第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第1問
化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
一酸化炭素による中毒では、ヘモグロビン合成の障害による貧血、溶血などがみられる。
シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、痙攣などがみられる。
硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。
二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。
弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第2問
事業場の建物、施設等に関する措置について、労働安全衛生規則の衛生基準に違反しているものは次のうちどれか。
60人の労働者を常時就業させている屋内作業場の気積が、設備の占める容積及び床面から3mを超える高さにある空間を除き600m3となっている。
ねずみ、昆虫等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びにねずみ、昆虫等による被害の状況について、6か月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施し、その調査結果に基づき必要な措置を講じている。
事業場に附属する食堂の床面積を、食事の際の1人について、約1.5m2となるようにしている。
労働衛生上有害な業務を行っていない屋内作業場で、直接外気に向かって開放することのできる窓の面積が常時床面積の1/15であるものに、換気設備を設けていない。
男性5人と女性55人の労働者を常時使用している事業場で、女性用には臥床できる休養室を設けているが、男性用には休養室や休養所を設けていない。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第3問
厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として、行政的見地から設定されたものである。
A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。
B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源から遠い場所で作業が行われる場合等において、有害物質の作業者の位置における濃度を知るために行う測定である。
A測定の第二評価値が管理濃度を超えている単位作業場所の管理区分は、B測定の結果に関係なく第三管理区分となる。
B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている単位作業場所の管理区分は、A測定の結果に関係なく第三管理区分となる。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第4問
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以下になるようにする。
書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。
ディスプレイは、おおむね30cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が眼の高さより上になるようにする。
単純入力型又は拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けるようにする。
VDT作業健康診断は、一般健康診断を実施する際に、併せて実施してもよい。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第5問
週所定労働時間が30時間以上で、雇入れの日から起算して5年6か月継続勤務した労働者に対して、新たに与えなければならない年次有給休暇日数は、法令上、何日か。ただし、その労働者はその直前の1年間に全労働日の8割以上出勤したものとする。
16日
17日
18日
19日
20日
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第6問
一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
気道を確保するためには、仰向けにした傷病者のそばにしゃがみ、後頭部を軽く上げ、あごを下方に押さえる。
反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者で、嘔吐や吐血などがみられる場合は、回復体位をとらせる。
人工呼吸が可能な場合、心肺蘇生は、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返して行う。
胸骨圧迫は、胸が少なくとも5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に少なくとも100回のテンポで行う。
AED(自動体外式除細動器)を用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときは、胸骨圧迫を再開し、心肺蘇生を続ける。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第7問
骨折に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
単純骨折とは、骨にひびが入った状態のことをいう。
複雑骨折とは、骨が多数の骨片に破砕された状態をいう。
完全骨折では、骨折端どうしが擦れ合う軋轢音や変形などが認められる。
骨折部の固定のため副子を手や足に当てるときは、その先端が手先や足先から出ないようにする。
脊髄損傷が疑われる場合は、負傷者を硬い板の上に乗せて搬送してはならない。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第8問
ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ストレスにより、自律神経系や内分泌系によるホメオスタシスの維持ができなくなり、心身の健康障害が発生することがある。
典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の亢進がある。
ストレス反応は、個人差が大きい。
ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患を招くことがある。
昇進や昇格がストレスの原因となることはない。
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第9問
厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ、譲渡し、貸与し、又は設置してはならない機械等に該当しないものは、次のうちどれか。
潜水器
防振手袋
一酸化炭素用防毒マスク
ろ過材及び面体を有する防じんマスク
排気量40cm3以上の内燃機関を内蔵するチェーンソー
第一種衛生管理者(国家試験) の 10門
第10問
金属等による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
金属水銀中毒では、感情不安定、幻覚などの精神障害や手指の震えなどがみられる。
鉛中毒では、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などがみられる。
マンガン中毒では、指の骨の溶解、肝臓の血管肉腫などがみられる。
カドミウム中毒では、上気道炎、肺炎、腎障害などがみられる。
砒素中毒では、角化症、黒皮症などの皮膚障害や鼻中隔穿孔などがみられる。