1級土木施工管理技士 の 1門
第1問
品質管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
品質管理を進めるうえで大切なことは、目標を定めて、その目標に最も早く近づくための合理的な計画を立て、それを実行に移すことである。
品質特性を決める場合には、工程に対して処置をとりやすい特性で、完成後に結果のわかるものであることが望ましい。
品質は必ずある値付近にばらつくものであり、設計値を十分満足するような品質を実現するためには、ばらつきの度合いを考慮して余裕を持った品質を目標とする必要がある。
構造物に要求される品質は、一般に設計図書(図面)と仕様書に規定されており、この品質を満たすには、何を品質管理の対象項目とするかを決める必要がある。