潜水士 の 10問
第1問
人体に及ぼす水温の作用及び体温に関し、次のうち誤っているものはどれか。
体温は、代謝によって生ずる産熱と、人体と外部環境の温度差に基づく放熱のバランスによって保たれる。
水中において、一般に水温が20℃以下では、保温のためのウエットスーツやドライスーツの着用が必要となる。
水中で体温が奪われやすい理由は、水の熱伝導率が空気の約26倍であり、また水の容積比熱は空気と比べてはるかに大きいからである。
低体温症に陥った者に対する処置としては、体温を回復させることが重要であり、暖かい風呂に入れることやアルコールの摂取も効果的な方法である。
水中で体温が低下すると、震え、意識の混濁や喪失などを起こし、死に至ることもある。
潜水士 の 10問
第2問
水中拘束又は溺れに関し、次のうち正しいものはどれか。
水中拘束によって水中滞在時間が延長した場合であっても、当初の減圧時間をきちんと守って浮上する。
送気ホースを使用しないスクーバ式潜水では、ロープなどに絡まる水中拘束のおそれはない。
送気式潜水では、溺れを予防するため、潜水作業船にクラッチ固定装置やスクリュー覆いを取り付ける。
水が気管に入っただけでは呼吸が止まることはないが、気管支や肺に入ってしまうと窒息状態になって溺れることがある。
ヘルメット式潜水では、溺れを予防するための、救命胴衣又はBCを必ず着用する。
潜水士 の 10問
第3問
潜水業務における窒素酔いに関する次の文中の内に入れる【A】から【C】の語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「個人差はあるが、水深40m前後以上になると窒素の【 A 】により窒素酔いが出現する。窒素酔いになると、総じて考え方が【 B 】になり、正しい判断ができず重大な結果を招くことがある。飲酒、疲労、大きな作業量、不安、体内の【 C 】の蓄積等は窒素酔いを起こしやすくする。」
【A】鎮静作用 【B】楽観的 【C】二酸化炭素
【A】鎮静作用 【B】悲観的 【C】二酸化炭素
【A】麻酔作用 【B】悲観的 【C】一酸化炭素
【A】鎮静作用 【B】楽観的 【C】一酸化炭素
【A】麻酔作用 【B】楽観的 【C】二酸化炭素
潜水士 の 10問
第4問
潜水作業者の携行物に関する次の文中の【 】内に入れる【 A 】及び【 B 】の語句の組み合わせとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「空気圧縮機により送気して行う潜水業務を行うときは、潜水作業者に、信号索、水中時計、水深計及び【 A 】を携行させなければならない。ただし、潜水作業者と連絡員とが通話装置により通話することができることとしたときは、潜水作業者に水中時計、【 B 】を携行させないことができる。」
【A】コンパス
【B】水深計
【A】コンパス
【B】コンパス
【A】浮上早見表
【B】信号索及び浮上早見表
【A】鋭利な刃物
【B】信号索及び水深計
【A】鋭利な刃物
【B】鋭利な刃物及び水深計
潜水士 の 10問
第5問
潜水業務の危険性に関し、次のうち正しいものはどれか。
潮流のある場所における水中作業で潜水作業者が潮流によって受ける抵抗は、スクーバ式潜水より全面マスク式潜水、全面マスク式潜水よりヘルメット式潜水の方が小さい。
水中での溶接・溶断作業では、ガス爆発の危険はないが、感電する危険がある。
視界の良いときより、海水が濁って視界が悪いときの方がサメやシャチのような海の生物による危険性の度合いが低い。
海中の生物による危険には、サンゴ、ふじつぼ等による切り傷、みずたこ、うつぼ等によるかみ傷のほか、いもがい類、がんがぜ等による刺し傷がある。
潜水作業中、海上衝突を予防するため、潜水作業船に下図に示す国際信号書A旗を掲揚する。
潜水士 の 10問
第6問
送気式潜水に使用する設備・器具に関し、次のうち正しいものはどれか。
送気ホースは、通常、全面マスク式潜水では呼び径が13mm、ヘルメット式潜水では呼び径が8mmのものが使われている。
送気ホースには、比重により沈用、半浮用。浮用の3種類のホースがあり、作業内容によって使い分けられる。
流量系は、コンプレッサーと調節用空気槽の間に取り付けて、潜水作業者に送られる空気量を測る計器である。
フェルトを使用した空気清浄装置は、潜水作業者に送る圧縮空気に含まれる水分と油分のほか、二酸化炭素と一酸化炭素を除去する。
終業後、調節用空気槽は、内部に0.1Mpa(ゲージ圧力)程度の空気を残すようにしておく。
潜水士 の 10問
第7問
2atm(ゲージ圧力)の空気に接している20℃。1Lの水がある。これを1atm(絶対圧力)まで減圧し、水中の窒素が空気中に放出されるための十分な時間が経過したとき、窒素の放出量(1atm(絶対圧力)時の体積)に最も近いものは次のうちどれか。 ただし、空気中に含まれる窒素の割合は80%とし、4atm(絶対圧力)の窒素100%の気体に接している20℃の水1Lには17cm
3
の窒素が溶解するものとする。
14cm
3
17cm
3
27cm
3
34cm
3
41cm
3
潜水士 の 10問
第8問
前問の場合において、2回目の潜水時間を75分としたとき、浮上停止の位置と浮上を停止しなければならない最少時間は次のうちどれか。(本問は、別表A及びBを用いて算出すること。)
水深6mで21分、水深3mで22分
水深6mで18分、水深3mで16分
水深6mで26分、水深3mで22分
水深6mで27分、水深3mで25分
水深6mで29分、水深3mで41分
潜水士 の 10問
第9問
潜水作業者の携行物に関する次の文中の【 】内に入れる【A】及び【B】の語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「空気圧縮機により送気して行う潜水業務を行うときは、潜水作業者に、信号索、【 A 】、【 B 】及び鋭利な刃物を携行させなければならない。ただし、潜水作業者と連絡員とが通話装置により通話することができることとしたときは、潜水作業者に信号索、【 A 】及び【 B 】を携行させないことができる。」
【A】コンパス 【B】水深計
【A】コンパス 【B】浮力調整具
【A】救命胴衣 【B】浮力調整具
【A】水中時計 【B】水深計
【A】水中時計 【B】救命胴衣
潜水士 の 10問
第10問
空気圧縮機によって送気を行い、潜水作業者に圧力調整器を使用させて潜水業務を行わせる場合、潜水作業者ごとに備える予備空気槽の最少量の内容量の容積V(L)を計算する式は、法令上、次のうちどれか。ただし、Dは最高の潜水深度(m)、Pは予備空気槽内の圧力(Mpa)でゲージ圧力を示す。
V=40(0.03D+0.4)/P
V=40(0.03P+0.4)/D
V=60(0.03D+0.4)/P
V=60(0.03P+0.4)/D
V=80(0.03D+0.4)/P