クレーン・デリック運転士試験(ク) の 5門
第1問
荷重に関し、次のうち誤っているものはどれか。
クレーンの巻上げドラムの軸には、主に、圧縮荷重がかかる。
クレーンのジーブを通る巻上げ用ワイヤロープには、引張荷重と曲げ荷重がかかる。
天井クレーンのガーダには、主に、曲げ荷重がかかる。
両振り荷重は、向きと大きさが時間とともに変わる荷重である。
衝撃荷重は、極めて短時間に急激に加わる荷重である。
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第2問
クレーンの設置又はクレーン検査証に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
つり上げ荷重2tの天井クレーンを設置しようとする事業者は、クレーン設置報告書を提出し、その後、落成検査を受けなければならない。
つり上げ荷重4tの橋形クレーンを設置しようとする事業者(計画書の免除認定を受けているものを除く。)は、工事開始の日の30日前までにクレーン設置届を提出しなければならない。
クレーン設置届は、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
つり上げ荷重3tの転倒するおそれのあるクレーンの落成検査を受ける者は、荷重試験及び安定度試験のための荷及び玉掛用具を準備しなければならない。
つり上げ荷重5tのジブクレーンの落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
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第3問
感電災害及びその防止に関し、次のうち誤っているものはどれか。
感電による危険を電流と時間の積によって評価する場合、一般に50アンペア秒をもって安全限界としている。
100V以下の低圧であっても、感電によって人体を流れる電流が大きいと死亡することがある。
感電防止のためには、肌を出さない服装にし、清潔で乾いた衣服、ゴム手袋、ゴム底の靴を着用する。
接地は、漏電している電気機器のフレームなどに人が接触したとき、感電による傷害を小さくする効果がある。
感電災害には、電圧の高い送電線に近づいた場合に放電により発生するものがある。
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第4問
クレーンに関する用語について、次のうち誤っているものはどれか。
キャンバとは、あらかじめガーダに与える上向きのそり(曲がり)をいう。
天井クレーンで、スパンとは、クラブトロリの移動する距離をいう。
揚程とは、つり具を有効に上げ下げできる上限と下限の垂直距離をいう。
ジブクレーンで、旋回中心を軸としてジブが回る運動を旋回という。
クレーンの作業範囲とは、クレーンの各種運動を組み合わせてつり荷を移動できる範囲をいう。
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第5問
次のうち、電気の絶縁体のみの組合せはどれか。
黒鉛 雲母 塩化ビニル樹脂
磁器 空気 ガラス
銀 鉄 ポリエチレン樹脂
空気 塩水 アルミニウム
木材 ゴム 鉛