潜水士 の 10問
第1問
潜水の種類、方式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ヘルメット式潜水器は、金属製のヘルメットとゴム製の潜水服により構成され、潜水器の構造が簡単であるが、その操作には熟練を要する。
フーカー式潜水は、レギュレターを介して送気する定量送気式の潜水である。
送気式潜水は、一般に船上のコンプレッサーを介して送気し、比較的長時間の水中作業が可能である。
自給式潜水で一般的に使用されている潜水器は、開放回路型スクーバ式潜水器である。
全面マスク式潜水は、応需送気式の潜水で、顔面全体を覆うマスクにデマンド式レギュレターが取り付けられた潜水器を使用し水中電話の使用が可能となっている。
潜水士 の 10問
第2問
圧力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
気体の温度が一定の場合、圧力Pと体積VについてP×V=一定 の関係が成り立つ。
水深20mで潜水時に受ける圧力は、大気圧と水圧の和であり、絶対圧力で約0.3Mpaとなる。
1気圧は、SI単位では約1013hpa又は約0.1013Mpaとなる。
密閉容器内に満たされた静止流体中の任意の点に加えた力は、その力の方向にだけ伝達される。
気体は圧力が一定の場合、体積Vと絶対温度TについてV/T=一定 の関係が成り立つ。
潜水士 の 10問
第3問
送気ホース及び送気用配管に関し、次のうち誤っているものはどれか。
全面マスク式潜水では、通常、呼び径が13㎜の送気ホースが、また、ヘルメット式潜水では呼び径が8㎜のものが使われている。
送気ホースには、比重により沈用、半浮用、浮用の3種類のホースがあり、作業内容によって使い分けられる。
コンプレッサーと空気槽の接続には金属管の銅パイプ又はフレキシブルパイプが使用されている。
送気ホースは、始業前にホースの最先端を閉じ、最大使用圧力以上の圧力をかけて、耐圧性と空気漏れの有無を点検、確認する。
送気ホースは、始業前に継手部分にゆるみが発生していないか点検、確認する。
潜水士 の 10問
第4問
2atm(ゲージ圧力)の空気に接している20℃の水1Lに溶解する窒素は何gか。ただし、空気中に含まれる窒素の割合は80%とし、1atm(絶対圧力)の窒素100%の気体に接している20℃の水1Lには0.020gの窒素が溶解するものとする。
0.032g
0.048g
0.050g
0.060g
0.075g
潜水士 の 10問
第5問
潜水の種類、方式に関し、次のうち正しいものはどれか。
フーカー式潜水は、レギュレーターを介して送気する定量送気式の潜水である。
ヘルメット式潜水器は、金属製のヘルメットとゴム製の潜水服により構成され、潜水器の構造が簡単であるが、その操作には熟練を要する。
ヘルメット式潜水は、応需送気式の潜水で、一般に船上のコンプレッサーによって送気し、比較的長時間の水中作業が可能である。
自給式潜水は、一般に閉鎖回路型スクーバ式潜水器を使用し、潜水作業者の行動を制限する送気ホース等が無いので作業の自由度が高い。
全面マスク式潜水は、ヘルメット式潜水器を小型化した潜水器を使用し、空気消費量が少ない定量送気式の潜水である。
潜水士 の 10問
第6問
空気圧縮機により送気する場合の設備に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
送気を調節するための空気槽は、潜水作業者ごとに設けなければならない。
予備空気槽内の空気の圧力は、常時、最高の潜水深度に相当する圧力以上でなければならない。
送気を調節するための空気槽が、予備空気槽の内容積等の規準に適合するものであるときは、予備空気槽を設けなくてもよい。
潜水作業者に、予備空気槽の内容積等の基準に適合する予備ボンベを携行させるときは、予備空気槽を設けなくてもよい。
潜水作業者に圧力調整器を使用させるときは、送気圧を計るための圧力計を、それ以外のときは送気量を計るための流量計を設けなければならない。
潜水士 の 10問
第7問
潜水によって生じる圧外傷に関し、次のうち誤っているものはどれか。
圧外傷は、水圧による疾患の代表的なものであり、水圧が身体に不均等に作用することで生じる。
圧外傷は、潜降、浮上いずれのときも生じ、潜降時のものをスクィーズ、浮上時のものをブロックと呼ぶことがある。
潜降時の圧外傷は、潜降による圧力変化のために体腔の容積が増えることで生じ、中耳腔や副鼻腔又は面マスクの内部や潜水服と皮膚の間などで生じる。
深さ1.8mのような浅い場所での潜水でも圧外傷が生じることがある。
虫歯になって内部に密閉された空洞ができた場合、その部分で圧外傷が生じることがある。
潜水士 の 10問
第8問
ヘルメット式潜水器に関し、次のうち誤っているものはどれか。
排気弁は、潜水作業者自身が頭で押して操作する。
ヘルメットの送気ホース取付部には、送気された空気が逆流することがないよう、逆止弁が設けられている。
ドレーンコックは、送気中の水分や油分をヘルメットの外へ排出するときに使用する。
ヘルメットは、頭部本体とシコロで構成され、シコロのボルトを蝶ゴムのボルト孔に通し、上から押さえ金を当て蝶ねじで締め付けて潜水服に固定する。
潜水服内の空気が下半身に入り込まないようにするため、腰部をベルトで締め付ける。
潜水士 の 10問
第9問
気体の性質に関し、次のうち正しいものはどれか。
ヘリウムは、密度が極めて小さく、他の元素と化合しやすい気体で、呼吸抵抗は少ない。
窒素は、化学的に安定した不活性の気体であり、高圧下でも麻酔性などの問題は生じない。
二酸化炭素は、空気中に0.03%~0.04%程度の割合で含まれている無色、無臭の気体で、人の呼吸の維持に微量必要なものである。
酸素は、無色、無臭の気体で、生命維持に必要不可欠なものであり、空気中の酸素濃度が高ければ高いほど人体にはよい。
一酸化炭素は、物質の不完全燃焼などによって生じ、無色の有毒な気体であるが、異臭をもつため発見は容易である。
潜水士 の 10問
第10問
潜水業務に常時従事する労働者に対して行う高気圧業務健康診断に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
健康診断は、雇い入れの際、潜水業務への配置替えの際及び潜水業務についた後6か月以内ごとに1回、定期におこなわなければならない。
水深10m未満の場所で潜水業務に常時従事する労働者についても、健康診断をおこなわなければならない。
定期に行った健康診断を受けた労働者のうち、無所見の物を除き、再検査を必要とする者及び異常の所見があると診断された者に対し、延滞なく、健康診断結果の通知を行わなければならない。
健康診断の結果、異常の所見があると診断された労働者については、健康診断実施日から3か月以内に医師の意見を聴かなければならない。
健康診断の結果に基づき、高気圧業務健康診断個人表を作成し、これを5年間保存しなければならない。