クレーン・デリック運転士試験(ク) の 10門
第1問
クレーンの電動機の付属機器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。
カム形制御器は、カム周辺に固定されたスイッチにより電磁接触器の操作回路を開閉する間接制御器である。
抵抗器は、運転中に350℃程度まで温度が上昇することがあるので、その近くに可燃物を置かない。
無線操作用の制御器には、切り換え開閉器により、機上運転に切り換えることができる機能をもつものがある。
ヒューズは、過電流が流れたときに電気機器を保護するために使用されるもので、針金などで代用してはならない。
クレーン・デリック運転士試験(ク) の 10門
第2問
クレーンを用いて作業を行うときの合図、立入禁止の措置又は搭乗の制限に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
動力下降以外の方法によって荷を下降させるときは、つり荷の下に労働者を立ち入らせてはならない。
クレーン運転者と玉掛け作業者に作業を行わせるときは、運転について合図を行う者を指名しなければならない。
クレーン運転者に単独で作業を行わせるときであっても、運転について一定の合図を定めなければならない。
原則として、クレーンにより、労働者を運搬し、又は労働者をつり上げて作業させてはならない。
荷に設けられたアイボルトにワイヤロープを通して玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり荷の下に労働者を立ち入らせることは禁止されていない。
クレーン・デリック運転士試験(ク) の 10門
第3問
クレーンの定期自主検査又は点検に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1年以内ごとに1回行う定期自主検査においては、原則として、定格荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。
1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、ワイヤロープ及びつりチェーンの損傷の有無についても、検査を行わなければならない。
作業開始前の点検においては、集電装置の異常の有無についても、点検を行わなければならない。
作業開始前の点検においては、ワイヤロープが通っている箇所の状態についても、点検を行わなければならない。
定期自主検査の結果の記録は、3年間保存しなければならない。
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第4問
回路の絶縁、スパーク等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
アルミニウムは、電気の導体である。
ゴムは、電気の絶縁体(不導体)である。
絶縁体(絶縁物)の絶縁抵抗は、回路電圧を漏えい電流で除したものである。
ナイフスイッチは、切るときよりも入れるときの方がスパークが大きいので、入れるときはできるだけスイッチに近づかないようにして行う。
スパークは、回路にかかる電圧が高いほど大きくなり、その熱で接点の溶損や焼付きを発生させることがある。
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第5問
電気機器の故障の原因、電気計器の使用方法に関し、次のうち誤っているものはどれか。
電動機がうなるが起動しない場合の原因の一つとして、電源回路(一次側)の配線が一相断線していることがあげられる。
電動機が起動しない場合の原因の一つとして、配線の端子が外れていることがあげられる。
ブレーキの利きが悪い場合の原因の一つとして、ブレーキライニングが摩耗していることがあげられる。
回路計(テスター)では、測定する回路の電圧や電流の大きさの見当がつかない場合は、最初に測定範囲の最大レンジで測定する。
交流用の電圧計や電流計は、一般に電圧又は電流の実効値ではなく最大値で目盛られている。
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第6問
電気の導体、絶縁体に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ゴムは、電気の導体である。
アルミニウムは、電気の導体である。
空気は、電気の絶縁体である。
絶縁体の絶縁抵抗は、メガーを用いて測定する。
絶縁体は、表面がカーボンや胴の粉末などのような導電性の物で汚損すると、絶縁劣化する。
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第7問
次のうち、法令上、クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
リンクの断面の直径の減少が製造されたときの当該直径の9%のつりチェーン
直径の減少が公称径の8%のワイヤロープ
著しい形くずれがあるワイヤロープ
安全係数が4のフック
ワイヤロープ1よりの間で素線(フィラ線を除く。以下同じ。)数の10%の素線が切断したワイヤロープ
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第8問
つり上げ荷重10tの転倒するおそれのあるクレーンの検査又は届出に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
使用再開検査を受けようとする者は、クレーン使用再開検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
性能検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行う。
使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷をつって、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行う。
所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレーンについて、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行う。
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第9問
クレーンの電動機の付属機器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
制御器は、電動機に正転、逆転、停止、制御速度の指令を与えるものである。
カム形間接制御器は、ハンドルでカムを回し、カム周辺に固定されたスイッチにより電磁接触器の操作回路を開閉する構造の制御器である。
押しボタンスイッチは、電動機の正転と逆転のボタンを同時に押せない構造となっているものが多い。
クレーンの運転終了時は、まず共用保護盤の主配線用遮断器を開き、次に押しボタンスイッチで主電磁接触器を開く。
過電流継電器は、過電流が流れると接点が切れ、主電磁接触器を開いて電動機を保護するものである。
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第10問
屋内に設置する走行クレーンに関し、法令上、違反となるものは次のうちどれか。
クレーンガーダに歩道のあるクレーンの最高部(集電装置の部分を除く。)とその上方にあるはり等との間隔を0.4mとしている。
クレーンガーダの歩道の上に、歩道からの高さが1.5mの天がいを設け、歩道とその上方にあるはり等との間隔を1.7mとしている。
クレーンと建設物との間に設ける歩道の幅を、柱に接する部分を除き0.6mとしている。
クレーンと建設物との間に設ける歩道のうち、柱に接する部分の幅を0.3mとしている。
クレーンの運転室の端とその運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.3mとしている。