介護福祉士 国家試験 の 5門
第1問
Bさん(80歳、女性)はアパートの3階に一人で暮らしている。アパートにはエレベーターはない。5年前、階段で転倒し、右みぎ大腿骨頭だいたいこっとう置換術ちかんじゅつを行った。現在、歩行には問題がない。社交的であったが、最近外出の回数が減った。友人が転んで大けがをしたこともあり「転びそうで怖い」と言っている。
Bさんへの生活支援の課題として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。
アパートにエレベーターがないこと。
転倒の不安があること。
一人暮らしであること。
手術の既往があること。
外出の機会が減っていること。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第2問
Lさん(79歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。右片麻痺、両変形性膝関節症(knee osteoarthritis)がある。トイレまでの移動が困難になってきたため、夜間は、ポータブルトイレを使用することになった。座位保持は可能である。居室は個室で、ベッドを使用している。Lさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。
ポータブルトイレは、利用者の健側(右側)に置く。
ベッドの高さより、低い座面のポータブルトイレを選ぶ。
ベッドにスイングアーム介助バーを設置する。
夜間はズボンを履かず、下着だけとする。
排泄物は、朝、まとめて片づける。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第3問
利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。
どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。
他の家族の解決例を紹介する。
利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。
専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第4問
記憶に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
短期記憶では、膨大な情報の貯蔵が可能である。
記憶には、記銘と保持と想起の3つの過程がある。
手続き記憶とは、自分に起こった出来事に関する記憶である。
エピソード記憶とは、一般的な知識についての記憶である。
記憶の処理は、中脳で行われる。
介護福祉士 国家試験 の 5門
第5問
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。
チームアプローチ(team approach)での訪問介護員(ホームヘルパー)の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
配食サービスをやめて、訪問介護(ホームヘルプサービス)を増やすように計画を変更する。
施設への入所手続きを代行する。
浴室を改修する見積もりを業者に依頼する。
本人と家族の思いをケアカンファレンス(care conference)で報告する。
訪問介護員(ホームヘルパー)の腰痛予防対策をケアカンファレンス(care conference)で話し合う。