2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第1問
測量に関する次の説明文に該当するものは、次のうちどれか。
この観測方法は、主として地上で水平角、高度角、距離を電子的に観測する自動システムで器械と鏡の位置の相対的三次元測量である。その相対位置の測定は、水準面あるいは重力の方向に準拠して行われる。
この測量方法の利点は、1回の視準で測距、測角が同時に測定できることにある。
汎地球測位システム(GPS)
光波測距儀
電子式セオドライト
トータルステーション
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第2問
土工機械と土工作業の次の組合せのうち、適当でないものはどれか。
【土工機械】クラムシェル 【土工作業】水中掘削
【土工機械】モーターグレーダ 【土工作業】敷均し・締固め
【土工機械】スクレーパ 【土工作業】掘削・積込み・運搬・敷均し
【土工機械】不整地運搬車(クローラーダンプ) 【土工作業】軟弱地での運搬
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第3問
アスファルト舗装道路の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
初転圧時に、ロードローラへのアスファルト混合物の付着防止のため、ローラに水を多量に散布した。
寒冷期のタックコートの施工であったため、アスファルト乳剤を加温して散布した。
表層及び基層用混合物の舗設は、所定の温度で行い、所定の締固め度が得られるように転圧した。
二次転圧に振動ローラを使用したので、仕上げ転圧にはタイヤローラを用いて転圧した。
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第4問
品質管理のPDCA(Plan、Do、Check、Action)の手順として、適当なものは次のうちどれか。
【イ】異常の原因を除去する処置をとる。
【ロ】工事を「作業標準」に従って作業を実施する。
【ハ】各データにより解析、検討する。
【ニ】「品質特性」を決め、「品質標準」を決める。
(ロ)→ (ニ) → (ハ) → (イ)
(ニ)→ (ロ) → (ハ) → (イ)
(イ)→ (ハ) → (ロ) → (ニ)
(ニ)→ (ロ) → (イ) → (ハ)
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第5問
コンクリートダムに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
転流工は、ダム本体工事期間中の河川の流れを一時迂回させるものであり、河川流量や地形などを考慮して仮排水路トンネル方式が多く用いられる。
コンクリートの水平打継目に生じたレイタンスは、完全に硬化後、新たなコンクリートの打込み前に圧力水や電動ブラシなどで除去する。
グラウチングは、ダムの基礎地盤などの遮水性の改良又は弱部の補強を主な目的として実施する。
基礎掘削は、計画掘削線に近づいたら発破掘削はさけ、人力やブレーカなどで岩盤が緩まないように注意して施工する。