2級土木施工管理技士(土木) の 5門
第1問
場所打ち杭に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
オールケーシング工法は、スタンドパイプを建込み、孔内水位を地下水位より2m 以上高く保持し、孔壁に水圧をかけて崩壊を防ぐ。
アースドリル工法は、表層ケーシングを建込み、孔内に注入した安定液の水位を地下水位以上に保ち孔壁の崩壊を防ぐ。
リバース工法は、ライナープレート、モルタルライニングによる方法などによって、孔壁の土留めをしながら内部の土砂を掘削する。
深礎工法は、杭の全長にわたりケーシングチューブを揺動圧入又は回転圧入し、地盤の崩壊を防ぐ。
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第2問
上水道管路の布設に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
栓止めした管を掘削する前に、手前の仕切弁が全閉であることを確認する。
既設管には、内圧がかかっている場合があるので、栓の正面には絶対立たない。
鋳鉄管の切断は、直管及び異形管ともに切断機で行うことを標準とする。
管の切断にあたっては、切断線の標線を管の全周にわたって入れる。
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第3問
振動を防止することにより住民の生活環境を保全する必要があると認める地域の指定を行う者と、指定地域内の振動の大きさを測定する者との次の組合せのうち、振動規制法上、正しいものはどれか。
環境大臣 ―― 都道府県知事
環境大臣 ―― 市町村長
都道府県知事 ―― 都道府県知事
都道府県知事又は市長 ―― 市町村長
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第4問
工程管理の説明文に該当する工程図表の名称で次のうち、適当なものはどれか。
縦軸に各作業を並べ、横軸に工期をとり、各作業の開始時点から終了時点までの日数を棒線で表した工程表であり、各作業の開始日、終了日、所要日数が明らかになり、簡潔で見やすく、使いやすい。
グラフ式工程表
ネットワーク式工程表
横線式工程表(バーチャート)
斜線式工程表
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第5問
基礎地盤の改良工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
置換工法には、軟弱地盤の全部又は一部を掘削して、良質な材料と置きかえる掘削置換工法がある。
固結工法には、軟弱地盤の土粒子間に水ガラス系薬液を注入して、間隙水を固結させ、強さを増大させる薬液注入工法がある。
脱水工法には、パイプと孔壁との間にフィルター材を充てんし、水中ポンプなどで排水するディープウェル工法がある。
表層処理工法には、軟弱地盤上に敷砂を厚さ0.5~1.2 m 程度に敷設するサンドマット工法がある。