潜水士 の 10問
第1問
人体に及ぼす水温の作用及び体温に関し、次のうち誤っているものはどれか。
体温は、代謝によって生じる産熱と、人体と外部環境の温度差に基ずく放熱のバランスによって保たれる。
一般に水温が20℃以下の水中では、保温のためのウエットスーツやドライスーツの着用が必要となる。
水は空気より熱伝導率や比熱が大きいので、水中では陸上より体温が奪われやすい。
低体温症は、全身が冷やされて体内温度が25℃以下まで低下したとき発生し、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。
低体温症に陥った者にアルコールを摂取させると、皮膚の血管が拡張し体表面からの熱損失を増加させるので絶対に避けなければならない。
潜水士 の 10問
第2問
再圧室に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
水深10m以上の場所における潜水業務を行うときは、再圧室を設置し、又は利用できるような措置を講じなければならない。
再圧室の設置場所には、必要のある者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を見やすい箇所に表示しておかなければならない。
再圧室を使用するときは、出入に必要な場合を除き、主室と副室との間の扉を閉じ、かつ、副室の内部の圧力を主室より低く保たなければならない。
再圧室を使用したときは、そのつど、加圧及び減圧の状況を記録しておかなければならない。
再圧室については、設置時及びその後1か月をこえない期間ごとに、電路の漏電の有無等所定の事項について点検しなければならない。
潜水士 の 10問
第3問
次の文中の【 】の中にいれる【A】及び【B】の数字の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「全面マスク式潜水において、空気圧縮機により潜水作業者に送気するときは、潜水作業者ごとに、その水深の圧力下において毎分【 A 】L以上の送気を行うことができる空気圧縮機を使用し、かつ、送気圧をその水深の圧力に【 B 】Mpaを加えた値以上としなければならない。」
【A】70 【B】0.7
【A】60 【B】0.8
【A】60 【B】0.6
【A】40 【B】0.7
【A】40 【B】0.8
潜水士 の 10問
第4問
人体に及ぼす水温の作用及び体温に関し、次のうち誤っているものはどれか。
体温は、代謝によって生ずる産熱と、人体と外部環境の温度差に基づく放熱のバランスによって保たれる。
水中において、一般に水温が20℃以下では、保温のためのウエットスーツやドライスーツの着用が必要となる。
水中で体温が奪われやすい理由は、水の熱伝導率が空気の約26倍であり、また水の容積比熱は空気と比べてはるかに大きいからである。
低体温症に陥った者に対する処置としては、体温を回復させることが重要であり、暖かい風呂に入れることやアルコールの摂取も効果的な方法である。
水中で体温が低下すると、震え、意識の混濁や喪失などを起こし、死に至ることもある。
潜水士 の 10問
第5問
1日2回の潜水業務を1回目15m、2回目31mの深度で行うこととし、潜水時間70分で1回目を行った後、船上で60分安静にした場合、2回目の潜水時間の限度に最も近いものは次のうちどれか。(別表A及びBを用いて算出すること。)
50分
88分
95分
128分
133分
潜水士 の 10問
第6問
ヘルメット式潜水における浮上の方法(緊急時措置を含む。)に関し、次のうち誤っているものはどれか。
潜水作業者は浮上の連絡をかわしたら、潜降索のところへ戻り、緊急浮上時以外の場合は、毎分10mを超えない速度で浮上し、減圧症予防のため必要な場合は所定の水深で所定時間浮上停止を行う。
無停止減圧の範囲内の潜水の場合でも、水深6m又は3mで安全のための浮上停止(セーフティ・ストップ)を行うようにする。
潜水作業者が浮力調整で浮上できず、潜行索をたぐって浮上するときは、連絡員が潜行索を引き上げ、浮上を補助する。
緊急浮上を要する場合は、所定の浮上停止を省略し、又は所定の浮上停止時間を短縮し水面まで浮上する。
緊急浮上後は、潜水作業者を出来るだけ速やかに再圧室に入れ、その業務における潜水業務用時間表による第1回の浮上停止の水深に相当する圧力まで加圧する。
潜水士 の 10問
第7問
特殊な環境下における潜水に関し、次のうち正しいものはどれか。
暗渠内潜水は、長時間潜水することができるヘルメット式潜水により行われることが多い。
冷水中では、ドライスーツよりウエットスーツの方が体熱の損失が少ない。
河口付近の水域は、一般に視界が悪いが、降雨により視界が向上するので、降雨後は潜水に適している。
汚染のひどい水域では。スクーバ式潜水やフーカー式潜水は不適当である。
山岳部のダムなど高所域での潜水では、海面に比べて環境圧が低いので、通常の海洋での潜水よりも減圧浮上時間は短くできる。
潜水士 の 10問
第8問
圧力の単位に関する次の文中の【 】内に入れるA及びBの数値の組み合わせとして、正しいものは(1)から(5)のうちどれか。
「圧力計が50barを指している。この指示値をSI単位に換算すると【 A 】Mpaとなり、また、この値を気圧の単位に換算すると概ね【 B 】atmとなる。」
【A】M0.5
【B】0.5
【A】M0.5
【B】5
【A】M5
【B】5
【A】M5
【B】50
【A】M50
【B】50
潜水士 の 10問
第9問
特殊な環境下における潜水に関し、次のうち誤っているものはどれか。
暗渠潜水は、機動性に優れているスクーバ式潜水により行われる事が多いが、非常に危険であるので、緊急時の呼吸ガス設備や救援にあたる潜水者の配置等、考え得る最高の安全管理体制で臨む必要がある。
冷水中では、ウエットスーツよりドライスーツの方が体熱の損傷が少ない。
河口付近の水域は、一般に視界が悪いが、降雨後は潜水に適している。
冷水域での全面マスク式潜水では、呼吸器のデマンドバルブ部分が凍結することがあるので、凍結防止対策が施された潜水器を使用する。
山岳部のダムなどの高所域での潜水では、通常の海洋での潜水よりも長い減圧浮上時間が必要となる。
潜水士 の 10問
第10問
潜水士免許に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
満18歳に満たない者は、免許を受け取ることができない。
免許証の交付を受けた者で、潜水業務に現に就いているものは、免許証を減失したときは、免許証の再交付を受けなくてはならない。
免許証を他人に譲渡又は貸与したときは、免許の取り消し又は6か月以下の免許の効力の停止を受けることがある。
免許を取り消された者は、取消しの日から3年間は免許を受けることができない。
免許証の交付を受けた者で、潜水業務に就こうとするものは、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。