クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第1問
力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
力の三要素とは、力の大きさ、力の向き、力の作用点をいう。
一直線上に作用する二つの力の合力の大きさは、それらの和又は差で示される。
一つの物体に大きさの異なる複数の力が作用して物体が動くとき、その物体は最も大きい力の方向に動く。
力が物体に作用する位置をその作用線上以外の箇所に移すと、物体に与える効果が変わる。
てこを使って重量物を持ち上げる場合、握りの位置を支点に近づけるほど大きな力が必要になる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第2問
クレーンの定期自主検査又は点検に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1年以内ごとに1回行う定期自主検査においては、原則として、定格荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。
1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、ワイヤロープ及びつりチェーンの損傷の有無についても、検査を行わなければならない。
作業開始前の点検においては、集電装置の異常の有無についても、点検を行わなければならない。
作業開始前の点検においては、ワイヤロープが通っている箇所の状態についても、点検を行わなければならない。
定期自主検査の結果の記録は、3年間保存しなければならない。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第3問
クレーン・デリック運転士免許に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
つり上げ荷重15tの引込みクレーンの運転の業務に従事するときは、免許証を携帯しなければならない。
免許に係る業務に現に就いている者は、住所を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。
免許証を他人に譲渡又は貸与したときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。
重大な過失により、免許に係る業務について重大な事故を発生させたときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。
免許に係る業務に現に就いている者は、免許証を滅失したときは、免許証の再交付を受けなければならない。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第4問
電気機器の故障の原因、電気計器の使用方法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
電動機が起動した後、回転数が上がらない場合の原因の一つとして、電源の電圧降下が大きいことがあげられる。
電動機が振動する場合の原因の一つとして、締付けボルトに緩みがあることがあげられる。
電磁ブレーキの利きが悪い場合の原因の一つとして、コイルが断線していることがあげられる。
交流用の電圧計や電流計は、一般に電圧又は電流の最大値ではなく、実効値で目盛られている。
回路計(テスター)は、直流電圧、交流電圧、直流電流などを、スイッチを切り替えることによって計測できる計器である。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第5問
物体の運動に関し、次のうち誤っているものはどれか。
物体の運動の速い遅いの程度を示す量を速さといい、単位時間に物体が移動した距離で表す。
物体が円運動をしているとき、遠心力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。
物体の速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は25m/s
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である。
運動している物体には、外部から力が作用しなければ永久に同一の運動を続けようとする性質がある。
運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。
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第6問
物体の重心又は安定に関し、次のうち誤っているものはどれか。
直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が低くなるほど安定性(すわり)は良くなる。
重心は、どのような形状の物体でも必ずその物体の内部にある。
物体の重心は、ただ一つの点である。
物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合力の作用点を重心という。
水平面上に置いた直方体の物体を手で傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、手を離すとその物体は元の位置に戻らないで倒れる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第7問
つり上げ荷重10tのデリックの検査に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
デリック検査証の有効期間の更新を受けようとする者は、原則として、登録性能検査機関が行う性能検査を受けなければならない。
デリックのつり上げ機構に変更を加えても、変更検査を受ける必要はない。
性能検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回及びブームの起伏の作動を定格速度により行う。
使用再開検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したデリックについて、デリック検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行う。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第8問
つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるクレーンの検査又は届出に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
使用再開検査を受けようとする者は、クレーン使用再開検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
性能検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行う。
使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷をつって、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行う。
所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレーンについて、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行う。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第9問
回路の絶縁、スパーク等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
アルミニウムは、電気の導体である。
ゴムは、電気の絶縁体(不導体)である。
絶縁体(絶縁物)の絶縁抵抗は、回路電圧を漏えい電流で除したものである。
ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして行う。
スパークは、回路にかかる電圧が高いほど大きくなり、その熱で接点の溶損や焼付きを発生させることがある。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第10問
電流、抵抗、電圧又は電力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
同じ物質の導体の場合、長さが2倍になって、かつ、直径が2倍になると、抵抗の値は1/2倍になる。
抵抗の単位はオーム(Ω)で、1000000Ωは、1MΩとも表す。
回路の抵抗が同じ場合、回路に流れる電流が大きいほど回路が消費する電力は大きくなる。
回路に流れる電流の大きさは、回路の抵抗に比例し、回路にかかる電圧に反比例する。