潜水士 の 5問
第1問
スクーバ式潜水に用いられるボンベ、圧力調整器等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
ボンベには、クロムモリブデン鋼などの鋼合金で製造されたスチールボンベと、アルミ合金で製造されたアルミボンベがある。
残圧計には圧力調整器の第2段減圧部からボンベの高圧空気がホースを通して送られ、ボンベ内の圧力が表示される。
ボンベには、内容積が4~18?のものがあり、一般に19.6MPa(ゲージ圧力)の空気が充?されている。
ボンベは、耐圧、衝撃、気密等の検査が行われ、最高充?圧力、内容積などが刻印されている。
圧力調整器は、始業前に、ボンベから送気した空気の漏れがないか、呼吸がスムーズに行えるか、などについて点検、確認する。
潜水士 の 5問
第2問
潜水業務に必要な器具に関し、次のうち誤っているものはどれか。
水深計には、2本の指針で現在の水深と潜水中の最大深度を表示する方式のものがある。
潜降索は、マニラ麻製又は同等の強度をもつのもで、1~2㎝程度の太さのものとし、水深を示す目印として3mごとにマークを付ける。
スクーバ式潜水で使用するウエットスーツには、レギュレターから空気を入れる吸気弁とスーツ内の余剰空気を排出する排気弁が付いている。
ヘルメット式潜水で使用する潜水服は、体温保持と浮力調整にため内部に相当量の空気を蓄えることができる。
スクーバ式潜水で使用する足ヒレ(フィン)には、ブーツをはめ込むフルフットタイプと、ブーツの爪先だけを差し込み踵をストラップで固定するオープンヒルタイプとがある。
潜水士 の 5問
第3問
厚生労働大臣が定める構造規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない設備・器具の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
空気清浄装置、潜水器
空気清浄装置、再圧室
再圧室、空気圧縮機
潜水器、再圧室
潜水器、空気圧縮機
潜水士 の 5問
第4問
再圧室に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
水深10m以上の場所における潜水業務を行うときは、再圧室を設置し、又は利用できるような措置を講じなければならない。
再圧室を使用するときは、再圧室の操作を行う者に、加圧及び減圧の状態その他異常の有無について常時監視させなければならない。
再圧室は、出入に必要な場合を除き、主室と副室の間の扉を閉じ、かつ、それぞれの内部の圧力を等しく保たなければならない。
再圧室の使用状況について、1か月以内ごとに1回、使用した日時及び加圧減圧の状況を記録しておかなければならない。
必要のある者以外の者が再圧室を設置した場所及び再圧室を操作する場所に立ち入ることを禁止し、その旨を見やすい箇所に表示しておかなければならない。
潜水士 の 5問
第5問
潜水業務に常時従事する労働者に対して行う高気圧業務健康診断に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
健康診断は、雇い入れの際、潜水業務への配置替えの際及び潜水業務についた後6か月以内ごとに1回、定期におこなわなければならない。
水深10m未満の場所で潜水業務に常時従事する労働者についても、健康診断をおこなわなければならない。
定期に行った健康診断を受けた労働者のうち、無所見の物を除き、再検査を必要とする者及び異常の所見があると診断された者に対し、延滞なく、健康診断結果の通知を行わなければならない。
健康診断の結果、異常の所見があると診断された労働者については、健康診断実施日から3か月以内に医師の意見を聴かなければならない。
健康診断の結果に基づき、高気圧業務健康診断個人表を作成し、これを5年間保存しなければならない。