クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第1問
力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
一つの物体に大きさの異なる複数の力が作用して物体が動くとき、その物体は最も大きい力の方向に動く。
物体に作用する一つの力を、互いにある角度を持つ二つ以上の力に分けることを力の分解という。
一直線上に作用する二つの力の合力の大きさは、それらの和又は差で示される。
力のモーメントの大きさは、力の大きさと腕の長さの積で求められる。
力の作用と反作用とは、同じ直線状で作用し、大きさが等しく、向きが反対である。
クレーン・デリック運転士試験 の 10門
第2問
クレーンに関する用語について、次のうち誤っているものはどれか。
荷が上昇する運動を巻上げといい、荷が下降する運動を巻下げという。
玉掛けとは、ワイヤロープやつりチェーン、その他の玉掛用具を用いて荷をクレーンのフックにかけたり、外したりすることをいう。
天井クレーンで、定格荷重とは、一般につり上げ荷重からフックなどのつり具の質量を差し引いた荷量をいう。
ジブクレーンの作業半径とは、ジブの取付ピンとつり具中心との水平距離をいう。
トロリがガーダや水平ジブ等に沿って移動する運動を横行という。
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第3問
クレーンのトロリ又は作動装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
クラブトロリ式天井クレーンの巻上装置は、トロリ上に設けられている。
旋回装置は、ジブクレーンのジブなどを中心軸の周りに回転させる装置である。
ロープトロリは、つり具をつり下げた台車を、ガーダ上などに設置した巻上装置と横行装置によりロープを介して操作する構造のトロリである。
引込み装置は、天井クレーンに取り付けて荷の引込み、押し出しをする装置である。
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合、一般に主巻の巻上げ速度は、補巻より遅い。
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第4問
デリックの設置又はデリックの検査に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
つり上げ荷重1tのデリックを設置しようとする事業者は、デリック設置報告書を提出し、その後、落成検査を受けなければならない。
つり上げ荷重3tのデリックを設置しようとする事業者(計画届の免除認定を受けている者を除く。)は、工事開始の日の30日前までにデリック設置届を提出しなければならない。
デリック設置届は、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
つり上げ荷重2tのデリックの落成検査を受ける者は、荷重試験のための荷及び玉掛け用具を準備しなければならない。
つり上げ荷重4tのデリックの落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
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第5問
図のような組合せ滑車を用いて質量8tの荷をつり上げるとき、これを支えるために必要な力Fは、1~5のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s
2
とし、滑車及びワイヤロープの質量、摩擦等は考えないものとする。
15.7N
15.7kN
19.6N
19.6kN
26.1N
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第6問
図のように一体となっている滑車A及びBがあり、Aに質量4tの荷をかけたとき、この荷を支えるために必要なBにかける力Fは、1~5のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s
2
とし、ワイヤロープの質量、摩擦等は考えないものとする。
18.5kN
21.5kN
24.5kN
28.5kN
31.5kN
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第7問
電気に関し、次のうち誤っているものはどれか。
直流はDC、交流はACと表される。
直流は、電流及び電圧の方向が時間の経過に関係なく一定である。
工場の動力用電源には、一般に200V級又は400V級の三相交流が使用されている。
発電所から変電所までは、特別高圧で送電されている。
電力として配電される交流は、家庭用と工場の動力用では電圧及び周波数が異なる。
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第8問
電動機に関し、次のうち誤っているものはどれか。
クレーンでは特殊な場合を除き、ほとんど三相誘導電動機が用いられている。
三相誘導電動機の同期速度は、極数が多いほど速くなる。
直流電動機は、一般に速度制御性能が優れているが、整流子及びブラシの保守が必要である。
巻線形三相誘導電動機では、固定子側を一次側、回転子側を二次側と呼ぶ。
かご形三相誘導電動機は、インバーター制御を採用することで比較的大容量のクレーンにも用いられる。
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第9問
物体の運動に関し、次のうち誤っているものはどれか。
物体の運動の速い遅いの程度を示す量を速さといい、単位時間に物体が移動した距離で表す。
物体が円運動をしているとき、遠心力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。
物体の速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は25m/s
2
である。
運動している物体には、外部から力が作用しなければ永久に同一の運動を続けようとする性質がある。
運動している物体の運動の方向を変えるのに要する力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。
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第10問
デリックの種類・形式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
スチフレッグデリックの巻上げ・巻下げ、旋回及びブームの起伏の各運動機構は、ガイデリックと同様であるが、旋回は通常240°が限度である。
ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープによって支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。
ジンポールデリックは、1本のマストとこれを支える3本以上のガイロープ、ウインチ及び付属品で構成され、マストを傾斜させて使用する。
鳥居形デリックは、2本のステーにより直立したマストの安定を保ち、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ・巻下げを行う。
二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。