データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第1問
プロセスイノベーションに関する記述として、適切なものはどれか。
競争を経て広く採用され、結果として事実上の標準となる。
製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。
独創的かつ高い技術を基に革新的な新製品を開発する。
半導体の製造プロセスをもっている企業に製造を委託する。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第2問
システム開発のプロジェクトにおいて、EVMを活用したパフォーマンス管理をしている。開発途中のある時点でCV(コスト差異)の値が正、SV(スケジュール差異)の値が負であるとき、プロジェクトはどのような状況か。
開発コストが超過し、さらに進捗も遅れているので、双方について改善するための対策が必要である。
開発コストと進捗がともに良好なので、今のパフォーマンスを維持すればよい。
開発コストは問題ないが、進捗に遅れが出ているので、遅れを改善するための対策が必要である。
進捗は問題ないが、開発コストが超過しているので、コスト効率を改善するための対策が必要である。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第3問
分散データベースシステムにおいて、複数のデータベースを更新する場合に用いられる2相コミットの処理手順として、適切なものはどれか。
主サイトが各データベースサイトにコミット準備要求を発行した場合、各データベースサイトは、準備ができていない場合だけ応答を返す。
主サイトは、各データベースサイトにコミットが可能であることを確認した後、コミットを発行する。
主サイトは、各データベースサイトにコミットを発行し、コミットが失敗した場合には、再度コミットを発行する。
主サイトは、各データベースサイトのロックに成功した後、コミットを発行し、各データベースサイトをアンロックする。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第4問
ディレクトリトラバーサル攻撃はどれか。
OSの操作コマンドを利用するアプリケーションに対して、攻撃者が、OSのディレクトリ操作コマンドを渡して実行する。
SQL文のリテラル部分の生成処理に問題があるアプリケーションに対して、攻撃者が、任意のSQL文を渡して実行する。
シングルサインオンを提供するディレクトリサービスに対して、攻撃者が、不正に入手した認証情報を用いてログインし、複数のアプリケーションを不正使用する。
入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して、攻撃者が、上位のディレクトリを意味する文字列を使って、非公開のファイルにアクセスする。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第5問
二つのトランザクションが、同じデータに対して、更新、参照を行う時に発生し得るダーティリードの事象を記述したものはどれか。
トランザクションAがある検索条件を満たすある表の行の集合を参照した。次に、トランザクションBがトランザクションAと同じ検索条件を満たす新しい行を挿入しコミットした。その後、トランザクションAが同じ検索条件で再度検索すると、以前には存在しなかった行が出現した。
トランザクションAがある表の行の列を参照した。次に、トランザクションBがその列の値を更新しコミットした。その後、トランザクションAがその列を再度参照すると、以前の値と異なっていた。
二つのトランザクションがそれぞれ2相ロックをかけ、デッドロックを起こした。
まだコミットしていないトランザクションAの更新後データをトランザクションBが参照した。その後、更新後データはロールバックされた。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第6問
DBMSが取得するログに関する記述として、適切なものはどれか。
トランザクションの取消しに備えて、データベースの更新されたページに対する更新後情報を取得する。
媒体障害からの復旧に備えて、データベースの更新されたページに対する更新前情報を取得する。
ロールバック後のトランザクション再実行に備えて、データベースの更新されたページに対する更新後情報を取得する。
ロールフォワードに備えて、データベースの更新されたページに対する更新後情報を取得する。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第7問
システムの信頼性指標に関する記述のうち、適切なものはどれか。
MTBFとMTTRは、稼働率が0.5のときに等しくなる。
MTBFは、システムが故障してから復旧するまでの平均時間を示す。
MTTRは、MTBFに稼働率を掛けると求めることができる。
MTTRは、システムに発生する故障と故障の間隔の平均時間を示す。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第8問
データベースサーバのクラスタリング技術に関する記述のうち、シェアードエブリシングを説明したものはどれか。
HA構成を用いたクラスタリングを行い、障害発生時には待機系のサーバに担当していたデータ範囲を引き継ぐことができる。
アクティブ-アクティブ構成によって負荷分散を行うことによって、サーバリソースの有効活用が可能となり、さらにデータが共有されているので、1台のサーバの障害発生時でも処理を継続することができる。
サーバごとに管理する対象データが決まっているので、1台のサーバに障害が発生すると対象データを処理できなくなり、システム全体の可用性が低下する。
データを複数の磁気ディスクに分割配置し、さらにサーバと磁気ディスクが1対1に対応しているので、複数サーバを用いた並列処理が可能となる。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第9問
2けたの2進数x 1x 2が表す整数をx とする。2進数x 2x 1が表す整数を、x の式で表したものはどれか。ここで、int(r )は非負の実数r の小数点以下を切り捨てた整数を表す。
データベーススペシャリスト(DB) の 10問
第10問
EDIを実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
企業間取引の契約内容
システムの運用時間
伝送制御手順
メッセージの形式