潜水士 の 5問
第1問
ヒトの神経系に関し、次のうち誤っているものはどれか。
神経系は、身体を環境に順応させたり動かしたりするために、身体の各部の動きや連携の統制を司る。
神経系は、中枢神経系と末梢神経系から成る。
中枢神経系は、脳と脊髄から成るが、脳は特に多くのエネルギーを消費するため、脳への酸素供給が3分間途絶えると修復困難な障害を受けるとされる。
末梢神経系は、体性神経と自律神経から成る。
体制神経は、交感神経と副交感神経から成り、運動と感覚の作用を調整している。
潜水士 の 5問
第2問
下の図は、ヒトの血液循環の経路の一部を模式的に表したものであるが、図中の血管A~Dのうち、酸素を多く含んだ血液が流れる血管の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
A,D
C,D
A,C
A,B
B,C
潜水士 の 5問
第3問
潜水業務における酸素中毒に関し、次のうち誤っているものはどれか。
酸素中毒は、中枢神経が冒される脳酸素中毒と肺が冒される肺酸素中毒に大きく分けられる。
脳酸素中毒の症状には、吐き気やめまい、耳鳴り、筋肉の震え、痙攣発作などがあり、特に痙攣発作が潜水中に起こると多くの場合致命的になる。
肺酸素中毒の症状は、軽度の胸部違和感、咳、痰などが主なもので、致命的になることは通常は考えられないが、肺活量が減少することがある。
脳酸素中毒は、0.5気圧程度の酸素分圧の呼吸ガスを長時間吸収したときに生じ、肺酸素中毒は、1.4~1.6気圧程度の酸素分圧の呼吸ガスを短時間呼吸したときに生じる。
炭酸ガス中毒に罹患すると、酸素中毒にも罹患しやすくなる。
潜水士 の 5問
第4問
一次救命処置に関し、次のうち誤っているものはどれか。
傷病者に反応がない場合は、気道を確保した後、約1分間呼吸の様子を観察し、普段どおりの息(正常な呼吸)が無いと判断した場合に、心配蘇生を行う。
しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸で、肺と腹部の動きが普通どおりでない場合は、心停止の直後にみられる死戦期呼吸と判断する。
気道確保は、頭部後屈・あご先挙法により行う。
胸骨圧迫と人工呼吸を実施する場合には、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返す。
AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときには、胸骨圧迫を再開し心肺蘇生を続ける。
潜水士 の 5問
第5問
潜水業務に係る潜降、浮上に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
潜水作業者の潜降速度は、毎分10m以下と定められている。
潜水作業者の浮上速度は、事故のため緊急浮上させる場合を除き、毎分10m以下と定められている。
水深は10m未満の場所の潜水業務においても、潜水作業者にさがり綱を使用させなければならない。
緊急浮上後、潜水作業者を再圧室に入れて加圧するときは、毎分0.08Mpa以下の速度としなければならない。
潜水業務を行うときは、潜水作業者に純酸素を吸入させてはならない。