人を社会の一員として包み込み、共に支えあう。
同年代の障害がない人の生活と同じような生活ができるように援助する。
必要な支援を受けながら、自分の生活を選択し決定する。
問題解決能力を抑圧された人々の主体性を回復する。
奪われたすべての権利を回復し、その人にふさわしい生活を取り戻す。
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第5問
パーキンソン病(Parkinson disease)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
40歳代で発症することが最も多い。
突進現象が認められる。
筋肉の異常が原因である。
認知症(dementia)を合併することはまれである。
発病後5年以内に死亡することが多い。