1級土木施工管理技士 の 5門
第1問
道路の各種アスファルト舗装の特徴に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
騒音低減機能を有する舗装とは、エアポンピング音などの発生抑制やエンジン音などの機械音の吸音によって騒音を低減する舗装で、一般にポーラスアスファルト舗装が用いられている。
排水機能を有する舗装とは、透水性を有した材料を用いて雨水などを表層から基層、路盤に浸透させる構造とした舗装で、透水機能層には一般にポーラスアスファルト混合物が用いられている。
路面温度上昇抑制機能を有する舗装とは、通常の舗装と比較して夏季日中の路面温度の上昇を抑制する舗装で、土系舗装など自然の被覆状態を創造するものや遮熱性材料を舗装表面に塗布するものなどがある。
凍結抑制機能を有する舗装とは、積雪寒冷期における走行車両の安全性などに効果のある舗装で、アスファルト混合物に塩化物を加工して添加したものや舗装表面にゴム粒子などにより表面処理を行うものなどがある。
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第2問
型枠支保工の設置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
型枠支保工の組立て等作業主任者は、作業方法を決定し、材料の欠点の有無や器具及び工具の点検、不良品の排除等を行うとともに、安全帯等や保護帽の使用状況を監視する。
鋼材と鋼材との接合部や交差部は、ボルト、クランプ等の金具により確実に緊結しなければならない。
組立図作成時には、支柱・はり・つなぎ・筋かい等の部材配置や接合方法を明示し、組立寸法は現地での組立完了後に明示する。
支保工には、垂直荷重に加え水平荷重を考慮することとし、水平荷重の作用位置は支保工の上端とする。
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第3問
コンクリート舗装の補修に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
コンクリートによるオーバーレイ工法で超早強セメントを用いた場合には、散水養生を行い、養生マットで十分な湿潤状態を保つようにする。
隅角部の局部打換えでは、ひび割れの外側をコンクリートカッタで2~3cm の深さに切り、カッター線が交わる角の部分は応力集中を軽減させるため丸味を付けておくとよい。
打換え工法では、既設の路側構造物と打換えコンクリート版との間には、瀝青系目地板などを用いて縁を切り自由縁部とする。
コンクリート版の横断方向のひび割れに対する局部打換えでは、ひび割れが目地から3m以上の位置に生じた場合、そのひび割れ部を収縮目地に置き換えるよう施工する。
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第4問
渓流保全工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
帯工は、その帯工の上流にある床固工の埋没の防止や床固工の間隔が広い区間における縦侵食を防止するために設置する。
床固工は、計画河床の安定化や渓床堆積物の流出を防止するために、渓流保全工の上下流端、計画河床勾配の変化点などに設置する。
工事の実施にあたっては、工事そのものが渓流に現存する生態系に大きな影響を与えないように配慮して施工する。
護岸工は、渓岸の崩壊防止、渓岸の横侵食防止、床固工の袖部の保護などを目的として設置する。
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第5問
海岸堤防の根固工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
根固工は、法面被覆工の法先などに接続して設ける必要があり、単独に沈下や屈とうできるように被覆工や基礎工と絶縁しなければならない。
異型ブロックを用いた根固工は、異型ブロック間の空隙が大きいため、その下部に空隙の大きい捨石層を設けることが望ましい。
捨石根固工を汀線付近に設置する場合は、原地盤を1m以上掘り込むか天端幅を広くとることが多い。
捨石根固工の施工にあたっては、表層に所要の質量のものを3個並び以上とし、根固工の内部に向かって次第に小さい石を捨て込む。