2級土木施工管理技士(鋼構造物塗装) の 5門
第1問
労働時間などに関する次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
使用者は、原則として労働者に対して、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない。
使用者は、原則として労働者に、休憩時間を除き1週間について48 時間を越えて、労働させてはならない。
使用者は、原則として労働時間が6時間を越える場合においては、少くとも45分間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
使用者は、原則として1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を越えて、労働させてはならない。
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第2問
上塗塗料に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
上塗塗料は、着色や光沢など所要の外観が得られ、腐食因子の塗膜内への浸透を抑制する。
上塗塗膜は、酸性雨、火山性ガスの酸性やコンクリートのアルカリ性に耐える耐薬品性が環境によっては必要である。
上塗塗料は、防食下地と緻密な被膜を形成する樹脂を用いる。
上塗塗膜は、水、大気、紫外線などに直接さらされるので、耐水性や耐候性に優れている必要がある。
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第3問
防食下地に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
無機ジンクリッチペイントは、亜鉛と硝酸塩を主成分とする一液一粉末形の塗料である。
無機ジンクリッチペイントは、空気中の水分により縮合重合反応を行って硬化するので、相対湿度が50%以下の場合には塗付作業は行わない。
有機ジンクリッチペイントは、亜鉛とポリウレタン樹脂からなる主剤と硬化剤を用いる二液一粉末形又は二液形の塗料である。
有機ジンクリッチペイントは、密着性がよく動力工具で素地調整を行った鋼材面にも塗布でき、無機ジンクリッチペイントに比べて防錆効果が大きい。
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第4問
下記の説明に該当する工程表は、次のうちどれか。
「縦軸に出来高比率(%)を取り、横軸に時間経過比率(%)を取り、あらかじめ、予定工程を計画し、実施工程がその上方限界及び下方限界の許容範囲内に収まるように管理する工程表である。」
横線式工程表(バーチャート)
横線式工程表(ガントチャート)
曲線式工程表
ネットワーク式工程表
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第5問
塗付作業に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
塗装間隔が長い場合は、下層塗膜の乾燥硬化が進み、密着性が低下し上層塗膜にあわや膨れが生じることがある。
気温が低い場合は、乾燥が遅くなり、塗料の粘度が増大して作業性は悪くなる。
気温が高い場合は、乾燥が早くなり、多液形塗料では可使時間が短くなる。
現場塗装では、ローラーブラシを使用する場合、塗料によってはローラー目やあわなどを生じやすいので注意する。