2級土木施工管理技士(薬液注入) の 5門
第1問
特定元方事業者が、その労働者及び関係請負人の労働者の作業が同一の場所において行われることによって生ずる労働災害を防止するために講ずべき措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上誤っているものはどれか。
作業間の連絡及び調整を行うこと。
作業場所を巡視すること。
関係請負人が行う労働者の安全又は衛生のための教育に対する指導及び援助を行うこと。
一次下請け、二次下請けの関係請負人毎に協議組織を設置させること。
2級土木施工管理技士(薬液注入) の 5門
第2問
騒音規制法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
特定建設作業を伴う建設工事を施工する者に対し、特定建設作業の状況その他必要事項の報告を求めることができるのは、都道府県知事である。
指定地域内での特定建設作業の実施の届出は、緊急の場合には発注者が行う。
さく岩機を使用した作業地点が移動しない作業で、作業を開始した日に終わらない作業は特定建設作業である。
建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類は、特定建設作業の実施の届出事項には該当しない。
2級土木施工管理技士(薬液注入) の 5門
第3問
薬液注入における自記記録圧力流量計で記録されたチャート紙に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
監督職員は、現場立会いにより、注入の施工状況がチャート紙に適切に記録されているかを把握する。
チャート紙は、発注者の検印のあるものを用い、これに施工管理担当者が日々作業開始前にサイン及び日付を記入する。
チャート紙は、注入作業終了後に切り離して監督職員に提出する。
監督職員が現場立会いした場合は、チャート紙に監督職員がサインする。
2級土木施工管理技士(薬液注入) の 5門
第4問
年少者の就業に関する次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
使用者は、児童が満16 歳に達する日までに、この者を使用してはならない。
使用者は、交代制によって使用する満16 歳以上の男性を除き、満18 歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。
使用者は、満18歳に満たない者を坑内で労働させてはならない。
使用者は、満18歳に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
2級土木施工管理技士(薬液注入) の 5門
第5問
塗替え塗装時の素地調整法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
塗替塗装では、鋼構造物塗装のLCC(ライフサイクルコスト)低減をはかるために耐久性の優れた重防食塗装が望ましく、素地調整程度1種とする。
ブラスト処理工法は、ボルト接合部や凹凸のある箇所で、研削材が直接打撃されない部材凸部の陰の部分や隅角部などでさびや劣化塗膜が残存することがあるので、特に注意を払う必要がある。
ウォータージェットブラスト工法は、研削材による表面処理後、研削材と除去塗膜を同時に回収するため、研削材の飛散や施工時の騒音を少なくすることができる。
塗膜剥離剤を利用した塗膜除去は、塗膜剥離剤を塗膜に塗付し化学的に塗膜を膨潤軟化させて除去するので、ブラスト処理工法と比較した場合、産業廃棄物の量が少なく粉塵と飛散がない。