2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第1問
地盤改良の工法のうち、表層処理工法に該当するものは次のうちどれか。
ウェルポイント工法
押え盛土工法
薬液注入工法
サンドマット工法
2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第2問
道路のアスファルト舗装のプライムコート及びタックコートの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
プライムコートは、新たに舗設する混合物層とその下層の瀝青安定処理層、中間層、基層との接着をよくするために行う。
プライムコートには、通常、アスファルト乳剤(PK-3)を用いて、散布量は一般に1~2リットル/m2が標準である。
タックコートの施工で急速施工の場合、瀝青材料散布後の養生時間を短縮するため、ロードヒータにより路面を加熱する方法を採ることがある。
タックコートには、通常、アスファルト乳剤(PK-4)を用いて、散布量は一般に0.3~0.6リットル/m2が標準である。
2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第3問
コンクリートの用語の説明に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
粗骨材の最大寸法とは、質量で骨材の90%以上が通るふるいのうち、最小寸法のふるいの呼び寸法で示される粗骨材の寸法である。
かぶりとは、鋼材あるいはシースの表面からコンクリート表面までの最短距離で計測したコンクリートの厚さである。
設計基準強度とは、構造計算において基準とするコンクリートの強度で、一般に材齢28日における圧縮強度を基準とする。
水セメント比とは、フレッシュコンクリートに含まれるセメントペースト中の水とセメントの体積比である。
2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第4問
品質管理のPDCA(Plan、Do、Check、Action)の手順として、適当なものは次のうちどれか。
【イ】異常の原因を除去する処置をとる。
【ロ】工事を「作業標準」に従って作業を実施する。
【ハ】各データにより解析、検討する。
【ニ】「品質特性」を決め、「品質標準」を決める。
(ロ)→ (ニ) → (ハ) → (イ)
(ニ)→ (ロ) → (ハ) → (イ)
(イ)→ (ハ) → (ロ) → (ニ)
(ニ)→ (ロ) → (イ) → (ハ)
2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第5問
建設工事の土工作業における地域住民への生活環境の保全対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
土運搬による土砂の飛散を防止するには、過積載の防止、荷台へのシート掛けを行う外に現場から出た所の公道上に洗車設備を設置する。
土砂の流出による水質汚濁などを防止するには、盛土の法面の安定勾配を確保し土砂止などを設置する。
騒音、振動を防止するには、低騒音型、低振動型の建設機械を採用する。
盛土箇所の塵あいを防止するには、盛土表面への散水、乳剤散布、種子吹付けなどを実施する。