データベーススペシャリスト(DB) の 5問
第1問
システム障害発生時には、データベースの整合性を保ち、かつ、最新のデータベース状態に復旧する必要がある。このために、DBMSがトランザクションのコミット処理完了とみなすタイミングとして、適切なものはどれか。
アプリケーションの更新命令完了時点
チェックポイント処理完了時点
ログバッファへのコミット情報書込み完了時点
ログファイルへのコミット情報書出し完了時点
データベーススペシャリスト(DB) の 5問
第2問
コモディティ化の説明はどれか。
革新的な発明に基づいて、従来は市場に存在しなかった製品を開発し、市場に投入すること
技術革新によって、後発製品が先発製品の市場を衰退させること
技術の成熟などによって、他社製品との差別化が価格以外の点で困難になること
市場での価格競争を避けるために、他社製品とは異なる機能をもった製品を開発し、販売すること
データベーススペシャリスト(DB) の 5問
第3問
SQLにおけるドメインに関する記述のうち、適切なものはどれか。
基底表を定義するには、ドメインの定義が必須である。
ドメインの定義にはCREATE文、削除にはDROP文を用いる。
ドメインの定義は、それを参照する基底表内に複製される。
ドメイン名は、データベースの中で一意である必要はない。
データベーススペシャリスト(DB) の 5問
第4問
ディザスタリカバリを計画する際の検討項目の一つであるRPO(Recovery Point Objective)はどれか。
業務の継続性を維持するために必要な人員計画と交代要員の要求スキルを示す指標
業務を代替する遠隔地のシステム環境と、通常稼働しているシステム環境との設備投資の比率を示す指標
災害発生時からシステムを再稼働するまでの時間を示す指標
システムが再稼働したときに、データが災害発生前のどの時点の状態に復旧されなければならないかを示す指標
データベーススペシャリスト(DB) の 5問
第5問
有料の公衆無線LANサービスにおいて実施される、ネットワークサービスの不正利用に対するセキュリティ対策と目的はどれか。
利用者ごとに異なるSSIDを割当てることによって、利用者PCへの不正アクセスを防止する。
利用者ごとに異なるサプリカントを割当てることによって、利用者PCへの不正アクセスを防止する。
利用者ごとに異なるプライベートIPアドレスを割り当てることによって、第三者によるアクセスポイントへのなり済ましを防止する。
利用者ごとに異なる利用者IDを割り当て、パスワードを設定することによって、契約者以外の利用者によるアクセスを防止する。