クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第1問
図のように、質量4tの荷を2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度90°でつるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値に最も近いものは、1~5のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s
2
とし、ワイヤロープの質量は考えないものとする。
16kN
20kN
24kN
28kN
32kN
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第2問
回路の絶縁、スパーク等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
アルミニウムは、電気の導体である。
ゴムは、電気の絶縁体(不導体)である。
絶縁体(絶縁物)の絶縁抵抗は、回路電圧を漏えい電流で除したものである。
ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして行う。
スパークは、回路にかかる電圧が高いほど大きくなり、その熱で接点の溶損や焼付きを発生させることがある。
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第3問
電流、抵抗、電圧又は電力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
抵抗を並列につないだときの合成抵抗の値は、個々の抵抗の値のどれよりも小さい。
同じ物質の導体の場合、長さが2倍になると抵抗の値は2倍になり、断面積が2倍になると抵抗の値は1/2倍になる。
抵抗の単位はオーム(Ω)で、100000Ωは、1MΩとも表す。
回路の抵抗が同じ場合、回路に流れる電流が大きいほど回路が消費する電力は大きくなる。
回路の抵抗は、回路にかかる電圧を回路に流れる電流で除して求められる。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第4問
材料(軟鋼)の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
材料に荷重が作用し、伸びたり、縮んだりして形が変わることを変形という。
安全な静荷重より小さな荷重であっても、くり返し負荷すると、材料は疲労破壊することがある。
材料に圧縮荷重をかけると、材料の内部に圧縮応力が生じる。
引張応力は、材料に作用する引張荷重を材料の表面積で除して求められる。
材料に力を加えて変形した場合、変形した量の元の量(原形)に対する割合をひずみという。
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第5問
給電装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
すくい上げ式トロリ線給電は、小容量の屋内クレーンに用いられることが多い。
キャブタイヤケーブル給電には、カーテン式、ケーブル巻取式、特殊チェーン式などがある。
パンタグラフのホイールやシューの材質には、砲金、碍子、特殊合金などが用いられる。
トロリダクト方式給電は、ダクト内に平銅バーなどを絶縁物を介して取り付け、その内部をトロリシューが移動して集電する方式である。
スリップリング給電には、固定側のリングと回転側の集電ブラシで構成されるものや、回転側のリングと固定側の集電ブラシで構成されるものがある。
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第6問
クレーンの運転時の注意事項として、誤っているものは次のうちどれか。
天井クレーンでは、巻上げ、横行、走行の三つの操作を同時には行わない。
無線操作式クレーンでは、原則として歩行しながらの運転はしないようにし、やむを得ず歩行しながら運転するときは、平坦で安全な通路を決めて歩行する。
クレーンを運転する際、合図者の合図が不明確な場合は運転者の判断で運転する。
安全装置は、故障することもあるので、安全装置に頼りきった運転をしない。
荷振れを防止するためには、荷の振れが大きい場合は追ノッチを大きく、荷の振れが小さい場合は追ノッチを小さくする。
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第7問
デリックの種類・形式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
スチフレッグデリックは、1本の直立したマストを通常90°に開いている2本のステーにより後方から支えるもので、根元にブームをピン結合している。
ガイデリックは、1本の直立したマストとその根元にピン結合されたブーム、マストを支える6本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成される。
ジンポールデリックは、1本のマストとこれを支える3本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成され、旋回は通常240°が限度である。
鳥居形デリックは、2本のマストとその上端を結ぶ横ばりからなり、通常、数個のつり具を組み合わせて重量物等の特殊な荷の巻上げ・巻下げを行う。
二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。
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第8問
物体の運動に関し、次のうち誤っているものはどれか。
運動の速さと向きを示す量を速度といい、速度の変化の程度を示す量を加速度という。
物体が円運動をしているとき、遠心力は、速く回っているほど小さくなる。
物体に加速度が生じるとき、次第に速度が増加する場合を正の加速度、減少する場合を負の加速度という。
外から力が作用しない限り、静止している物体が静止の状態を、また運動している物体が同一の運動の状態を続けようとする性質を慣性という。
ある物体が他の基準となる物体に対してその位置を変えることを運動という。
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第9問
クレーンの製造、設置、検査又は検査証に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
つり上げ荷重4tのジブクレーンを製造しようとする者は、原則として、あらかじめ所轄都道府県労働局長の許可を受けなければならない。
つり上げ荷重3tの天井クレーンを設置しようとする事業者は、工事開始の日の30日前までにクレーン設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
つり上げ荷重1tのスタッカー式クレーンを設置した事業者は、設置後10日以内にクレーン設置報告書を提出しなければならない。
つり上げ荷重4tの橋形クレーンを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたクレーンを除き、落成検査を受けなければならない。
クレーン検査証を受けたクレーンを設置している者に異動があったときは、クレーンを設置している者は、異動後10日以内に所轄労働基準監督署長によるクレーン検査証の書替えを受けなければならない。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第10問
クレーンに関する用語について、次のうち誤っているものはどれか。
荷が上昇する運動を巻上げといい、荷が下降する運動を巻下げという。
玉掛けとは、ワイヤロープやつりチェーン、その他の玉掛用具を用いて荷をクレーンのフックにかけたり、外したりすることをいう。
天井クレーンで、定格荷重とは、一般につり上げ荷重からフックなどのつり具の質量を差し引いた荷量をいう。
ジブクレーンの作業半径とは、ジブの取付ピンとつり具中心との水平距離をいう。
トロリがガーダや水平ジブ等に沿って移動する運動を横行という。