介護福祉士 国家試験 の 5門
第1問
慢性腎不全(chronic renal failure)の人の食事について、正しいものを1つ選びなさい。
砂糖を控える。
肉や魚を控える。
みそ汁を毎食とる。
乳製品を毎食とる。
野菜は生でサラダにする
介護福祉士 国家試験 の 5門
第2問
訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて、いつものようにEさん (80歳、男性)に「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが「どうしてそんなことをやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。
この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。
声が外に漏れないように工夫する必要がある。
大声をあげる背景を確認する必要がある。
決められたことなのでやってもらう必要がある。
家族から励ましてもらう必要がある。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第3問
Cさん(32歳)は、来月、出産を控えている。同居する夫(35歳)は、正規雇用の正社員である。Cさんは、訪問介護事業所で非常勤(週30時間勤務)の訪問介護員(ホームヘルパー)として勤務している。1年単位の契約期間を更新して、これまで3年働いてきた。事業主からは、出産した後も仕事を続けてほしいと頼まれている。妊娠してから今までは仕事を継続してきたが、出産後は育児休暇をとれないか検討している。「育児・介護休業法」に基づく、Cさんの育児休業などの取得に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
Cさんが取ることのできる育児休業休暇は、最大で子どもが1歳になる前の月までである。
育児休業の終了予定日は、明らかにして申し出る必要がある。
育児休業は、Cさんの夫は取ることができない。
小学校就学前の子どもが病気になった場合に利用できる休暇制度はない。
雇用の継続とは関係なく、Cさんは育児休業を取ることができる。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第4問
リアリティ・オリエンテーション(reality orientation)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
現実の感覚や認識を確認して、見当識に働きかける療法である。
認知症(dementia)の人に特化したコミュニケーションの方法である。
思い出を語り合うグループワークである。
主体的な生活を獲得するための作業療法である。
動物を介在させる療法である。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第5問
Fさん(55歳、男性)は、1年前に筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)と診断された。以前よりも、両上下肢の筋力低下が進み、日常生活にも介助が必要となってきた。現在は、壁を伝いながら、妻の介助でどうにか歩行は可能である。からだを起こすと血圧が低くなり呼吸が苦しくなるため、「何 もしたくない」と自宅の中だけで過ごすことが多い。 介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
血圧低下を治療する。
妻に病状の進行を説明する。
人工呼吸器の装着を促す。
安楽な体位を工夫する。
運動・体操を指導する。