クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第1問
デリックの種類・形式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
スチフレッグデリックの巻上げ・巻下げ、旋回及びブームの起伏の各運動機構は、ガイデリックと同様であるが、旋回は通常240°が限度である。
ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープによって支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
ジンポールデリックは、1本のマストとこれを支える3本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成され、マストを傾斜させて使用する。
鳥居形デリックは、2本のステーにより直立したマストの安定を保ち、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ・巻下げを行う。
二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第2問
次のうち、法令上、デリックの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
リンクの断面の直径の減少が製造されたときの当該直径の9%のつりチェーン
直径の減少が公称径の8%のワイヤロープ
著しい形くずれがあるワイヤロープ
安全係数が4のフック
ワイヤロープ1よりの間で素線(フィラ線を除く。以下同じ。)数の10%の素線が切断したワイヤロープ
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第3問
クレーンの構造部分に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ガーダは、基本的には主けた、補助けた、水平部材及び筋かい材により構成される。
プレートガーダは、鋼板をI形状に組み立てた構造で、補助けたを設けないこともある。
ボックスガーダは、その断面のみでは水平力を十分に支えることができないため、補助けたと組み合わせて用いられる。
橋形クレーンの脚には、剛脚と揺脚があり、その構造は、ボックス構造やパイプトラス構造が多い。
サドルは、ガーダを支え、走行のための車輪を備えた構造物で、その構造は溝形鋼や鋼板を接合したボックス構造である。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第4問
クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
転がり軸受は、滑り軸受(平軸受)に比べて回転部分の摩擦抵抗が大きい。
割形軸継手は、取付け・取外しのときに軸を軸方向に移動する必要がない。
フランジ形たわみ軸継手は、起動及び停止時の衝撃や荷重変化によるたわみの影響を緩和するために用いられる。
溝付きナットは、緩みを防ぐためにナットに溝を付け、ボルトのねじ部にあけられた小穴に割ピンを差し込み固定させるものである。
ウォームギヤーは、ウォームとこれにかみ合うウォームホイールを組み合わせたもので、被動軸の方向は駆動軸に対し直角となる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第5問
クレーンのブレーキに関し、次のうち誤っているものはどれか。
電動油圧押上機ブレーキは、制動するまでの時間が長いため、制動時の衝撃が少なく、横行用や走行用に多く用いられる。
ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造になっている。
油圧式ディスクブレーキのブレーキピストンや油圧回路の配管などに油もれがあったり空気が混入すると、制動力が生じなくなることがある。
ドラムブレーキのブレーキライニングに水や油などが付着すると、制動力が著しく低下する。
ブレーキの制動力は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合におけるつり上げ装置又は起伏装置のトルクの値の120%以上に調整する必要がある。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第6問
つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるクレーンの検査又は届出に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
使用再開検査を受けようとする者は、クレーン使用再開検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
性能検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行う。
使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷をつって、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行う。
所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレーンについて、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行う。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第7問
図のように、水平な床面に置いた質量100kgの物体を床面に沿って引っ張るとき、動き始める直前の力Fの値に最も近いものは、1~5のうちどれか。ただし、接触面の静止摩擦係数は、0.3とする。
30N
149N
294N
392N
490N
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第8問
クレーンに関する用語について、次のうち誤っているものはどれか。
荷が上昇する運動を巻上げといい、荷が下降する運動を巻下げという。
玉掛けとは、ワイヤロープやつりチェーン、その他の玉掛用具を用いて荷をクレーンのフックにかけたり、外したりすることをいう。
天井クレーンで、定格荷重とは、一般につり上げ荷重からフックなどのつり具の質量を差し引いた荷量をいう。
ジブクレーンの作業半径とは、ジブの取付ピンとつり具中心との水平距離をいう。
トロリがガーダや水平ジブ等に沿って移動する運動を横行という。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第9問
電流、抵抗、電圧又は電力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
同じ物質の導体の場合、長さが2倍になると抵抗の値は2倍になり、断面積が2倍になると抵抗の値は1/2倍になる。
抵抗の単位はオーム(Ω)で、1000000Ωは、1MΩとも表す。
回路の抵抗が同じ場合、回路に流れる電流が大きいほど回路が消費する電力は小さくなる。
回路の抵抗は、回路にかかる電圧を回路に流れる電流で除して求められる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第10問
次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。
「ガイデリックのマストステップは上部ステップと下部ステップに分けられる。上部ステップは、[ A ]に取り付けられ、下部ステップとの接合部は、[ B ]の座となっている。これは、荷をつったときのマストの[ C ]を容易にし、この部分に無理を生じさせないためである。」
【A】支柱 【B】球面 【C】伸縮
【A】マスト 【B】球面 【C】傾き
【A】ステー 【B】円形 【C】回転
【A】マスト 【B】平面 【C】伸縮
【A】基礎 【B】平面 【C】傾き