エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第1問
ある会社におけるウォータフォールモデルによるシステム開発の標準では、開発工程ごとの工数比率を表1のとおりに配分することになっている。全体工数が40人月と見積もられるシステム開発に対し、表2に示す開発要員数を割り当てることになった。このシステム開発に要する期間は何か月になるか。
2.5
6.7
12
14
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第2問
MISRA-Cの説明として、適切なものはどれか。
オブジェクト指向の機能をもち、スマートフォンの開発などに使用されているC言語の上位互換言語
可変長配列、複素数型などをサポートする、ISOが制定したC言語の規格
協調設計(コデザイン)でシステムをシミュレートするために使用する、C++を利用したシステム記述言語
車載システムの品質向上を目的に制定された、C言語実装法のガイドライン
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第3問
PMBOKのプロジェクト統合マネジメントにおいて、プロジェクトスコープの拡張や縮小を行うのに必要なものはどれか。
欠陥修正
是正措置
変更要求
予防処理
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第4問
ページング方式の仮想記憶において、あるプロセスが仮想アドレス空間全体に対応したページテーブルを持つ場合、ページテーブルに必要な領域の大きさを2x バイトで表すとすると、x を表す式はどれか。ここで、仮想アドレス空間の大きさは2L バイト、ページサイズは2N バイト、ページテーブルの各エントリの大きさは2E バイトとし、その他の情報については考慮しないものとする。
L + N + E
L + N - E
L - N + E
L - N - E
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第5問
業務プロセスを可視化する手法としてUMLを採用した場合の活用シーンはどれか。
データ中心にプロセスを表現するためにデータをエンティティとその属性で表し、エンティティ間の関連を図にする。
データの流れによってプロセスを表現するために、データの発生、吸収の場所、蓄積場所、データの処理をデータの流れを示す矢印でつないで表現する。
複数の観点でプロセスを表現するために、目的に応じたモデル図法を使用し、オブジェクトモデリングのために標準化された記述ルールで表現する。
プロセスの機能を網羅的に表現するために、一つの要件に対し発生する事象を条件分岐の形式で記述する。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第6問
営業債権管理業務に関する内部統制のうち、適切なものはどれか。
売掛金回収条件の設定は、営業部門でなく、審査部門が行っている。
売掛金の消込み入力と承認処理は、販売を担当した営業部門が行っている。
顧客ごとの与信限度の決定は、審査部門ではなく、営業部門の責任者が行っている。
値引き・割戻し処理は、取引先の実体を熟知している営業部門の担当者が行っている。
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第7問
次の表は、入力記号の集合が{0, 1}、状態集合が{a, b, c, d}である有限オートマトンの状態遷移表である。長さ3以上の任意のビット列を左(上位ビット)から順に読み込んで最後が110で終わっているものを受理するには、どの状態を受理状態とすればよいか。
a
b
c
d
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第8問
プログラムの誤りの一つに、繰返し処理の判定条件としてA ≥ aとすべきところをA > aとコーディングすることがある。このような誤りを見つけ出すために有効なテストケース設計技法はどれか。ここでAは変数、aは定数とする。
限界値分析
条件網羅
同地分割
分岐網羅
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第9問
分散データベースにおいて図のようなコマンドシーケンスがあった。調停者がシーケンスaで発行したコマンドはどれか。ここで、コマンドシーケンスの記述にUMLのシーケンス図の記法を用いる。
COMMITの実行要求
ROLLBACKの実行要求
判定コードの書出し要求
ログ書出しの実行要求
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) の 10問
第10問
RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。
RAID 1
RAID 2
RAID 3
RAID 4