1級土木施工管理技士 の 1門
第1問
場所打ち杭工法の掘削土の適正処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
建設汚泥を自工区の現場で盛土に用いるには、特定有害物質の含有量の確認は不要である。
流動性を呈しコーン指数が概ね200kN/m2以下で一軸圧縮強度が概ね50kN/m2以下の建設汚泥は、産業廃棄物として取り扱われる。
脱水や乾燥処理を行った建設汚泥は、粘土やシルト分が多く含まれるが、粗粒分を混合して内部摩擦角を増加させて、更に生活環境の保全上支障のないものは盛土に使用することができる。
含水率が高く粒子の直径が74ミクロンを超える粒子が概ね95%以上含まれる掘削物は、ずり分離などを行って水分を除去し、更に生活環境の保全上支障のないものは盛土に使用することができる。